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できる人はやり方が違うシン勉強法

❔ 英単語や周期表、年号が覚えられない
❔ もうすぐ試験なのに全然勉強に集中できない
❔ 勉強をしているのに成績が上がらない
❔ 資格の勉強をしているんだけど年齢のせいで頭に入らない
❔ そもそもどうやって勉強していいのかわからない

挙げていけばキリがないほど勉強に関しては悩みが付きません、一生の悩みかもしれません、そして何を隠そう私もその1人でした。

私は小学5年生まで頭の中がサッカーでいっぱいの男の子でした。
朝は集団登校を無視してサッカーボールをキープするため学校まで走り、放課後は最後に帰る先生が用具入れを閉めるまでサッカーに明け暮れていました。
私のすごいところは、部活やサッカークラブに所属していたのではなく、ただの遊びでサッカーをやっていたことです。

そんな少年に学力などあるわけがありません、一つ良いところを挙げるとしたらサッカーするために宿題を早く終わらせることくらい、それもやり方が雑でよく先生に怒られていました。
もちろんテストの結果は散々、こんな子どもをよく家族は怒らなかったなと感心します。

それほど勉強とは無縁の私に転機が訪れたのは小学6年生の時、私が住んでいる近くの有名な進学塾に行くことになります。
別に塾ならどこでも良かったのですが、近所で仲の良かったお兄ちゃんが通っているので、ノリで入りました。
小学6年生で学力ほぼゼロの私にその壁が高すぎることは、私にでもすぐに気付ける簡単な問題でした。

奇跡的に合格できた進学塾はテストの成績順で4クラスに分かれていました。
もちろん一番下のクラスからスタート、どうすることもできないまま成す術がなく毎日が過ぎていきました。

入塾して数ヶ月が経った頃だったと思います、成績の上がらない自分に疑問を持つようになりました。

子供ながらに同じ年月生きるのに頭の良いやつと何が違うんだ、サッカーだったら勝てるのにと、徐々に他の子との差を思い知らされ、周りに負けたくないと思い始めました。

この時に気付けたことは、

「サッカーなら勝てるのに勉強になると負ける」

ということ、これが自分の人生で一番の財産となる思考でした。

もちろんサッカーでも上手いやつは五万といます。
ワールドカップに出るような選手は必ずしも努力だけでなく才能もあることはわかっていますけど、勉強に関してサッカーのプロレベルならないと太刀打ちできない相手がいるかというとそうでもないわけです。

もしかして、ちょっとサッカー上手いレベルになればこの塾に通う同級生のほとんどに勝てると確信しました。
それと同時に塾で一番良いクラスに行くためにはどうすればいいのかを考え始めました。


1990年代の勉強法


私が小中学生だった1990年代は、まだ良い学校に入学して良い会社に就職することが良しとされていた時代です、終身雇用や毎年定期的な昇給、年功序列が当たり前の時代でした。

進学塾といえば、頭に”必勝”の鉢巻を巻いて右手を突き上げて気合を入れるようなところ、朝早くから夜は日が変わるくらいまで勉強をする、これが当たり前でしたから、そもそも勉強のできない私は宿題をするのに夜中3時まで机に向かっていました。


「覚える」から「憶える」への進化


勉強できない自分はとにかく覚えたことを思い出すことに必死になっていました。

歴史に関しても、数字と出来事をひたすら書くか読むかの覚え方、問題集をするとわからないから思い出そうと頭のどこかに整理されている断片的な記憶を引っ張り出そうする、やっぱり出てこない、いつの間にか時間だけが過ぎていました。

そんな私に唯一救いがありました。
それは同じ塾の同級生で一番成績の良い子とたまたま友達だったこと、そして、恥かしいとも何とも思わない好奇心だけの私がその子にどうやって勉強しているか聞けたこと。

これにつきます、この話は全てこの子のおかげで成り立っているといっても過言ではありません。

私は今まで「覚える」ことを必死にやってきましたが、彼から学んだ2つの勉強法で勉強することで「憶える」へ進化しました。


秀才S君は勉強が趣味


ここで簡単に秀才S君を紹介します。

S君はこの進学塾から中学受験を経て、関西でも1.2を争う頭の良い高校に進学します。そして当たりまえのように日本でトップレベルの大学へ入学し、現在では凡人の私に到底考えのつかない研究をしているらしく、その界隈では有名人になっています。

S君は勉強が趣味でした、塾の休み時間に参考書を読んだり辞書を見たり、他の子たちは、あー疲れたと言ってストレッチをしたり勉強とは関係の無い話をしている中で、勉強の合間に勉強をしている猛者でした。

これは私の中だけで伝説になっている話なのですが、小学6年生の3学期に某有名大学法学部に通っていた塾の講師がS君ならあと数ヶ月勉強すれば一般的な大学に入学できる実力があると言っていました。

そのときに私は、やばいやつに勉強法を教えてもらったなと気付きました。

将来サッカーでワールドカップに出るくらいの選手にサッカーを教えてもらっている気分になりました。


若くないからできないは言い訳


老いを言い訳に勉強を怠る人をたくさん見てきました、資格試験やパソコンスキルを諦める人が多いです。

孫の名前も覚えられないのに勉強なんてもってのほか、でも自分の興味のあるものは覚えることができる。

これは単純に決めつけだけです。

私も勝手な決めつけでゴルフなんてしないし、と20歳前後の時はオジサンたちは何をあんなに熱中しているんだと思っていました、でも25歳で私はゴルフにどっぷりハマります、こんなものです。

この決めつけが自分の成長を止めています。



一流から学ぶ「シン・勉強法」


では、ここから解説していきます、ポイントはたった2つ。

これができるかできないかであなたの成長スピードが変わるはずです。

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