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わたしの本棚

私の本棚に並ぶ作家さんといえば、一番多いのが栗本薫。
それから、麻紀ゆう、新田一実、島田荘司、高橋克彦……。
ジャンルでいうと、ファンタジー、ミステリー、ホラーといった感じです。
本棚は小説だけでなく、マンガや画集なんかも並んでいますが、こちらも基本は小説本と似たようなもの。
そもそも、本棚は入りきらなくて、グイン・サーガなんかは積み重ねるようにして入れていますし、クローゼットの中にもビニールの入れ物に入れた本たちが、大量に入っています。

二十代、三十代のころの私の収入の大半は、本代として消えて行っていました。
当時の私にとっては、服よりも化粧品よりも、本こそが最も必要なものだったからです。
インターネットがなかったそのころ、地元では私のほしい本はほとんどが売られておらず、取り寄せや予約をしても、届くのに一ヶ月はかかるという状態でした。
当時の私は、コンタクトの検診のために年に二回ぐらい大阪まで出かけていまして、その時に、大量の本を買って戻って来る、というのが常でした。
そのころの私にとっては、コンタクトの検診はイコール本の買い出しの日でもあったのです。
しかもなんとも都合のいいことに、検診先の眼科のすぐ近くに大きな本屋さんとアニメイトがあって、地の利がなくても眼科の周辺を歩くだけで地元では手に入らない本が買えるという、素敵な状態だったのです。
今本棚に並んでいるものの多くは、そうやって手に入れたものがほとんどだと思います。

ネット環境が整ってからも、最初のころは紙の本を買っていました。
ですが、ここ何年かは電子書籍で買うことが増えました。
紙の本を買っても、もはや置き場所がないというのが、一番大きな理由です。
あとは、一時期は老眼がひどくてマンガが読めなかったことなどもあり、電子の方が読みやすいかな……とそっちを中心にしている、という部分もあります。
まあ、電書は電書で、紙の本のようにパラパラめくって好きなところを読むみたいなことができなかったり、古書店に売るとか図書館に寄贈するとかできないという部分もありますが。
……というか、電子だと古書って概念はないですよね。
あと、私が買っているのはほとんどがkindleなので、Amazonに何かあったら、私の電子蔵書は全滅です。
これについては考えたことなかったですが……パソコンなどのローカルに落として、そこからまた他のクラウドなり外部メディアなりへ移しておくこともできるのかもしれませんね。

以上、「わたしの本棚」でした。

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