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メンタルクリニックを転院したよ

どうも、おさかなです。

先日メンタルクリニックを転院しました。
私は「自立支援医療(精神通院)」を受けているので、
その変更についても自分用の備忘録としても
綴っていこうと思います。

転院しようと思った理由

転院元(仮にA院とします)は
薬の処方は完璧だったと思います。

ただ患者の目を見ません。
淡々と流れ作業のように

「こんにちは、最近はどうでしょうか」

問題があった場合
→「じゃあこういう薬があるので処方してみましょう」
問題がなかった場合
→「問題なさそうですね、次の予約はいつにしましょう」

私は「傷病手当」を受給していたので
必然的に毎月会社の締め日である
10日に必ず予約を一回は取ります。

傷病手当記載がまだの時
→「じゃあ次の10日の16:00ですね」
傷病手当記載の日
→「じゃあ2週間後で24日ですね」

「お大事に」

これで診察は終了です。5分ともかかりません。

まぁそんなもんでしょう、
という方もいると思いますが
私の場合、1年かけて薬によって
ようやく合う薬が見つかってきたのですが、

鬱以外にも

・二人以上の買い物・外食ができない
・ウィンドウショッピングや物探しなど長時間の買い物ができない
・ストレスを感じると頭痛や吐き気を感じる
・復職したいが「会社」「会社の人間」というものに恐怖感を覚える

などの問題点を抱えていました。
頭痛薬を飲んだり、抗不安薬を飲んだりしますが
この問題点は薬では治らない。
それは自分でもわかっていました。

このまま薬を続けるだけで私は治るのだろうか。

私は休職中です。
休職にはタイムリミットがあります。
それまでには寛解して復帰、
または、寛解もできず退職という末路もあります。
ただ、今の仕事はもう少しやりたい。

ならばカウンセリングはどうだろう。
投薬ではないアプローチで
この問題点を掘り起こしてみたくなりました。

しかしA病院ではカウンセリングを
受けることはできません。

外部の病院のカウンセリングを受けましたが
できれば同じカルテでカウンセリングを受けたい。

そのためカウンセリングの受けられる、
病院を探し始めました。

転院先の病院探し


A病院のメリットは
家から徒歩で行ける範囲であったことと、
薬の処方が的確だったため
半年ほど通い続けていました。

短い作業的な診察ですが
薬の処方は的確なので
周辺でも評判はまずまずといったところです。

なので

・近いこと
・評判が良いこと
・カウンセリングが受けられる

が必須条件でした。

評判の良さはGoogleマップで調べました。
星1の評価は無視です。

受診してない人間がイタズラでつけたり、
残念にも「合わなかった」患者が
つけることもあるからです。

評価数も分母の大きさの参考になるので
非常に重要です。

転院先の病院はA病院の
道路を渡ってすぐのところにありました。

評価数20件越えで星平均3.4、
病院にしてはかなり高評価の水準です。

「なぜ気づかなかったんだろう!?」

それもそのはず。
当時私は普通に町名 メンタルクリニックで調べ、
病院検索サイトで一番前に出てきたところを
見つけました。

一駅は離れてますが、駅近で評判もまずまず。
徒歩でいける圏内だったので
セカンドオピニオンとして
とりあえずで予約したのでした。
それがA病院。

まぁ当時仕事しながらうつ病と診断されていたのに
抗うつ剤も出されてない状況じゃ
何もわかりませんよね…。
むしろよく頑張った私…!

A病院でちゃんとした薬出されて
良くなってきてカウンセリングを
受けようという判断がついたので
結果オーライです。

いざ、転院先病院へ

普通は紹介状を持っていくべきなのでしょうが
まだ合うかどうかわからないので
「セカンドオピニオン」として
一度予約をとりました。

初診、しっかりと幼少期のころから
しっかりと話を聞いてくれる。

一度は母との絶縁に
携わっていただいた病院でも
同じように幼少期から話は聞かれたのですが
A病院はあまり聞かなかったので

「普通のメンタルクリニックってこうだよね」

と改めて実感。

そして当時イフェクサーSR 150mgでも
抑えきれないほど
若干の鬱の症状が出ていました

また、睡眠薬を使わなくても
眠れますが夢見が非常に悪い。
鮮明な悪夢を見るようになっていました。

そして起床してから覚醒するまで時間差があり
朝食後に寝てしまうことも相談しました。

最後に

・二人以上の買い物・外食ができない
・ウィンドウショッピングや物探しなど長時間の買い物ができない
・ストレスを感じると頭痛や吐き気を感じる
・復職したいが「会社」「会社の人間」というものに恐怖感を覚える

という最初の相談内容も伝えました。

・若干の鬱の症状
・夢見の悪さ
・起床してから覚醒するまで時間差

については夜にテトラミド・朝にエビリファイ
現在のイフェクサーSRの効果を
補強する薬がいいんじゃないか
と提案いただきました。

そして「二人以上の買い物・外食ができない」をはじめとする症状については
私自身のストレス耐性の弱さによるもので
これはカウンセリングで治していく形になると話を受けました。

この時点で「セカンドオピニオン」ではなく
もうB病院への転院前提で話を進めていました。

机にはコロナ対策として仕切りがしており、
感染対策もしっかりと行なっているので
そこも安心です。

そして一番はしっかりと目を見て、
何か新しい情報があればカルテに追記していく
先生の姿勢が非常に好印象でした。

こうして私はB病院に転院することを決意します。

A病院へお別れ

自立支援の手続きもあるので、
病院側にはどうせ知られてしまいますし、
すでに予約をしていたのでA病院には
離れることは伝えねばなりません。

なので私は

「関西の実家で療養しようと思います」

と言いました

『あ、そうですか。まぁそれがいいでしょうね』

実は数百メール先に転院するなんて言えない…!
ので定番の言い訳を使いましたが
アッサリと通りました。

『紹介状作りましょうか?』

「あ、いえ、よくお世話になっている医院なので…」

『…?普通はいるものですが、そう言うのであれば…』

もう初診は終わったのでいらないなんて言えない…!

『あ、でも傷病手当どうします?多分向こうじゃ間に合わないでしょ?』

ギクッ!

『もしできるのなら10日までに傷病手当だけ取りに来てもらえると…』

「だ、大丈夫です!病院も見つかってますし、病院側と相談します!もし問題があれば、郵送で依頼します!!」

『郵送ねぇ…』

「で、最後にお願いなのですが処方をできるだけ出して欲しいです」

『わかりました、3週分出せますので出しときますね』

『半年、ですか。治るといいですね、お大事に』

その時「あ、この人もそんな顔するんだ」と思ったのを覚えています。
色々嘘をついて逃げるようにお別れしてしまいましたが、ちゃんとお別れした病院は初めてでした(いつも忽然と行くのをやめていた)。

薬に関しては色々助けられたのでA病院は色々思うところはありましたが、私にとってはいい病院だったと思います。

自立支援医療(精神通院)の変更手続き

さて面倒な役所手続きです。

求められたのは

・以前の申請書
・保険証
・運転免許書などの身分証明書
・マイナンバーカード(もしくは通知カード)

でした(だったはず)。
印鑑はいつも持ってくのですが
新規の時も使いませんでしたね…

脱ハンコ早いな…。

私の住んでいる渋谷区では出張所ではできないので
区役所までぶいーんとバスで行きます。

2Fの受付で
「自立支援医療の変更手続きがしたいです」
というと
番号の書かれた窓口に案内され、
自分の住所と変更先の病院の住所を書いて、
身分証とマイナンバーカードだして
仮の自給者票をもらって終了ー!!!

新規の時とそんなに変わりませんね。

転院完了

こんな感じで転院が終了しました。

カウンセリングも受けましたが、
初の男性カウンセラーさんで、
しっかりこちらの意見を聞いてくださる方です。

初回を受けましたが、
ひたすら私の話を聞き出されると言った感じで
次回もそんな感じです。

カルテが共通しているっていうのが安心ですね。
料金も3,300円税込と相場通りというか
2週間に1回は通えるペースかなと。

ちなみに薬局を変えなかったのは
最寄りから近いからですね。
なかなか置いてない薬を
わざわざ私のために取り寄せてくれているので。

あとは薬の履歴も知ってるし、
私はめちゃくちゃ飲み合わせも含めて
質問攻めにするので薬局さんは
めちゃくちゃ頼りにしてます。

「メンタルクリニックを転院したよ」はここまでです。また追記がありましたらコソッと書いてるのでまた見てみてください(笑)

それではまた。

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