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3分で読める映画「ザ・ロストシティ」感想 ブラピの出番が少ないがストーリーは良構成

ブラピの出番が少ない

  • ブラピの出番が序盤とラストだけという、奇抜な映画。予告編を見た限り、ブラビは助っ人ポジションかと思ったが、まさかの早期退場、一瞬復帰というサプライズ。アクションはほとんどブラビ担当で、あとはアドベンチャー要素だ。ブラビ目当てだと、肩透かしくらいかも。まあ、劇中でトップクラスに超人なのだけど。

  • ブラビに支払うギャラが足りなかったのかと思った。実質的に本格的な戦闘シーンはブラビの場面しかない。主人公のロレッタとダッシュにはないシーンだ。一端退場するのだけど、ラストで復活。まあ、ブラピがいたら、ダッシュの見せ場がなくなるので、仕方ないのかも。今年9月にブラピ主演の映画が公開なので、ブラピが好きなら今年は楽しくなるかも。

宝とは愛

  • アドベンチャーアクションで、宝探しの物語。ロレッタとダッシュのドタバタ劇で、謎を解きながら物語を進めていく。恋人ではなくて、作家と役者のコンビ。拙い知識で敵の手を逃れていく様は、コメディのようで恋物語のようだった。

  • 元研究の作家の力を使って、宝を探すのは、どうなのだろう?しかも、金持ちが頼りにするほどの知識力があるようだ。実際にも博士号持ちの作家もいるから問題はないけど、スポンサーのアビゲイルにも余裕がなかったということか。私だったら、しっかり調べて、意見を聞いてから動くがアビゲイルには父の遺産をもらえ無い可能性があるそうなので、あせっていたのだろう。

宝はモノの価値で決まる

  • アビゲイルは焦りすぎだと思う。宝=金銀財宝とは限らない。それこそ、日常的に使うもの場合もある。本作では愛が財宝で、それを表現する花だったように思うが、現代社会で資産価値があるかというと、一部の専門家以外には価値がないだろう。一発逆転を狙い、人生逆転できる代物ではない。

  • 私にもとても大切なものがある。本や文房具などだ。人によってそれらは全然違うし、理解も難しい。アビゲイルは焦ってしまい、宝=金銀財宝だと考えてしまったのだと感じた。競馬や株で、一点買いで財産を使うように。人には大切なものがあり、それらは中々他人に理解されない。そういえば、古畑任三郎の犯人で似たようなことをいった人がいた。価値とはそーゆーものなんだろう。

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