景気は、一服感がみられる【2022年1~3月期】
【大阪府景気観測調査(2022年1~3月期)】
今期の業況判断DIは、1月下旬から適用された「まん延防止等重点措置」に伴う経済活動の制限に加え、ロシアのウクライナ侵略による原油・穀物など原材料費や電気代の高騰、急激な円安もあり、全産業で-28.6と2四半期ぶりに悪化した。製・商品単価DIが2四半期連続のプラス水準となったものの、出荷・売上高DI、営業利益水準DI、営業利益判断DI、資金繰りDIがそれぞれ2四半期ぶりに悪化するなど、景気は一服感がみられる。
調査結果によれば、来期は2四半期ぶりに業況が改善する見通しであるが、より感染力が強いオミクロン変異株(BA.2系統)の感染状況や為替変動、ウクライナ情勢などに引き続き注視する必要がある。
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