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【日本一近いヨーロッパ】週末弾丸ウラジオストク紀行【ロシア】(1) まえがき

ヨーロッパ行きてえ…

そう思ってもお金も時間もない。まとまった休みを取るのってかなり難しいよね。でも週末くらいは暇、みたいな。ゴロゴロしてんのもなんか性に合わないし、ちょっくら出かけてくるか!!!

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てなわけで処はロシア・ウラジオストク

・なんでウラジオストク?
近い!東京からだと直行便で2時間半くらい!国内旅行感覚で行ける!
ヨーロッパに行きたい!(アジアにあるけど文化はヨーロッパ圏)
ロシア料理がうまい!ロシア料理食べたい!
◎物価が安い!(ボルシチ1杯300円とか)
ビザが簡単に取れる!(沿岸地域以外は観光ビザが必要)
治安が良い!

・いくらかかる?
航空券はS7航空の東京成田⇔ウラジオ往復で2.5万くらいから。日程的に多いのは3万ちょっとから。あとは新千歳からオーロラ航空のプロペラで直行便があります。

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現地滞在にかかる費用は、まあ、1食1000円もかからないし、宿はピンキリなので、下げようと思えばいくらでも、って感じ。僕は1人旅だったので、ウラジオストク駅至近のカプセルホテルで1泊1000円弱でした。

・なにがある?
ぶっちゃけ言うと何もない。何もないというのは、「その都市だけのスペシャルなアイデンティティがない」という意味です。
フランスのパリと言えばルーブル美術館だったり凱旋門ってみんな言うと思いますが、ウラジオストクは著名な観光地ではないだけあって、そういう目立ったものはない。もちろんガイドブック的な観点から言えば、たぶんマリインスキー劇場とか、鷲の巣展望台とか、ポクロフスキー教会とかいくつかあると思いますが(ガイドブック買ってない)。。。

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・なにしたの?
折角週末に行けるヨーロッパなんだし、「海外来たんだしこれこれは見よう」とか余計なこと考えずに、気軽に街をぶらぶらするとか、ベンチに腰掛けて日本海を眺めながら風に当たるとかしてました。それと催し物。ある程度調べて行ったので、毎日アクティビティに出会えて面白かったですね。それは次稿で紹介します。
まあ結果的にあちこち巡ってしまったわけですが、満足度はかなり高かったし、是非また行きたいなと思っています。

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あとはやっぱりロシア料理。街のいたるところにロシア料理店があるし、スーパーに入って現地食を物色するのも楽しいですよね。食に関しては無限大。日本じゃあまりないロシア料理にふらっと触れられるのがとてもポイントが高いです。なぜそんなにロシア料理推してるかっていうと、ロシア料理は薄味で日本人の味覚に自然にマッチするからです。食べないと損です。間違いなく。

・何日で行く?
これは楽しみ方によると思うけれども、ウラジオをぶらぶらする感じであれば2日あれば十分だと思います。郊外に足を延ばすのであれば3日かなあ、といった感じ。まあそうでもないと週末弾丸紀行にならないしね。
本稿では対象にしていませんが、西から陸路でユーラシア大陸を横断してきた旅行者が最後に立ち寄る都市として考えれば、短期間で十分すぎるくらい面白い都市だと思います。

・ビザ???
ここのところのウラジオバブルの一番の要因はビザ発給要件が緩和されたことでしょうね。本来ロシア領土を踏むためにはツーリストビザを取らなければなりませんが、これが少し面倒くさい。しかしネットで簡単に申請できるe-visaが極東沿岸地域の訪問に限って有効になったので、思い立ったらすぐウラジオやサハリンに行けるようになりました。発給にかかる日数は4-5日。すべてがパソコン内で完結。

・治安は?
ロシアって怖いイメージがありますよね。自分も例外ではありませんでしたが、全然そんなことはありませんでした。女性も一人で歩いているし、緯度が高いので夕方でも結構遅くまで明るいです。どこでも真夜中に出歩くのはご法度ですが、今夏行ったモスクワでさえ深夜にぶらぶらできるくらい治安は良くなりましたから、以前のロシアのイメージとは少し異なっていると思います。

・来年以降、日本からのJAL/ANA直行便増便が決定していますので、今後一層旅行者が増えるのかなと思います。今のうちに是非どうぞ。

次稿は旅行記第1日目。

おしまい。

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