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建玉の練習【週足底値圏の横ばい】

今日の銘柄は【4307 野村総合研究所】です。

週足

週足

オレンジの下にいる緑が高値を切り下げていてそれが青の下、前回は全部の線の上だったので明らかに弱くなっている。しかし、週足で底値圏なのでこの下げは一旦は400円まで。(日足なら売りを捨てて400円から買ってみるシナリオは有り。しかしこれは週足なので、400円までの売りを狙う。
最近週足に逆に翻弄されている感じがあるので、日足と同様の流れを読む方法ではなく、目安になる数値だけを把握しておきたいと思います。
直近安値 400円
直近高値550円
伸びしろMAX700円
大底400円

日足

日足

緑の下げの角度は緩くなってきてはいるので大きな値幅は狙えないが、上昇しても500円が一旦のゴールになるので青タッチのここからなら売りやすい。
前回、青の下で緑が高値を切り下げているので、緑と青が交差したら前回よりも局面は強くなっているとみて逃げの建玉に。
500日線まで赤と緑が交差することなくストレートで上昇しオレンジを越えた場合、コストを500円より上に持ってこなければならないのでそれが可能な資金管理の基売り上がる。
週足で決めた400円が利確のゴール位置。週足で底値圏なので、それ以上は追わない。

建玉

練習結果

①2-0

一旦のゴールは500円なのと、仮に最悪の状態550円まで上げられてもコストを500円より上に持ってきやすい位置なのでここから売り上がり。

②4-0

全部の線の上に出たので追加。次は500円で追加で、ここまでの玉は戦う玉。仮にストレートで上昇したら、525円でも追加して、一旦赤を割る陰線の後の赤上に出る陽線で更に追加し、コストを500円より上に上げて逃げる予定。
ローソク足ベースで観ると、前回・前々回は青に負けているのに今回は紫の上まで出ているので強くなっている。しかし直近高値の550円から見れば、深く傷がついた後なので上がっても緑の高値の525円が限界と見ればまだ下落を狙える場面。

③6-0

この時の週足を見ると、緑の安値切り上げの一本になっているが、安値切り上げが青の上ではないので一旦の伸びしろは前の高値で横ばいになりやすく、逃げ場があるので、売りに絞って戦う。

④9-0

525円で追加をしたいが、ギリギリ届いていない。しかし②で述べたここが頂点になりうる線組なので一応追加。

⑤11-0

525円にギリギリタッチしていないが、500日線とぶつかているので追加。コストを500円より上に持ってくる。現在の横ばいの位置が前の緑の高値の下で横ばっているのでまだ下落を狙ってもOK。この横ばいが緑の高値を越えた位置であれば危険

⑥3-0

プラテンして、まだ戦える局面ではあるが玉がやや入り過ぎているので玉の縮小を行う。

⑦5-0

この陰線が下げ前の騙しの足の可能性をみて追加。上げて3か月目に突入、3か月掛かっても525円の前の高値を抜けていないのは、売りには好都合。

⑧余談1

青まで下げてくれたが、緑がオレンジの上に出ているので、ここからトレンドが出ると思えばここは買い場。しかし、それは自分本位な願望なので、横ばいのシナリオを採用した方が妥当。だとすると買うなら緑の安値450円を割った所から。トレンドが発生する動きになりそうな赤の上の陽線が出たらそこは売り直しはせず、買いで入れるところを待つと決める。

⑨0-0

上昇に転じられる位置で窓を開けて戻ったので、売りを切って買えるところを待つ。

⑩0-2

週足でも底値圏なので、横ばいは買いに絞る。緑の安値を割ったので買い。しかし、緑が全部の線を割るところまで来てしまっているので、緑タッチ辺りで終了する。

⑪0-0

緑タッチしたので手仕舞い。


感想

週足で緑の安値切り上げが青の上で決まったのならばトレンドが出やすいが、割ってしまった後全部の線の下での安値切り上げはやはり力が足りず、横ばいになりやすい

横ばいの戦いはとにかく待って、日々のローソク足に惑わされずに玉をむやみに増やさないこと。条件が綺麗に整うまでトレンドが出る方向の玉の入れ方はしない。条件が整った後も、一度騙しの下げがあることを頭に置いて冷静に取引をしたい。と、今年の横ばい日経を戦う上で大切になる言葉を改めて書いてみました。

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