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できる人ほどカッコ悪く生きているもの

先日、名だたるグローバル企業の部門トップを歴任した方とお話しておりました。
私は彼のことを心から尊敬していて、その在り方や仕事への向き合い方に最近最も刺激を受けています。
スーパーハイパフォーマーですが、彼から感じるのは、スマートさではなく泥臭さ。
もちろん見た目は「ザ・外資」なスマートさ。でも行動や言動を観察しているととても泥臭いんです。

今日のポイント:結果を出したいのであればカッコ悪くてナンボです

先日その方から現在のスーパーハイパフォーマーな「原点」をシェアいただきました。
「マジでポンコツだったんだよね」と仰るので、どのような変遷を辿って来られたのかを聞いてみたんです。

一段階ステージが上がる前には、「みんなこんなにできるのに俺は全くできない」という穴を掘って潜りたいほどの恥ずかしい経験をされておられました。
例えば、「みんな英語で流暢にコミュニケーションしているのに、留学経験もない自分は満足にできない」、とか。
こんな状況私ならそそくさと逃げ出してしまいます。

それでも彼は愚直に業務の中でトライ&エラーを重ねてステージを上げてこられました。「失敗して周りに笑われたら恥ずかしい」という思いも当然あったことでしょう。普通だとしり込みしてしまうような状況でも、負けずにチャレンジし続けたそうです。
その結果が、今です。

「失敗したら叱られる/恥ずかしい」
スマートなハイパフォーマーで在りたい人は多いですよね。涼しい顔していつも結果を出し続けたい。
ドラマや映画の主人公によくいる感じですよね。もちろんこれは幻想です。
結果を出している人たちはみんな努力家です。努力しないで結果を出してる人なんていません。

努力って、地道で、愚直で、泥臭くて、超地味です。
こういう地道で、愚直で、泥臭くて、超地味なことって、なかなか続けられないですよね。ダイエットがそうだし。
継続できる人が少ないからこそ、数少ない継続できた人たちは、「成功者」として輝けるのでしょう。

実は努力って裏切らないので楽しいことでもあるんです。
やればやるほど身に付き、成長できる。そんな自分が誇らしく、ますます努力したくなる。
そうこうするうちに、努力すること自体が楽しくなってくる。
モチベーションの小さな波はあるけど、私が努力好きなのは、これが理由です。

輝きたいのであれば、カッコ悪く生きましょう。
地道に、愚直に、地味に、泥臭く、そして貪欲に。
その「カッコ悪さ」の積み重ねが、「カッコ良い自分」を創ってくれます。

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