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映画「BLUE GIANT」若い青春×真剣なジャズ×ラストコンサート

○演奏が劇場で聞くと凄まじいインパクトがあった。まるでコンサートを聞いているみたいな映画で、それが何場面もあり観ていて飽きない。3人が練習しているシーンですら、素人のわたしが聞いても良かった。10代の青年3人が全力で生きた1年を観た。3人が3人ともジャズへの想いが強く、練習するたびに上手くなっていく様に何だか勇気をもらえるようで、若いパワーとはこーゆーものかと思う。3人の思惑とは別に最後のコンサートが開催されるわけだが、まさに最後にふさわしい演奏になり、一流と言える舞台になった。リバイバル上映として音響がよいシアターで再上演もされていたから人気もあり、特にジャズ好きにはたまらない映画に思える。音楽、ジャズへの想いが強い2人が集まり、3人目も彼らに感化されていく過程が印象的だった。王道に感じたが、内面描写がよく、演奏が下手で仲違いしたり、練習により演奏が上手くなってファンがつく場面が良かった。3人とも挫折もあり、笑顔もあり、ラストもありとすごく青春していた。ジャズという共通点で繋がった3人がどんどん上手くなり最後の演奏に向かう姿はすごくカッコ良かった。エピローグもじんわり感動したし、観て良かった映画だ。

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