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それっぽい話と言葉。

イラっとする。


仕事をしているとそれっぽい話がよくある。
何となく凄そうな話と言うか言葉。

けどよくよく聞いていると大したことは言っていない。
と感じることが多々ある。

決して言ってはダメとは言わない。
ただ、妙にイラっとしてしまう。

その言葉に罪はない。
使っている人も決して悪気はない。

それは分かっていても使う場面によっては
ただただ妙にイラっとします。

ごめんなさい。


ローンチ…


そうなんですね、サービスをローンチしたのですね!

( ところでそれはどんな種類のローンなんですか?)


スケール…


そうなんですね、サービスがスケールしたのですね!

( 宇宙の果てまでスケールしちゃってください。)


アグリー…


そうなんですね、あなたもアグリーしたのですね!

( 少なくとも私はあなたにアグリーできません。)


コンセンサス…


そうなんですね、コンセンサスが必要なんですね!

( その前に私にコンセンサスをとってください。)


イグジット…


そうなんですね、イグジットしたのですね!

( ところでそれは何の戦隊ヒーローなんですか?)


LTV…


そうなんですね、やはりLTVが重要なんですね!

( ところでそれは何の番組がやっているのですか?)


ジョイン…


そうなんですね、ジョインされたのですね!

( ところでそれは新しい通貨か何かですか?)


COO…


そうなんですね、COO だったのですね!

( ところでそれは何の元素記号ですか?)


エンジェル…


そうなんですね、エンジェルと出会えたんですね!

( ところでそれはミスタードーナツに売っていますか?)


シリーズA・B・C


そうなんですね、シリーズCなんですね!

( ところでそのシリーズは NetFlix で観れますか?)


ごめんなさい。


決して言ってはダメとは言わないです。

何となくそれっぽい話には聞こえるけど
その言葉が気になって話が入ってきません。

そして妙にイラっとします。
ごめんなさい。


なぜ?


そこを敢えて日本語で言っている方に出会うと
物凄く知的さを感じます。

なぜ、知的さを感じるのか?
なぜ、イラっとしてしまうのか?

その根拠となる「 エビデンス 」は特にありません。
ではまた。

応援よろしくお願いいたします <(_ _)>