珈琲の飲み方を考える

 今日は珈琲について書こうと思う。

 私は、珈琲が好きだ。バリスタを手に入れてから珈琲好きに拍車が掛かったように思う。家で美味い珈琲が飲み放題なので。

 今回は珈琲について、特に「珈琲と緊張」の関係について、本で読んだ知識を元になんやかんやと書いていく。

 本当にごちゃごちゃ書いているので結論だけ先に書いておく。読みやすさを最低限確保したいのだ。

緊張したくない時は珈琲ではなくて水を飲め。

 これだけだ。

 参考にした本は下記。この本では、「緊張」の原因を解説し、緊張に対しての対症療法ではなく、根本的に過度な緊張を解決する手引きをしている。

 一般的に「一息つくために珈琲を飲む」というイメージはある程度強いと思う。しかしこれは、珈琲の「香り」についてのみに当てはまることであり、珈琲そのものの効用は全く違う。

珈琲そのものは、ご存知の通り脳を覚醒させる飲み物だ。

 人間の緊張とリラックスを司る神経として、交感神経・副交感神経がある。交感神経が優位になると緊張しやすくなり、副交感神経が優位になるとリラックスする。

 珈琲を飲むと、カフェインによって交感神経が優位になる。これは眠い朝、パキッとしたい時には良いが、リラックスしたい時には向かない。

 珈琲を香りだけ楽しむことが出来ればリラックスもできると思うが、実際問題それは難しい。何故なら珈琲はアロマではなく飲み物だから。

 さらに、カフェインの血中濃度が半分になるには6時間掛かると言われている。副交感神経を効率的に優位にした状態でスヤッと眠りたければ、夕刻以降の珈琲は控えたほうが良さそうだ。

 そして、落ち着きたい時には珈琲ではなく水を飲むべきらしい。水を飲むと「胃結腸反射」によって腸が動いて副交感神経優位になるという。

 とまあ、ここまでが本の内容だ。私は珈琲を好んでよく飲むし、そのメリット・デメリット両方を体で感じている。1日の摂取量には気をつけながら珈琲と付き合っているつもりだが、いかんせん美味しいもんだからつい飲みすぎてしまう。

 基本的に私はリラックスする時よりもむしろ、何かをやらなきゃいけない時に珈琲を飲むので、間違った付き合い方でもないのだろう。

 ただ、朝一番で空腹に珈琲を入れるのは控えている。絶対にお腹を壊すので。(私はお腹が特別弱い)

 何にせよ常飲すればカフェイン依存になってしまうし、お酒と同じようなもんだと思って、ある程度の距離感で付き合っていかなければならない飲み物だとは思っている。そう書きながら今まさに珈琲を飲んでいるのだが。

 最初の結論で、「緊張したくない時は水を飲め」と言ったが、水も飲みすぎたら中毒になるらしい。何だってんだ。

 何でも適度に、ということなんだろうが、面倒臭すぎるな。

 それでは。

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