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アブラハム合意はアメリカ大統領選まで持たない!?長い軋轢とパレスチナの問題!!

「アブラハム合意から3年 国交樹立「盟主サウジ」動かず」の記事では以下のことが書かれています。

「アラブの「盟主」としてサウジが体面上、看過できないのが、ネタニヤフ政権のパレスチナへの強硬姿勢だ。「パレスチナ問題は中核の問題であり続ける」。サウジの実力者ムハンマド皇太子は5月に明言した」

トランプ元大統領が強引に中東和平案を出し、事なきを得たように見せましたが、長年に続くこの問題がそんなに簡単に終わるわけもなく、反対にしこりとして残ってしまいました。

来年のアメリカ大統領選でもし、トランプさんが選ばれたら、より悪化するかもしれません。ましてやバイデン大統領さえ、関わらないようにしている感じですから。

アメリカの消費者物価は鈍化していたのに、また3.7%上昇しました。利上げの追加が懸念される中、原油高が影響だそうです。

それはロシアとサウジアラビアが減産を延長したからですが、イスラエルとサウジアラビアの関係をトランプさんと同じように強引によくすることはできないでしょう。

しかし、ロシアは原油高で収入が増しています。何と皮肉な局面でしょうか。さらにEUはロシア産LNGへの依存を断とうとしているのに、最高水準で輸入が増えているそうです。

北朝鮮の力添えも果たしたことで力を蓄えることができたとほくそ笑んでいるに違いありません。

BRICSでサウジアラビアとも関係を構築すれば、アメリカはどんどんと蚊帳の外におかれていきます。

イスラエルはITや軍事関連での技術が優れていますが、ロシアにもウクライナにもどちらにもついていません。

一応、アメリカ側ですが、パレスチナの問題がおりなす中で、展開を変えていくのではないでしょうか?

一筋縄ではいかない問題がここら辺にあるような気がしています。アブラハム合意から3年だろうが10年だろうが、当事者たちにとってはわずかな期間でしかないかもしれません。
#サウジアラビア #イスラエル
#パレスチナ #国交樹立

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