#94: こんなときだから♪昭和歌謡〜雨に打たれたい衝動をおさえられるか!?「雨」
三善英史:「雨」(1972)
作詞:千家和也 作曲:浜圭介 編曲:近藤進
#92 -98のテーマは「雨だれは潤いと切なさの調べー雨と音楽」
「友達とカラオケに行っても,みんな俺が歌う知らんけんつまらん。『雨に〜』とか歌っても反応せんもん」
先日,友人から「なぜ家主は,自分が生まれるずっと前の昭和歌謡にハマったのか?」と質問され,思い出したのがこのセリフ。家主の記憶が正しければ,6歳上の兄が高校時代にこうぼやいていた(ちなみに兄は1973年生まれ)。
「まぁ,血はあらそえないってことだな」と納得したわけであります。
と,なんとなく昭和歌謡好きな人々に囲まれて育った家主にとって「雨」と聞いて思い浮かべるのは,やっぱり三善英史氏のデビュー曲である「雨」。作曲は八代亜紀「舟唄」を生んだ浜圭介。一度聞いたら忘れられない出だしのメロディでグッと掴まれると,千家和也の詩も自然と情景が広がり,ちょっと雨に打たれたい,という衝動にかられます。
雨に打たれることはおすすめしませんが(やっぱり身体によくないね),この曲を聴きながら誰かを待つ切なさに浸りたい,そんな名曲です。
今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!
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