必見!「待機児童問題」について解説してみます。
おはようございます!いやおそようございます!oriです!
今回は待機児童問題について解説してみます!ここでは一般的な考え方だけでなく独自の考えもお話ししていきたいと思います。
前回の幼保無償化についての投稿と引き続き福祉のお話し第二弾でございます!!!幼保無償化について気になるよーって方は過去の投稿見ていただければと思います。
お子さんがいらっしゃる方、お孫さんがいらっしゃる方、結婚したい方、結婚したくないよーって方どなたでも待機児童問題ってこういうことなんだと思っていただけるよう頑張りますので是非一読をお願いします。
さて本題に入っていきたいと思います
【待機児童問題が過熱した理由】
まず、待機児童問題がなぜこれほど過熱してきたのかについてお話ししていきます。
最初の先駆けはSNS(たしかツイッター)での一つの投稿がバズったことが話が広がる大きな要因だったかと思います。それは、、、
保育園落ちた。日本死ね
いやー過激ですね。
この一つの投稿から同じような境遇の方などの共感があり非常にバズりました。それが国会でも取り上げられてましたね。
もう約3年くらい前の出来事ですね。
個人のことを考えると非常に気持ちはわかります!
仕事と両立させたいのにそもそも保育園は入れないじゃん。生活も含めてどうすんのといったような感情でしょうか。
まぁそんなこんなで現在まで解消できずにきているわけですね。
【待機児童問題って今どうなっているの】
厚生労働省が発表している最新の待機児童の人数は16,772人。(平成31年4月現在)ただ、保護者の状況によっては待機児童数には含まれません。(以下参照)
・保護者が育休中
・求職活動をしていない
・特定の施設のみの使用を希望
・自治体が独自で財源支援している施設に入所
いわゆる「隠れ待機児童」というやつです。
これをみるとまだまだ解消には時間がかかるのかなという印象です。
【考えなければならないこと2つとその解説】
ここからは先述した背景と現状を踏まえたうえで考えなければならない二つの要素とその解説をしていきたいと思います。
その二つのこととは
・エリア
・人口
マクロ的な話になりますが、この二つは考えていかなければなりません。
個人は関係ないじゃんという方もいらっしゃるかもしれませんが、リモートワークや副業が進んでいる中子育てしやすいところに移住している方もいらっしゃいますので実は、全く関係ないという人はいないのです。
【エリアについて】
さてエリアについてですが、エリアごとで見ると首都圏エリアが突出しています。地方と比べると桁が違うという印象を持つでしょう。
そうなんです。前回の記事でもお話ししましたが、この手の話は東京をベースにして話が進められる傾向にあるのでこういった特に首都圏エリアの問題が全国の問題として取り上げられてしまう傾向にあると言わざるを得ません。
地方にとっては逆転傾向にあり、児童福祉施設定員数>児童福祉施設利用希望数となっている傾向が非常に多くあり、現にこどもの数が少なくなって閉所になっている施設や保育士さんとの契約解消といった事例も多くなってきています。
【人口について】
人口についてはいわずもがな少子高齢化が加速度的に進んでいくことです。
少子高齢化については、別にいいんじゃないかといったお話や何とか解消しないといけないと大まかに2つの意見があるのですがここでは割愛します。
簡単に言うと少子高齢化が進む中でただ施設を増やすということは効果として疑問に思うという部分ですね。
少子高齢化が進むとどんなことが起きていくかというと
①単純に日本全国の人口が少なくなる
②それ以上に労働人口が減少していく
③地方から都市部への人口流出が進んでいく
この3点になります。
【待機児童問題への考え方】
現在も問題点とされている待機児童問題ですが、考え方として個人的には以下のような認識を持っていただきたいなと思っているのです。
都市部が大半の問題である今回のテーマの待機児童問題を切り取って全国の問題点とするのは効率が悪いという点です。
少子高齢化により福祉業界を取り巻く環境の変化は都市部と地方で劇的な変化をしてきています。その中ではエリアごとにきりとって問題点を抽出し解決策を実行していかなければなりません。
しかし、現在は全国の問題点として取り上げられてしまっているため、特に地方は圧迫を受けているわけです。これは保育士給与問題も同様なことが言えますが割愛します。
当たり前のことではありますが、定員充足率をみても減少していっています。
そして10~20年後には全国的にも児童福祉施設定員数>児童福祉施設利用希望数となります。地方ではもう起こっていて取り上げられていないのが不思議に思える程です。
こんな中で福祉施設の経営に携わっている身としては、本来の本質的な在り方は、いかにこどもたちにとってより充実した場所・環境を構築できるかが重要だと思っていて、そのためには各保護者の方々のご協力も重要になっておりそれは財務的な面やスタンス的な面どちらもあるのですがこちらはまた別の投稿でお話しできれと思っています。
整理すると
・待機児童問題は首都圏における大きな問題の側面が強い
・待機児童問題を全国的な問題として取り上げすぎだと感じる部分がある。
・地方では逆転現象は起きていて拡大している(児童福祉施設定員数>児童福祉施設利用希望数)
・全国的にも逆転現象が起きる
・施設の在り方・考え方は、いかにこどもたちにとってより充実した場所・環境を構築できるかが重要だと感じている
以上になります。
今回は待機児童問題について解説していきましたがそんな考え方あるんだや知らなかった、気づきを得られた、おもしろいじゃんなどなど思ってくださった方いましたらポチっとフォローボタン押していただけると嬉しいです!
これからも投稿していきますので宜しくお願い致します。
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