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常に誰かに選ばれる世界に生きているということ

今日で2020年の半年が終わります。
この上半期、個人的には大きな武器を手に入れたり、成果に結びつけることができたり、未来へ大きく前進できたり…悔しい思いをしたことも当然ありますが、想像以上の手ごたえのある半年でした。コロナという想定外のことがある中この現実を手にすることができたことは、自信にも繋がりました。
皆様はこの半年、いかがでしたでしょうか。

最近、社会に出て数年の若者たち数人から会社を去るという連絡と相談を受けています。自己都合の退職ではありますが、実質会社の経営が苦しいために肩たたきにあってしまったのです。若者たちが選ばれたのは、決してパフォーマンスが発揮できなかったからではなく、第二新卒として次の転職先を見つけやすいから、という理由です(キャリアを積んだ年齢層の社員ではなく、若者たちが選ばれたことに対して色々文句はありますが、ここでは割愛します)。

希望する部署に異動するのも、やりたかったプロジェクトにGoサインを貰うのも、そして、会社から去って欲しいと言われてしまうのも、全て「誰かに選ばれた結果」現実となります。
私たちは、選ばれる世界に生きています。常に誰かに良い意味で選ばれ続けることが、成果を出し続けると言っても過言ではありません。
しかし、選ばれることと、価値があることはイコールではありません。

今日のポイント:自分の価値は自分で決める

若者たちが会社を去る人材に選ばれたからと言って、彼らができない人間ということではありません。素直で、ピュアな向上心と社会の役に立ちたいという前向きな意思に溢れていて、努力もびっくりするくらいします。若者ゆえの甘さもあるけれど、私から見て彼らは非常に有能で有望だと思います。

「誰かに選ばれる」という世界では、残念ながら「選ばれない」ことの方が多いとも言えます。ただ、選ばれないからと言って、自分が選ばれた人より優れていないということではありません。悪い意味で選ばれたからと言って、自分に価値がないということでもありません。

自分の価値は、誰かに決められるものではありません。自分が決めるものです。
私たちは常に他人から選ばれ続ける世界に生きているけれど、
でも、自分の価値は、自分で決める。

もちろん努力もせず、他人のせいにばかりして、「私は優れている」なんてのは問題外ですよ。
夢や目的のために日々努力や成長を重ねながら、自分はそれにふさわしい人間だと、自分で自分を選んであげましょう。

明日からの下半期も価値ある素晴らしい日々でありますように!

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