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最近読んだ本の感想をざっくり列挙してみる

こんにちは!ぴあじぇです。
「誰よりも本を読んでやる!」と決意してから…どれだけ経ったかな?

だいたい2週間で多分7冊,もしかしたらもう少し読んだかも。
最近気づいたけど,本を読むスピードが一般より早いかもしれない。
たいていの本は2時間で読み切ります!薄い本は1時間もかからない。

細かい感想は日記とかブクログ,Twitterの縮小垢に付けているので,ざっくりと7冊の感想を書き留めておきます。
どの作家さんも最高でした…!

●むらさきのスカートの女/今村夏子
さすが芥川賞。過激な文体ではないものの,不気味な感じがひしひしと伝わってきました!私のお気に入りにしては珍しく,胸を張っていろんな人におすすめできる。笑

●元彼の遺言状/新川帆立
YouTubeで出演されている動画を観て,気になって購入したら,もう本当に最高のこのミス作品でした!初っ端のシーンから主人公大好きになりました。私ももらった指輪にケチつけられるような強い女になりたい…

●ハサミ男/殊能将之
騙されました。笑 記憶が失われないうちに再読したいです。私自身心理学を専攻しているので心理分析官の登場に興奮して,まだ全て読み終わらないうちに友人に「プロファイリング出てくるよ!」と伝えていたのですが,まさかあんな展開になろうとは…いい意味で裏切られました。笑

●儚い羊たちの祝宴/米澤穂信
私は五十鈴が大好きです…多分これを言うと引かれるけど,歌詞をオチで回収するの最高でした。たくさんの文学作品の名前が出てきて勉強になりました。どれも読んでみたい!
アニメが好きなので,米澤穂信さんといえば氷菓のイメージが強かったのですが,一気にファンになりました。本全部手元に揃えようと思います。

●殺人鬼フジコの衝動/真梨幸子
最初の少年たちの残虐さ,好きです…不幸を詰め込んだ感じ。でも後半はよくわからなくて,なんでこんなに飛び飛びなんだろう?と思ったのも束の間,あらすじも物語の一部なんですね。モキュメンタリーという言葉を初めて知りました。思わずネットで検索してしまうくらい,リアリティ満ち溢れた書き方をされていたので。含みのある終わりだったのは,続インタビュー・イン・セルで色々明らかになるためでしょうか。楽しみです。

●神様ゲーム/麻耶雄崇
ほんタメであかりんが紹介していて,その次の日古本屋に行ったら,児童書のコーナーに積まれていて笑いました。店主の人はわかっていて置いたのか…私はめちゃめちゃ好きです。残酷な現実の中で子どもが成長する感じ。希望に満ちた少年らは絶望に向かっていく,わかっているのに嬉々として読み進める私。こういうのを求めていました(嬉)

●向日葵の咲かない夏/道尾秀介
これもほんタメでヨビノリが紹介していたので(はなでんに慣れすぎてヨビノリと呼んでしまう…)。なんか表紙が読んだことあるような気がしたんですけど,乙一さんっぽいからかな?一気読みしてしまいました。ネットで肝心の伏線シーンをネタバレ喰らってたのは残念でしたが泣 それでも面白かったです!これも救われない少年が絶望に進んでいく私好みの作品。驚きの連続がだんだんパターン化して,鈍い私でもオチをちゃんと理解できました!ネット検索しなくても自己完結できたのは嬉しい。

最近買った積読本は以下の通り。
星の子/今村夏子
オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎
インタビュー・イン・セル殺人鬼フジコの真実/真梨幸子
麦の海に沈む果実/恩田陸
満願/米澤穂信
インシテミル/米澤穂信
描画にみる統合失調症のこころ/横田正夫

今気づいたのですが,家にある積読本こんな数冊どころじゃない…
買って満足してしまうんですよね。笑
学生なのでほとんど古本屋で買います。
社会人になったら値段気にせず新しいものを買いたいなぁ。

それではまた。



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