ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年 (著 森本俊司)
難易度28(下記[28/28])で読了!
うさぎの絵本で日本でもお馴染ミッフィー(ナインチェ・プラウス)の
作者(ブルーナ)のお話しです。難易度28で比較的高めですが、わからない言葉がほとんど人名などの固有名詞なので文脈の難しさはありませんでした。
本書では、ブルーナさんの生い立ちから祖父や父親との関係や経歴、
作品の詳細まで紹介しています。
本書の著者が、ブルーナさんと親交があり直接インタビューしているので
ブルーナさんの生の情報が盛り込まれています。
ブルーナさんの作品に対する思いや信念、作品の描き方、なぜあのような
配置にしたのかなどを知ることができます。
"ミッフィーの輪郭には血が通っている" 本書を読みえた頃には
この意味がわかっていることでしょう。
- [X] 森本俊司[1/1]
- [X] ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年[28/28]
- [X] 慈しむ(いつくしむ)
- 目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。かわいがって大事にする。
- [X] シャルル・トレネ
- フランスのシャンソン歌手、作詞家、作曲家。
- [X] マックス・ハーフェラール
- オランダの植民地官吏ムルタトゥーリが発表した植民地での
蛮行の内部告発本
- [X] エンクホイゼン
- 江戸時代の日本(長崎・出島)への交易船の出航地としても
利用された歴史のある港町
- [X] 長距離走者の孤独
- 英国のアラン・シリトーの短編小説
- [X] ヤーピー
- ブルーナが書いた小説
- [X] 天啓(てんけい)
- 天の導き。神の教え。
- [X] アンリ・マティス
- フランスの画家。フォーヴィスム(野獣派)のリーダ-的存在
であった。自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」と謳われ、
緑あふれる世界を描き続けた画家であった。ブルーナは彼の
作品から強い影響を受けた。
- [X] フェルナン・レジェ
- 20世紀前半に活動したフランスの画家。 ピカソ、ブラックらと
ともにキュビスム(立体派)の画家と見なされる太い輪郭線と
単純なフォルム、明快な色彩を特色とする独自の様式を築いた。
- [X] ピーター・ブラティンガ
- オランダのグラフィックデザイナー
- [X] メルシス社
- ディック・ブルーナの知的所有権を管理する会社
- [X] ハファンク
- オランダの推理小説の父
- [X] ポスターは一発のパンチでなくてはならない
- ブルーナが憧れていたポスター界の大御所カッサンドルが残した
名言
- [X] エスプリ
- 英語のウィット witにあたる「才気,機知」,すなわち批評精神に
富んだ軽妙洒脱で辛辣な言葉を当意即妙に述べる才のこと。
- [X] ヤープ・ロマイン
- ブルーナのブックデザインやポスター作りを支えたオランダの
文化人
- [X] シュレイダー邸
- リートフェルトのシュレーダー邸は、オランダのユトレヒト市内
にあり、1924年に、オランダ人建築家ヘリット・リートフェルト
によって設計された住宅である。デ・ステイル建築を代表する
作品で、世界遺産に登録されている。当遺産はユトレヒトの美術館
セントラルミュージアムが管理している
- [X] ピエト・モンドリアン
- 19世紀末-20世紀のオランダ出身の画家。
有名な『リンゴの樹』の連作を見ると、樹木の形態が単純化され、 完全な抽象へと向かう過程が読み取れる。ブルーナは嫌っていた。
- [X] ヘリット・リートフェルト
- 20世紀オランダの建築家、デザイナー。ブルーナは尊敬していた。
- [X] 手を使うことを禁じたことで、かえってサッカーが創造性豊かな
スポーツとなり世界中で愛されるようになった。
- [X] カレル・アペル
- オランダの画家。アムステルダムに生まれ、激しい筆致の原色の
抽象画や多彩な色を用いた立体作品などを制作し、
オランダ現代美術の代表的な作家
- [X] ドム塔
- 高さ112メートルのドム塔(英語版)(ドムトールン)は、
教会の塔としてはオランダで最も高く、ユトレヒトの
ホールマークとなっており、日本においては長崎県のテーマパーク ハウステンボスのシンボル・ドムトールンのモデルとしても
知られている。
- [X] カラバッジオ
- ルネッサンス以降、その多大な影響力から抜け出せずにいた絵画
世界に、新しいスタイルを確立し画家レンブラントが登場する
下地を作ったとされる
- [X] アンディ・ウォーホル
- アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手。
銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュース や映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト。
- [X] 静謐(せいひつ)
- 静かで落ち着いていること。世の中が穏やかに治まっていること。
- [X] うさこちゃんの福音館書店の訳と講談社の訳
- 原本により忠実なのは福音館書店の方
- [X] チャールズ・M・シュルツ
- スヌーピーやピーナッツの作者でブルーナと親交があった
- [X] みんなのアムステルダム国立美術館へ
- 国立美術館改修の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画
- [X] 英語のライバルの語源
- 小川
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?