農業機械メーカーが都心部にカフェをオープンした理由
私たちは福岡県の都心部・福岡市から車で約1時間程離れたところに本社を構える農業機械メーカーです。
本社の近くには、田園や果樹園などがあり、「農業」が当たり前の毎日を過ごすことができます。
▼ORECについての詳しい記事はこちら
今回なぜ、私たちが福岡市の都心部にカフェ併設の「OREC green lab 福岡」をオープンしたのかをお伝えしたいと思います。
OREC green lab 福岡の役割
OREC green lab 福岡は、2019年10月31日に福岡の中心地である天神・赤坂にオープンしました。ここはビジネス街と昔からの住宅地が近くにあり、お仕事から生活を営む人までさまざまな人が往来する場所です。
都心で暮らす方々は、その場所柄もあり普段から「農」を感じるシーンが少ないと思います。人に欠かせない食生活を支える「農」の魅力をもっと感じて欲しい、そんな思いで、農業に関係するヒトやモノやコトを感じてもらえる場所として開設しました。
他のカフェにはないOREC green lab 福岡の魅力とは
一番のこだわりは、カフェに欠かせない「ドリンク」です。
メニュー開発時には直接、生産者に会いに行き、農薬を使わない農法で作った茶葉、お米など、こだわりを持って作られた素材のみを取り入れています。
お客様に安全安心なドリンクをお届けしたい、誇りを持って作物を作られている農家さんを知って頂きたい。そんな思いでドリンクを提供しています。
ドリンクのビハインドストーリーは、また別の機会にご紹介します。
また、ドリンク以外にも身体に優しい素材を生かした、こだわりの商品づくりをしている生産者さんの軽食を仕入れ販売しています。
その他にも、「農」に触れてもらえるように1階～3階にさまざまなコンテンツを散りばめています。
「農」の魅力を感じるコンテンツ
2階には、ORECの乗用草刈機「ラビットモアー」を展示しています。
都心部にお住まいで普段、農業機械に触れる機会がない方に、少しでも「農」に触れていただきたく、乗用草刈機を設置しています。
また、2階では草刈機以外にも「農・食・ものづくり」をテーマにした本を通して「農」に触れていただけます。
約250冊の書籍を担当者が一冊一冊、選書しているので、普通のカフェでは読むことのできない本をお楽しみいただけます。
3階はイベントスペースとなっており、定期的に「農・食・ものづくり」に関するワークショップやイベントを開催しています。
今年の5月には、普段接することのない生産者と消費者を繋ぎ、コミュニケーションをとる場創りを目的としたマルシェを開催しました。生産者こだわりの作物や加工品を販売したり、ビワの収穫体験など、都心部では体験できないコトを実施しました。
今後もOREC green lab 福岡では、
◎より生産者の思いに触れ「農」や「食」の魅力が伝わるイベント
◎ORECと同じ理念、取り組みに共感をしていただけるパートナーと共に創るポップアップショップ
◎お客様が実際に「農・食・ものづくり」を体験できるワークショップ
を定期的に開催していきます。
少しでもご興味のある方は、ぜひOREC green lab 福岡に遊びに来てください。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
■OREC green lab 福岡 HP
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