パンもいいけどおにぎりも負けてない【長崎ver.】
マリトッツォ、あんバターサンド、高級食パン、マヌルパン。パンの流行は形態を変えつつ、いつになっても劣りを見せない。
新しいお店がどんどんできては、なくなっていく。それだけ競争率が激しいのだろうな。
でもパンだけじゃなくて、日本人の主食、お米だって負けてない。私は、おにぎり屋さんも好き。
だって、おうちでは作れないおにぎりの魅力に、気づいてしまったんだもん(笑)。
20年以上、毎日おにぎりと向き合う店主が営む「おにぎり工房 ばってん」
「長崎の〆は、おにぎり」
何十年も前からそう語られるくらい、長崎のおにぎりはとても有名で、全国メディアでも取り上げられるほど。
有名になっているお店はそれだけ裏の努力があると思うけれど、個人的には、あまり知られていない新しいおにぎり屋さんを推したい。
正しくは、10年間の歴史に幕を閉じて、新たなスタートをきったおにぎり屋さん、だけど。
長崎のお米に、有明海の海苔、崎戸の天然塩を使っている。長崎ばってん鶏の唐揚げや、五島うどんも。
唐揚げは甘めのタレに漬け込んで、あえて懐かしさを感じられる味にしたんだって。
おにぎりがメインのお店なのに、ほかの料理まで食材や味にこだわってるおにぎり屋さん、少なくとも私は出会ったことがない。
「地元の食材を使いまくるのは誰でもできるでしょ」と思うかもしれないけれど、20年以上ほぼ毎日おにぎりを握り続けている店主の手捌きを見たら、「確実に勝てる!」と言える人はそういないだろう。
いつもパンを追っかけてる人、たまにはおにぎり屋さんも行ってほしい!
ゴロゴロ具材がたまらん!「ぱん家 まいにち。」
おにぎりの良さはわかったから、最新のパンも知りたいよ〜と思ったそこのあなたへ。
4月にオープンして、いまだに並ぶ日もある、地元に愛されるべくして生まれたパン屋さんを紹介したい!
まず、作り手の想いが強い。「町のみんなの居場所にしたい」気持ちがあらゆるとこに出ている。
たとえば、お店の名前を「ぱん屋」じゃなくて「ぱん家」にしたことや、すりガラスやタイルを貼って実家の雰囲気づくりをしたこと。
同性愛者のパートナーが経営しているから、自分たちも居場所をしっかり持てたらいいな、なんて裏の想いもあるらしい。
私が超オススメしたいのは、「ドライフルーツとナッツのカンパーニュ」300円。すごく香ばしくて、鼻にすっと抜けるのよ…。ドライフルーツとナッツがこれでもか!!ってぐらいゴロゴロ入ってるからまじおいしい。
ここのパンは、全体的によくばって具材を入れてるから、ちょっと食べただけで満足できる。
パンは、人によってハード系がすき!とかふわふわしか勝たん!とか、好みがあるから一旦食べてみて!
みんなのオススメするパン屋さんとおにぎり屋さんも知りたいな!
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