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映画「トップガン」感想 マーヴェリックの昔×出世の意味×コネが大事だと

久しぶりに観たら、色々と感動してしまった。マーヴェリック観てから改めて観たらヤバかった。トム・クルーズが若くて印象的だ。
★若い頃のアイスマンいいよなあ。年取るとかなり出世しているけど、マーヴェリックと同僚なのは感動する。最初に喧嘩するけど、訓練や実戦を通じて仲良くなっていく過程は、トップガンマーヴェリックを観ると泣けてくる。
★トップガンマーヴェリックでは、アイスマンが出世しているのに対して、マーヴェリックは大佐だった気がする。劇中でも少将ぐらいにはなっていると云われていたし。一匹オオカミは若い頃はいいが、年齢を重ねると、コネとコミュニケーションが非常に大事だと。アイスマンのコネがなかったら実質マーヴェリックは強制除隊もあり得たし、なんかいい年になったなら管理職にならないと中々に難しい。実際の仕事でもあるけど、職人のような研究者とか技術者でも管理職になったほうが給料がいいし、できることも増える。マーヴェリックみたいに、ずっと現場で上司と喧嘩するなら、中々に組織に留まるのはしんどい。特に、最新鋭機のテストとか、組織に属さないとできないから、なんか若い頃と比べると年を取ることの残酷さを感じる。
★折角、エンディングでトップガンの教官になったのに、結構転属しているのはやはら態度なんだろうなあとイメージしてしまった。上官と喧嘩していそうだし。昔の作品を観ると、現実世界だと出世しないと、まわりの環境的に苦しいなと思う。
★カッコいい映画で、若さを体現させるシナリオなのがいい感じである。マーヴェリックもアイスマンも若く、お互いに切磋琢磨しながら成長していく。続編でも二人の変わらない関係が見れたのは良かったし、中々に濃厚な時間で、前作を観ていると、これが見たかったんだよと言わんばかりのシーンになっている。


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