映画「クラメルカガリ」感想 自分の居場所、実は近くにある
■自分の居場所、実は近くにある
クラユカバと同日公開開始。同じ世界観だが、二人の男女が主人公だ。大企業が頂点で中小企業が競い合っている世界。キツイ世の中で子供とはいえ逞しく生きている。女性は母親の仕事を受け継ぎ地下の地図を作成、男性は彼女の手伝いをしているが外の世界に出たがっている。そこまで外は良いのかなと思ってしまう。考え方が子供で手に職がないと行き詰まる。何か変われると夢を見ているだけだと思った。
とはいえ、大人になると分からない。知人に外の世界を知る何でも屋がいるし、大企業で働いていたおじいさんもいる。知人がいるからこそ、たくさんの知識をつけるならまわりに人材がたくさんいる。しかも、友達には地図を作り前を向き続けている女性もいる。人と出会い、自分が動くことで世界は広がると思う。劇中では騙されてしまうが、それでも前を向く。自分のまわりの世界を変えていく。
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