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人生経験

冒険
2024年09月13日 | カウンセリング

新しい事に挑戦したり、初めての人に出逢う時には、誰しもドキドキする事でしょう。
でも、そのドキドキは若い頃の方が大きかった気がします。

歳を経る事に、ドキドキ感が薄れて行く感じがします。
それは少し悲しい事ではありますが、それだけ人生の経験が増して、新しい事が少なくなっている証でもあるように思えます。

人生何十年も生きていると、大抵のことは経験しておりますし、新しい事でも「初めて事だけれど、これは〇〇に似ているから、多分こう対処すれば大丈夫。」と推測がハズレなくなって来ます。

こうしたことは経験による智慧ですが、この智慧も「誰もが歳をとったから同じように判断できるとは限らない。」と言うところがポイントとなります。

同じ60歳でも、ある人は智慧深く物事の道理をわきまえている人もいれば、「自分のことだけ家族のことだけの事を考えて、その他の人の事は二の次」という人も居ます。

この差は何処から生まれて来るのでしょう。
育った環境?生まれながらの性格の違い?
それもあるのでしょうが、私はそうした生まれ持ったもの以上に「それまで何を経験して来たか?」が重要な気がしています。

ただ漫然と歳を重ねて来た人と、苦労に苦労を重ね、他の人の人生の何倍も耐えて生きて来られたような人とは、その方の言葉の重みや響きが違います。

「燻し銀のような輝き」と称されるような、なんとも言えない奥深い心の輝きは、その方の雰囲気にも現れて来るし、その方の言葉の響きにも現れてくるものでしょう。

https://orior.co.jp/boukenn/

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