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映画「Gメン」週末の人気映画×岸優太×ラスボス尾上松也

■この土日、かなり人が入っていた映画。入場者特典のポストカードが目的かもしれない。金曜辺りに予約しようとしたが座席がほぼ満員になりかけていたので金曜日に観た。内容もいいが、主人公の岸さんが人気なのかもしれない。イケメンも多いけど、八神先輩や伊達先輩がカッコいいから、スタイリッシュなヤンキー映画に見える。特に伊達先輩がイケていて、めちゃくちゃ喧嘩が強い。空手が基本なのかもしれないが勝太とは違って型があるような戦い方なのが良かった。頼れる先輩だ。

■尾上さんが加藤役で出てきてビビった。何か壊れていて、足を執拗に壊そうとする。八神、伊達の先輩や勝太の仲間も足を壊されている。尾上さんはあーゆー動物的な役が合うかもしれない。劇中でも動物みたいだとか言われていたし。何か怖いより変な役だなあと思うから、尾上さんのキャラは見逃せない。とはいえ、本筋は喧嘩と恋愛なので、尾上さんは悪役としてかなり存在感がある。ラスボスとして観ていて憎たらしいが、だからこそのラスボスなのだ。

■面白くて二回も観てしまった。勝太がかっこいいし、主人公しているのがいい。下手に出ていると見せかけて喧嘩はなるべくしないスタイル。ただし、仲間が傷ついたり、彼女がさらわれたりしたら除く。一見華奢なんだが、めちゃくちゃ喧嘩強いのが最高だ。内容をまったく知らないまま鑑賞したが、まさかの殴り合い。ヤンキー映画とは思わなかったが、主人公の勝太が真っすぐで仲間思いで何か清潔感もあるから印象が良くなっている。ギャグ映画と思っていたのだが、勝太の俳優が人気なのか女性客が多かった。今の時代あーゆーヤンキーっぽくないキャラが大事なのかもしれない。わたしはグラサンの昭和と連呼されていたキャラが良かった。男気あるし、存在感があるからだ。仲間も心強いから安心して見れる。ヤンキー映画というか、スタイリッシュ喧嘩映画と言えるだろう。喧嘩シーンでもアクロバティックに飛び跳ねながら戦うから初めて見るような喧嘩だった。話はシンプルで戦う相手も悪人だから勧善懲悪になっている話。勝太の先輩も優しく非道なことはしない。頼れる先輩だ。勝太をはじめスッキリした性格だらけなので、ストレスなく鑑賞できるのが本作の強みと言える。新しい喧嘩映画だ。

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