吉藤オリィ
元不登校のロボット研究者.分身ロボット「OriHime」,「NIN_NIN」,視線入力…
記事一覧
固定された記事
「最近の若者はマッチの擦り方もわからん」と若者を嘆く先輩方は、木を擦って火をつける方法がわかんし、SNSやVRがわからんのだ。世代の違いを嘆くべからず。みんな常識知らずであることを認識し、謙虚にあらゆる世代間で教え助け合うのがダイバーシティだ。
男女平等はよく聞くけど、老若平等とは聞かない。 なぜだろう 外国で、海外に不慣れな日本人が日本人同士で固まるように、 どうも世代においても、同じ世代の方が価値観や話題、趣味、笑いのセンスなどが近く仲良くなりやすく固まる傾向がある。 年上を敬い、敬語を使ってきた人が年下からタメ口をきかれるのは腹立たしいかもしれない。あるいは年下とどう接すればいいかわからないかもしれない。 だが、外出ができなくなった老後、同年代あるいは年上しか友達がいないという状況は大変だ。自分が動けなくな
テレワークにより失われがちな用事のないコミュニケーションの方が人として本質で、非合理的な冒険こそ人生を前向きにしてくれる話
いま世界的にテレワークが増えているしこの状態はしばらく続くと思うけど、テレワークの真の課題は仕事ができるかではなく、出会いと仲間意識、承認が生身の時と同じように得られるかどうかだ。 同僚が隣にいて、話に頷いて貰える事、微笑んでくれたり視線を送ってくれる僅かなリアクションがどれだけ重要な事か。一見無駄な身体性、雑談のコスパの良さを、そろそろ多くの人が解り始める頃だ。 偶然の出会いや、働く中で人に喜ばれている”実感”をリモートの中でどう実装するか。いまは亡き寝たきりの研究仲間