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Day 6 ゴルフ、師匠との再会、エリザベス女王よ永遠に
2023年9月8日。
こちらに来てからだいたい深夜1時すぎに寝るのだが、必ず6時や7時には目覚めてしまう。毎日が遠足だからだろう。
この日はゴルフ、師匠との面会、そして少し観光するか、疲れてたら親戚の家に戻るか街中に出るか、その時になって決めよう。
おにぎり2つの朝食。前日パリで食べたおにぎりなんてこれには足元にも及ばない。中身はゆかりでした。運動前の腹ごしらえをして出発。
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182番のバスに乗りサドバリーゴルフクラブに到着、ここで待ち合わせ。バス一本でゴルフ場へ行けるくらい、ロンドン郊外にはあちらこちらにゴルフ場が点在する。
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1991年。ロンドンにいた頃アルバイトさせてもらってた日本食レストランわかば。ここに努めていて、その後独立する寿司の大将とはイギリスと日本と離れても、長きに渡るお付き合い。今回渡英し、一人で回れるゴルフ場を紹介してもらうつもりで連絡すると、大将の奥さまがメンバーのコースで一緒にプレー出来るという喜び、そして嬉しい再会だ。
創立102年を迎える伝統のあるゴルフ場。和暦で言うと大正10年オープンだそうだ。
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プレー費は30ポンド約5500円。レンタルクラブと電動トロリーを借りて40ポンド。
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いよいよワクワクドキドキのスタートだ。1番ホールは右手の隣のホールとの境の木の下へ。そしてセカンドは左へと安定しないのはいつものことだ。
2番ホール、3番ホールとドライバーは何故か右へ曲がる。先日レッスンでコーチに直してもらったのになぜだろう。
サドバリーゴルフクラブ1番ホールティーグラウンドの360度写真は下記リンクより
ん?と、途中で気が付いた。いつも使っている自分のクラブのシャフトはS(硬い)なのに対して、レンタルクラブはR(柔らかい)なので、しなったクラブのヘッドがインパクトの際に右を向いているから?
と言うことは、修正するのにどうしたら良いのか?ボールの位置を左に移動させて構えるのが正解か?最初から左へ向いて打ち出した方が良いのか?はたまたちゃんとクラブのしなりを利用出来てない打ち方が悪いのか。いやいや、ここは仕方がない。今日はスコアは二の次だ。ゴルフの本場イギリスロンドンでプレー出来ている喜びに浸ろう。
ラフにあるはずのボールが見つからずに4つ失くしまう。OBも一発叩いたり、2段グリーンの傾斜と上りの斜面に苦戦して12打も大叩きしたホールもあった。がしかし悪いショットばかりではない。パーを2つ取れた。
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最後までドライバーは修正出来なかったが、ここのコースの手入れの行き届いた所、メンバー同士の仲の良さ、フレンドリーなスタッフ、何よりも同伴してくれた大将の奥さんに感謝だ。
スコアは聞かぬが情だが・・・59 65の124と白状しておこう。
クラブハウスでまずはビール。乾いた喉に染み渡る。
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そしてサンドイッチ。サーモンとエビのサンドイッチはウマウマ!
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ここからバスで、大将の入所するホームに向かう。個室に入ると大将はお昼寝していたが、起こすと私との再会を喜んでくれた。昔話や近況報告、1時間程と短い時間ではありながらも貴重な時間を過ごせた。私を見送るためにエレベーターへ。そこにはエリザベス女王の写真が貼ってある。偶然にもこの日はエリザベス女王が亡くなった命日、1周忌だと聞く。
大将と会えて良かった。もっと早く来れてたら、また一緒にゴルフも出来ただろう。しかし過ぎた日はもう戻らない。でも思い出だけは永遠だ。
歩いてベーカルーラインのストーンブリッジ駅へ向かう。さてここからYasukoの家に戻るか、それとも街中に出るか、しばし迷う。
そうだこんな偶然はない。今日はエリザベス女王の命日だ!
翌日に予定していた2回目のロンドン中心地の観光を行おうと決めた。
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パディントンベア
まずはかつて通った語学学校だ。パディントン駅から徒歩5分。グーグルマップを頼りながらも景色は覚えていた。呼鈴を鳴らすも誰も出てこない。灯りはついているのに。
私の通った頃は午前中、午後、夜と授業が行われていて、授業が終わると親戚の作ってくれたサンドイッチをカフェテリアで紅茶だけ買い、クラスメートとワイワイ食べたものだ。そのカフェテリアも窓の外から覗くと調度品は変わっていても健在だ。
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インテンシブ・イングリッシュ
ここからマーブル・アーチへ向かう。パリの凱旋門を小さくしたような白い門がある。のだが、残念なことに修復中で、マーブル・アーチのイメージにグッチのコマーシャルを散りばめたなんとも残念な姿だった。パリのオペラ座もそうだったが、こういったところはツイてない。
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おやつと水分補給を兼ねてスーパーマーケットに入りいちごひとパックとソルト&ビネガーのクリスプスを買う。アメリカやオーストラリアのブリスベンで食べたいちごは酸っぱかったが、イギリスのいちごは美味しいし安い。1パック250円くらいだ。
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歩道を掃除する黒人男性に「街をキレイにしてくれてありがとう」と伝えると、そんな事を言ってくる人はいないと。彼と少し立ち話をした。こんな交流も楽しい。
ここから夕暮れを迎えたハイドパークを歩く。若者たちがビニールシートを敷いて酒盛りしている姿を多く見られる。昔は外でお酒を飲むことはご法度だったが、法律が変わったのか?それともあの病の一件で多めに見られてるのか?
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グリーンパークを歩き、バッキンガム宮殿に到着。すでに19時半を越えていても観光客は多い。エリザベス女王に向けた花束も捧げられていた。
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バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿前で撮影した360度写真は下記リンクより。
ここからウェストミンスター寺院、隣のビッグベン(国会議事堂)に向かう。
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到着する5分前にビッグベンの時計塔からの時報が聞こえてきた。
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今はあまり見ない
足の疲れもピークに達してきている。ゴルフをワンラウンド終えてからのウォーキングなのだから無理もない。いったい何キロ歩いただろう。しかし、懐かしい風景は歩くことさえワクワクさせてくれる。ライトアップされたビッグベンが大好き。
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そしてウェストミンスター橋の反対側には新名所のロンドン・アイ。恐らくここはロンドンイチ夜景の名所だろう。
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ウェストミンスターブリッジから見たビッグ・ベンとロンドンアイの360度写真はこちらから
かつて過ごした頃は、クリスマスのイルミネーションを施されたピカデリーサーカスから臨むリージェント・ストリートが好きだった。
ここまで来たら疲れたなどと言ってられない。どうしても見たい場所がもう一箇所あるのだ。
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地下鉄でロンドンブリッジ駅に移動し、
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落ちた〜落ちた〜♫
ロンドンブリッジからタワーブリッジを眺める。
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ベルファスト号のライトアップ
タワーブリッジの手前にはベルファスト号、新名所の高層ビルザ・シャード。
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後ろにはライトアップされたセントポール大聖堂が見える。
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ライトアップされたタワーブリッジはとても美しい。やはりここまで来て正解だ。
タワーブリッジとザ・シャードを収めた360度写真は下記リンクより
モニュメント駅から地下鉄で帰る。この日は喉の乾きをハイネケンが癒やし、黒霧島が脚の疲れを忘れさせてくれた。
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じゃないけど美味しいね
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