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ゲストハウスオーナーの悲喜交々

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長野市の小さなゲストハウス・1166バックパッカーズの飯室がゲストハウス経営の悲喜交々を綴ります。現場の話からスタッフ育成、宿をこれからどう育ててゆくか大きな声で言えない葛藤なん…
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2022年11月の記事一覧

1166ではたらくひとたち

1166ではたらくひとたち

 1166バックパッカーズは現状アルバイトスタッフ2名とオーナーの飯室で運営している、小さなゲストハウスです。今回はアルバイトスタッフの働き方、暮らし方をオーナーの飯室目線で書いてみます。

どんなバックグラウンドを持っているのか

 どいちゃん、という女性が今年の5月から働き出しました。彼女はいつか自分のゲストハウスを開業したいという目標をもち、保育士の仕事を辞めて1年間という期限付きで、長野市

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門前朝食案内

門前朝食案内

1日の3食のなかで、朝ご飯が一番好きです。一番に起きて、まだ頭がシャキっとする前のぼんやりしたなか近所のパン屋さんまで歩いてみたり、ちょっと日差しも温かくなった時間に町を歩く人を借景にコーヒーを啜ってみたり。旅先の朝ごはんは2回くらい食べてもいいんじゃないかしら、と。

1166バックパッカーズは素泊まり宿なので、朝食どころをご案内することも多々。今日はそのなかから8軒ご案内。

1.桜枝町太平堂

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インバウンドが戻ってきた

インバウンドが戻ってきた

 「自分はもう英語を話せないのではないか」とか「日本人ゲストだけで持続的に営業できるんだったらそれでいいのでは」とか、そんなことも思った2年半だったけれど、やはり開国の日はやってきて、開国を待ち望んでいた人たちも多く居て。そんな人たちが訪ねてくれる日々はとても楽しい。

スタッフ採用時に英語力は必須ではない

 1998年に冬季五輪を開催していたり、また地獄谷で温泉につかる日本猿やスノーリゾートな

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