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【香川県】旅は、地元民とするのが1番最強かもしれない

2年前、ある旅の学生団体に所属していた。全国にメンバーがいるから、どこに行ってもだれかがいる状況。

遊びに行ったときは、「こんなとこ観光したい」って現地の子たちに言ったら、わざわざガイドブックやネットで調べなくても、ピッタリの場所に連れていってくれる。

今回は、香川県に住む友だちがいろんなとこに案内してくれた。

【1日のスケジュール】

7:30~10:30   博多→岡山→高松
11:15  仏生山珈琲 回
14:00  こがね製麺所 宇田津店
14:50   Sunshine Picnic days
16:30   銭形砂絵
17:00   父母ヶ浜
20:30   一鶴→公園で花火

10:30に高松駅到着!友だちと合流するために喫茶店〈仏生山珈琲 回〉へ。1年ほど前にできたのに、レトロ感溢れる店内だからなんでだろうって思っていたら、古い喫茶店を改装したらしい。

イスの色が昭和レトロ

お客さんは若い人だけじゃなくて、おばあちゃん世代もいた。雰囲気含め、メニューにナポリタンや卵焼きサンドがあるノスタルジックさが、幅広い世代の人を惹きつけているのかも。

昔ながらのプリン

さて、一息ついたら香川名物のうどんを食べに。でも、喫茶店でゆったりしすぎて13:00だったからランチタイムが終わっていたり、お盆休みだからか臨時休業してたり。

ふつうなら絶望的状態だけれど、地元民がいたから「ここの店が無理ならこっちがある!」って連れ回してくれた。結果、「チェーン店でもおいしいよ〜」って〈こがね製麺所〉で食べた。

「ぶっかけ小(1玉)」「とり天」420円

こしがあっておいしい。ネギやワカメのトッピングかけ放題なのが◎。九州のやわうどんより、讃岐のこしありうどんがお気に入りだな。

驚きなのが、値段の安さ。一杯が約200円~で食べられるんよ!コンビニでランチ買うより安い!香川に住む友だちは、週5でうどん食べることもあったんやって。もはやお米を食べる感覚らしい(笑)。

今度はうどんをハシゴしたいな〜。

地元民のオススメうどん店

✔︎︎︎︎がもう
✔︎︎︎︎綿谷
✔︎︎︎︎山越

ドライブがてら、おしゃカフェ〈Shishine Picnic days〉へ。海のそばで瀬戸大橋を眺めながらゆったりできるよ。

台湾カステラとかスイーツも充実してたけど、今回はドリンクを注文。めっちゃ大きくて飲みごたえ抜群だった!テイクアウトもおすすめ。

「ドリンク」約500円~700円
空と海は映える

ドリンク片手に、地上に描かれた絵〈銭形砂絵〉が見られる場所にLet's Go!地元民からは「大したことないよ〜ほんとに行くの?」って言われたけれど、「ナスカの地上絵ぽいやん〜!」って反発して(笑)、連れていってもらった。

さすがにナスカの地上絵ほどはなかったけれど、この砂絵ができた背景を知ればすごく面白かった。

諸説あるが、1600年代、地元の人が偉い人を歓迎するために、一晩で作り上げたらしい!すごくない?それがずっと残ってて、今でもボランティアの人が毎朝カタチをキレイに整えているんだって。そこだけ時が止まっているみたいで不思議だった。

これを見た人は、健康で長生きできてお金にも困らない、なんて言い伝えもあるらしい。

近くで見たら何かわからない(笑)

最後の観光スポットは、日本のウユニ塩湖〈父母ヶ浜〉。地元民は、外から友だちが来るたびに案内するらしく、もう20回は行ってるって(笑)。そんだけ慣れているから、夕日が沈んでいい写真が撮れるベストな時間帯は把握していたし、人が少ない場所を探してくれた。

17:00ごろから、日が落ちるまで2時間くらい滞在。時間が経つにつれていろいろな表情が見えて面白かった。

波は穏やかで、遠浅だからどこまででも歩いていける。きっと、全国に似たような場所はあるけれど、香川の父母ヶ浜だからこその感動があると思う。

曇りだったものの神様が味方してくれたのか、18:30ごろにとてもキレイな夕日が隙間から顔を出してくれた。

日が沈んだあとは、空がピンクになった。鳥のような雲がいて、私に「これからの人生うまくいくよ」って語りかけてくれてるみたいだった。やっぱり写真じゃなくて目の前で見るのはひと味違う。

美しさに感動したら、お腹が空いたので夜ご飯。ここでも地元民が大活躍!お盆期間だったこともあってどこも混んでるから、名物の骨付鳥を創業70年の〈一鶴〉でテイクアウト。公園で食べたあとに花火をすることに。

すぐ電話してテイクアウトの予約してくれて、なんならメニュー把握してるからお肉の部位まで指定してくれた。店舗に着くころにはすぐ受け取れたし、さすがすぎる。

1本まるまるかぶりつくクレイジーさ

皮がパリっとして肉厚。甘辛さと胡椒がきいてて、すごくお酒と合う。おにぎりとの組み合わせがこれまた最高。残ったタレにつけて食べるのもオススメ。

青春ってこういうことか

存分に楽しんだ最後は、夜風にあたりに大串公園へ。これは、本当は教えたくないから、冒頭スケジュールには書いていないよ。(ここまで読んでくれて人ありがとう♡)

「地元の人しか知らないんじゃないかなぁ」って友だちは言ってた。たしかに、わざわざ観光でくるイメージじゃないかも。

すごい広いし、目の前に海があって気持ちいい。空を見上げたら星が輝いていて、たまに流れ星も。

みんなとこれからのこと、自分がやりたいこと、たくさん話った。出会ってくれて"ありがとう"って、感謝の気持ちでいっぱいになった。


地元民のおかげで、ただの旅がすごく濃いものになったし、新しい発見もできた。行きたいうどん屋さんが閉まってても別の場所探せる、みたいにめっちゃ効率よく遊べるのも最高(笑)。

私は旅をするとき、現地に知り合いがいなくても、古くからありそうな食堂や喫茶店の店主にオススメを聞くこともある。

そしたら、世界がすごく広がるんだよね。

Googleマップやネットの情報だけを頼りに観光するのも、それだけ有名な場所だから楽しい。でも個人的には、そこに住んでいる人から情報を得たら、もっと充実した旅になるんじゃないかと思う。

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