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チョコレートをおいしくいただくために 【ウェルビーイング読書会8】

チョコレートをおいしく食べて、にっこりと喜びを覚える人は多い。
でも、幸せを感じるチョコレートでもお金が絡むと美味しく食べられないことがあるらしいです。

そんな幸せとお金の関係が書かれているのが、今日の課題図書
『幸福だけが人生か?ポジティブ心理学55の科学的省察』第一章の3

幸せとお金の関係

お金があったら幸せか?という問題は、結構複雑です。

まったくなかったら、
暮らしが不自由だったら、まずは安定するまでは、お金がないと幸せになれないと思います。

でも、お金が沢山あったら、幸せかというと一概には言えないのではないかと。
もちろん、幸せな方もいらっしゃると思うけど、
あるがゆえに、色々大変な人生を送る方もいらっしゃる。

ポジティブ心理学は科学的知見に基づいた心理学なので、この章にも、幸せとお金を研究した結果が記載されています。

収入と小さな喜びの関係を調べる研究

ここにある研究は、収入と小さな喜びを味わうタイプかどうか、そして、全体的な幸福度を質問表で説いたそうなのです。
具体的には、チョコレートを食べる直前にユーロ紙幣を見せられたグループと見せられないグループに分けたそう。
面白いですね。

結果、収入は小さな喜びを深く味わう傾向を負の方向で予測したとのこと。
そして、事前に紙幣を見ることでもスコアが下がったんですって!

チョコレートバーを食べるといった人生の些細な喜びを味わう能力は、ただ富というものを想起するだけでも損なわれた 出典;幸福だけが人生か?

私達って、そんなにお金に振り回されているのか。と改めて思ってしまいます。

勤め人だった頃、収入が増えて、身の回りのものをちょっと高価にしたことがありましたね。嬉しかったけど、もちろん、もっと良いものはあったから、それで満足というわけではなかったし、その上を欲しくなったりして、止めどがなかったです。

また、毎日の生活のなかで、楽しいことを探していましたね。その楽しいことって、なにかのイベントごとで、イベントがないと楽しくない。刺激がない。だから、つまらないって思っていました。

刺激のために、お金を使って、また、その上の刺激が欲しくなる。
その繰り返し。

この頃は「小さな喜び」というのが何なのか、わからなかった気がします。

小さな喜びを楽しむために

ウェルビーイングを知った今のワタシは、以前とは違って些細なことに喜びを感じるようになりました。
家族とご飯を食べているとき、何気ない会話のなかに、ジーンとあー良い時間だなって思うことがあります。これはきっと小さな喜びだと思います。
朝ストレッチして、肩こりが楽になると、小さな喜びを感じるし、
今日は水分をいっぱい取ろうと思って、忘れずにゴクゴク飲んでいると、できてるよーって、やっぱり、こんなことでも嬉しくなります。

多分、小さな喜びをいつでも感じることができるコツは、感謝だと思うんです。
家族に感謝。
ストレッチを教えてくれた youtuberさんに感謝。
美味しいハーブティを教えてくれた友人に感謝。

感謝されるより感謝することが喜びにつながる気がします。

もしかしたら、お金を持っていても、感謝を忘れていなかったら、小さい喜びも見出すことをできて、幸せも沢山感じているかもしれない。

少なくとも、チョコレートを食べる時は、お札を見ないで、カカオを取ってくれた人に感謝しようと思います。

今日の感想文はここまで。
今日も読んでくださって、ありがとうございます❤

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