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【休職される方に知ってほしい】衝撃だった3つのこと

こんにちは。
本日は休職について無知だったわたしが、実際に起こって驚いたこと3つをまとめていきたいと思います。

こちらの記事では、

初めての休職に戸惑いを感じている方 へ向けて

後から「そんなこと知らなかった…」と新たなダメージが生まれないよう、自身の経験をもとにお伝えしてまいります^^


さて、初めての休職をされる方にとって不安に感じやすいことって何でしょうか。


人それぞれかもしれませんが、わたしの場合は、お仕事や家族、お金のことと多岐に渡っていました。
その中でも、自身でコントロールしにくい、お仕事とお金の問題は特に不安の大部分を占めていました。
だからこそ、突発的なアクシデントはなるべく避けたいものですよね。


そのため、今回はわたしが初めて休職期間を頂いて、衝撃だったこと3点を、衝撃順にお伝えできたらと思っています。

①傷病手当金:
☑有休:後からは取れない?
☑申請状況:1ヶ月以上かかる?
☑転職される場合:転職までの期間は頂ける?

②就業先からの不足金請求
☑10万円を越えることもある?

③休職の診断書を頂いた後の流れ
☑翌日から休職?

※尚、専門家ではなく、あくまでも経験者のため、制度等については専門家の記事を所々引用させて頂いています。※
ご了承くださいませm(_ _)m




①傷病手当金について

傷病手当金の詳細については、多くの方がまとめてくださっています。
誤りがあるといけないので、全国保険健康協会(けんぽ)のページをご覧ください。

☑傷病手当金とは。どんな方が受給対象になる?



☑どの程度支給される?

一般的な計算式によると、
一日あたりの支給金額 =「支給開始日前の直近12ヶ月の各月の標準報酬月額を平均した額」÷30日×2/3

となるため、おおよそ月給の2/3程度が支給されます。


☑有休休暇について

ここで結構大事なポイントが、傷病手当金を支給される前に退職する場合、退職までの期間に残りの有給休暇を充てると支給されなくなってしまうことです。

理由としては、傷病手当金は一時的に働くことが難しい方に対して頂けるお金なので、有休休暇=勤務扱いで「働けるじゃん!」となってしまうためです。

わたしはこのことを後から知って、残っていた有休休暇は使わず退職することになりました。
もし休職をされる方で、有休休暇をどうするか上司の方が聞いて下さったら、<有休休暇→休職期間開始>の流れで依頼することをお勧めいたします!

突然の休職で、有休休暇を使うなんで図々しいとか、申し訳ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
当のわたしも、上記を知らなかったこともあり、シフトを変更してもらう手間を申し訳なく思い、有休休暇を使用せず休職期間に入りました。

しかし、今になって思うのは、有休休暇の取得は働いている人の権利です。そして、休職中のお金の問題は切実です。

もし金銭面に余裕がある方でも、多いに越したことはないと思います。
お金の余裕は、心の余裕とも直結するので、これは使える制度は使った方が良いです。
(ただ、伝え方は大切かもしれませんね^^)


☑支給はいつごろ?

初回は審査もあるため、1か月前後かかるとの記載を多く見かけました。

ですが、会社の締め日にもよるそうです。わたしの会社の場合は、
8月初めに、7月分(期間:20日~31日)を会社へ提出

8月末時点ではまだ保険会社へ自身の会社から申請書類が郵送されていなかったです。

(※9月末にやっと7月分の審査内容が届きましたが、何かで相殺されたらしく支給なしでした(;^_^A 8月分もいつ支給されるのやら。by10月の私)
(※訂正。またお手紙が届き、10月末に7月と8月分が同時に振り込まれることになりました!お仕事始めてなかったら大変だった😭by10月末の私)

これは締め日や会社のやり方にもよると思いますが、思ったより支給まで時間がかかると思っていた方が良いかもしれません。
わたしはこの後に記載した自身の会社からの請求が思ったよりも高額で、早く支給されるといいな…と思っていた矢先に、審査も始まっていない状況と知り愕然としたのを覚えています(;^_^A

申請状況について心配な方は、一度加入している保険会社さんに問い合わせしてみて頂けると、見通しが立ち安心するかと思います。


☑初回支給前に転職した場合、受給できる?

わたしの場合、傷病手当金を受給する前に転職という流れになりました。

ところが、一つ疑問が。
それは、審査中なので「働けるようになってるじゃん」と判断されて受給がなくなる心配です。

これも、保険会社さんへの問い合わせの際に、併せてお伺いしました。
その結果、
「働くことができなかった期間に対しての手当なので、働く前までの期間でしたら問題なく支給されますよ」
とのことでした。

もしかしたら保険会社さんによるかもしれませんが、この趣旨であればどの保険会社さんでも同じ回答を頂けるのではないかなと思っています。
(ケースバイケースかと思うので、ぜひご確認くださいませ^^)



②就業先からの不足請求

えー!!!

続いては、就業先からの不足請求についてです。
冒頭に衝撃順と記載しましたが、正直金銭面での衝撃はこれが一番大きかったです(;^_^A

休職中は原則社会保険料は支払い続けるため、事前に会社の方からも不足分は請求することがあるという旨を伺っていました。

何も知らなかったので、せいぜい高くとも5万程度かなと思っていたところ…

実際に自宅に届いた請求は10数万円でした。

理由としては、社会保険料+{前月分に支給した額ー休職(欠勤分)}とのことでした。
これは会社の計算方法や、給料によって変動があります。

それにしても衝撃。怖くてその日中に支払いましたが、かなり痛い出費でした…。



③休職診断書を頂いた際の流れ

最後に、休職診断書を頂いた際の流れです。
こちらの記事でも記載の通り、休職診断書をいただくと、その日(翌日)から休職期間開始となります。

理由としては、「現状働ける状態でない」とお医者さんが診断したためです。

もちろん、休職をしたいから診断書をもらいに行くというスタンスでは、状態によって診断書は下りない可能性もあります。
また先生によっては、初診では不確実なため2回目の診察で判断をされる先生もいらっしゃるみたいなので、事前に確認が必要です。


以上が、休職した際に衝撃だったこと、3選です。
休職となると、ただでさえ余裕のないところに、知らない制度がたくさん関わっていてパニックになることもありますよね。

どうかご自身やご家族が困っていらっしゃる際に、この情報が少しでもお役に立てたら嬉しい限りです。

たくさん調べ続けていらっしゃる方は、知らない内に疲れもたまっていることがあるので、休み休みにしましょうね。

それでは、ご覧いただきありがとうございました^^


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