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失敗経験よりこわいこと
最近、梅雨の気配を感じるようになり、蒸しあつい日々が続いていますね。
そのせいもあるのか、私は集中力が落ちて仕事中に失敗をすることが増えたように思います。
普段であれば絶対にやらないようなミスをしたり、自分がやったことがすべて裏目に出たりすると、さすがに気分が落ち込んでしまいますね・・
まぁそんな時は、「はたらく期間全体で考えたら、確率的に調子悪いことが続く時期もあるかなー」、とか思いながらぼちぼち頑張ることにしています。
でもやっぱり、失敗することはこわいですし、失敗して恥をかくのも嫌ですよね。
できることなら、全ての歯車が狂いなくピッタリと自分の意図する通りに回っていてほしい・・・
そんな風に思うのが自然だと思います。
でも個人的には、失敗するという経験以上にこわいと感じる経験があります。
それは、なんとかなったという経験です。
言い換えれば、「自分がラクをして失敗を避けられた」という経験です。
なぜこの経験がこわいかというと、自分の心の中に甘えが生じやすいからです。
一度なんとかなった経験があると、次回以降もなんとかなると思い、それをあてにして本気で物事に取り組まなくなってしまいます。
そうなると、自分のアウトプットの品質がそのレベルで頭打ちになってしまいます。
すなわち、自分で自分の成長限界を決めてしまうことになります。
この経験が積み重なると、人生で重要な局面においてフルコミットできない、生煮え人間になってしまいます。
それが失敗することよりおそれるべきことだと思っています。
ただし、なんとかなったという経験自体は、悪い経験ではないと思います。
重要なのは、その経験のとらえ方です。
何が言いたいかというと、
なんとかなったという事実の奥には誰かのサポートや愛があり、その愛に感謝できるかどうかでその人の伸びしろが決まる。
ということです。
なんとかなったのは、決して単に運がよかっただけではありません。
何かの力や誰かの愛がはたらいて、自分を助けてくれたからなんとかなったのです。
きっと私のためにウラで動いたりサポートしてくれていた人がいたんだ、ということを想像してみるといいと思います。
そして、その人たちの存在にしっかり感謝する。
そうすることによって、なんとかなった経験を次の自分の行動に活かすことができ、自分の伸びしろを伸ばしていくことができます。
失敗することよりも、なんとかなることに期待して甘えてしまう方がこわい。
そういう視点をもつと、失敗をおそれずに行動していくことができるように思います。
今日はここまでです。
それではまた(^^)/
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