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新人研修はいらない!?負担が大きく成果があがらない研修制度

みなさんの会社では、新人研修やその準備にどのくらい時間をかけていますか?
研修の準備に追われ残業が続いたり、日々の業務に支障が出てしまっていませんか?

これまでの古い新人研修の型から抜け出せず、研修が負担になっているという採用担当者さまのために、新人研修の内容や指導のポイント、また弊社で行っている新しい新人研修の流れをご紹介します。
是非とも参考にしていただき、貴社に合った新人研修の開催にお役立てください。

1、新人研修とは


新人研修の目的

新人研修はこれから働くスタッフたちが、企業の一員として働くための知識や心構えを身につけるために行われます。
社会人として当たり前の名刺の交換方法や電話応対のマナーなどといった、一般的なビジネスマナーから、自社の企業理念や商品理解、サービスの利用体験など、多岐にわたる内容を学びます。

研修終了翌日から実際に店舗やオフィスでお客様対応をすることも多いため、現場のスタッフは、新人スタッフが新人研修で、基礎的な知識を身につけたうえで出社することを期待しているでしょう。

新人研修の開催形態

コロナの影響でオンライン化が進み、新人研修もオンラインで行う企業も増えてきましたが、人数が多く、社会人1年目のスタッフが対象になる新人研修は、現在でも対面研修を選択する企業が多いようです。

対面研修のメリット

・受講者の反応が見えやすい
・受講者同士で横の繋がりができる
・適度な緊張感で集中力が続きやすい

などがあげられます。

オンライン研修のメリット

・スタッフを1か所に集める交通費がかからない
・移動時間がかからない
・手元のパソコンに画面共有されるため、動画等の資料が見やすい

などがあげられます。
特に時間とコストの削減は企業にとってうれしいメリットですね。

2、新人研修の例

プログラム内容

新人研修ではどのような内容が話されるのでしょうか。
一般的な新人研修のプログラム例を見てみましょう。

①社会人としての心構えとビジネスマナー

まずはじめに、聞く姿勢やコスト意識、コンプライアンスなどを理解してもらうことで、研修全体を進めやすくします。

②企業理念

会社として何を大切にし、どういった人材や活躍を求めているのかを明らかにすることで、社員全体が同じ方向を向いて業務に取り組めるようにします。

③専門知識や業務フロー実践

いよいよ具体的な業務内容の研修に入ります。
配属後、即戦力となれるよう座学だけではなく、実際に手を動かして覚えてもらう時間をとるとよいでしょう。

指導のポイント

新人研修を開催する際に気を付けたい指導のポイントをご紹介します。

①ゴールを明確に伝えよう

講義者は、各研修で何を教えたいのかゴールを設定し、参加者に何を期待しているのかを明確に伝えましょう。
「講義の最後に行うテストで80点以上をとる」
「配属初日に行う名刺交換のマナーを覚える」など
参加者が具体的にイメージしやすいレベルのものが良いでしょう。

②座学よりも実践の時間を大切に

人が高い集中力を発揮できるのは、なんとたった15分程度だといわれています。
継続的な集中力も40分~90分程度と言われており、学校の授業の時間もこの程度に設定されています。
講師が一方的に話す講義型の研修を行う場合は、40分程度で一度ロールプレイやグループワークを入れるなどの工夫をしましょう。

③講義者の負担も考えよう

普段は別の仕事をしている講義者にとって、新人研修のために資料を作成したり、打ち合わせを行うのは大きな負担です。
既にある資料で使えるものを提示したり、雑務を引き受けるなどして本業に支障がでないようにフォローしましょう。

3、新人研修にかかわる社員の本音

コストも時間もかけて開催している新人研修ですが、実際の参加者はどのように感じているのでしょうか。
なかなか直接は聞きづらい参加者たちの本音をX(Twitter)の投稿から読み解いてみましょう。

新人研修担当者の本音

新人研修の準備に追われ大変だ、うまく伝えられたのか不安だといった声が多いようです。
皆さんの会社では担当者のフォローできていますか?

新入社員たちの本音

次に、参加者側の新入社員たちの声を見てみましょう。
連日の詰め込み講義に加えて、夜は食事会の参加などで心身ともに疲れがたまりやすく、習った内容を忘れてしまったという声が多いようです。

苦労して教えた研修内容をすぐ忘れられてしまうのはつらいですね。

4、オレコンの新しい新人研修


オフィスを持たず、チームスタッフ全員がリモート環境で働いているオレコンでは新人研修も、もちろんリモートのみで行われます。集中できる時間を自分で選んで、進めたい分だけ進められる。
そんな自由度が高い新しい新人研修(オンボーディング)を実施しています。

研修担当者は不要

何度研修を行っても、お伝えしたい内容は殆ど同じ。
同じ内容を繰り返し話すのであれば、動画やテキストでお伝えしても変わらないのではないでしょうか?

弊社では、学んでほしい内容をすべてオンラインデータ化し、チェックリストを作成。
研修担当者を設定しなくても、新人スタッフはチェックリストに沿って効率的に研修内容を学ぶことができています。

チェックリストの最後には理解度チェックのテストが設けられており、
業務開始前には上席者との面談をする流れになっていますので、不明点や業務開始前の不安は解消したうえで、業務に取り掛かることができます。

自分のペースで進められる

オンラインデータ化をすることで、全員が同じ時間に集まる必要がなくなりました。
新人スタッフは自分が集中できる、取り組みやすい時間帯に研修を進めることができます。

睡眠がしっかり取れ、学ぶ姿勢が整った状態で知識を入れた場合、そうでない場合にくらべ、記憶の定着率が上がることは複数の論文で証明されているため、全体研修のために無理に知識を詰め込むよりも多くの知識を得られるでしょう。

「好きな場所で、好きな時間に、好きな仕事ができる。
通勤に往復で3時間をかけるくらいなら、大切な家族と過ごしたほうがいい。」

そんな考えで、世界中に約80名いるオレコンのチームスタッフは全員がリモートワーク環境で働いています。
リモート環境で高い成果を出したいとお考えの方は、是非弊社の採用方法やスタッフ教育についてご確認ください。

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