大阪産業経済リサーチセンター(ORCIE)

戦前に設置された経営・経済2つの研究所をルーツとする、公設(大阪府)のシンクタンクです…

大阪産業経済リサーチセンター(ORCIE)

戦前に設置された経営・経済2つの研究所をルーツとする、公設(大阪府)のシンクタンクです。大阪の経済・経営に関する様々な調査を行い、成果を普及するとともに、大阪府の施策に貢献する調査研究を通じ、中小企業等を支援します。◆お問い合わせ先電話番号:06-6210-9937/9938

マガジン

  • 調査研究の報告・発表、イベントなど

    各種事業や個人の研究活動から得られた知見を基に、研究員が報告・発表する機会についてお知らせします。

  • 経済や経営に関するルーティンワーク

    毎月・四半期・年単位のルーティンで行っている、経済や経営に関する調査研究の成果です。

  • 論文・研究ノート・トピックなど

    研究員による論文や研究ノート、トピックなどを紹介しています。普段の業務とは少し違った角度から、世の中のできごとを眺めて分析しています。

最近の記事

令和6年度・第2回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

❖ 令和6年度「大阪府・大阪市経済動向報告会」の開催  ■第2回報告会〈令和6年8月19日(月)〉   時 間:午後1時00分~3時40分(受付:午後0時30分~)   場 所:大阪産業創造館6階 会議室A・B      (大阪市中央区本町1-4-5)      (Osaka Metro 中央線・堺筋線「堺筋本町」駅下車 徒歩約5分)   主 催:大阪府商工労働部(大阪産業経済リサーチセンター)、 大阪市経済戦略局、

    • 大阪経済の動き(年間回顧)

         2023(令和5)年の大阪経済-大阪経済は、力強さを欠くものの持ち直した- 2023年の大阪経済は、力強さを欠くものの持ち直しの動きが続いた。アフターコロナの中で経済社会活動が活発化することにより、需要面では、消費は年間を通じて持ち直しの動きが続き、設備投資は前年並みの水準で推移した。他方、外需は減少し、生産は持ち直しが続いていたが、年後半に減速した。雇用は、就業者数の増加や完全失業率の改善など持ち直しの動きで推移した。企業の業況は、緩やかな持ち直しが続いたが、業況改善

      • おおさか経済の動き(2024年1~3月期)

        -大阪経済は、持ち直しの動きに一服感がみられる-〇需要面では、個人消費は、持ち直している。百貨店・スーパー販売額、コンビニ販売額、家電販売額は増加。新車販売台数は減少。家計消費支出(近畿;2月)は減少。投資は、持ち直しの動きに一服感がみられる。 住宅投資、非居住用建設投資はともに減少。公共投資は減少。輸出は、持ち直しの動きに一服感がみられる。輸出額は増加。主要国向けでは、アジア向け・中国向け・EU向けで増加。輸入額は減少。 〇供給面では、生産動向は、弱い動きとなっている。大阪

        • 個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2024年1~3月期】

          【大阪府消費動向調査(2024年1~3月期)】 調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。 ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

        令和6年度・第2回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

        マガジン

        • 調査研究の報告・発表、イベントなど
          1本
        • 経済や経営に関するルーティンワーク
          14本
        • 論文・研究ノート・トピックなど
          6本

        記事

          調査報告書(令和5年度実施分)

           大阪産業経済リサーチセンターでは、産業経済に関わる課題を取り上げ、府政の立案等に資するために政策立案支援調査を実施しています。  令和5年度の調査研究内容について、以下のとおり報告書(全文)および概要版をとりまとめましたので、noteに掲載いたします。  報告書(全文)および概要版は、以下の下線部分をクリックすることでご覧いただけます。 No.198 『中小・中堅企業のデジタル化・DX推進とデジタル化・DX人材について』  大阪府の中小・中堅企業のデジタル化やDX推進、デ

          調査報告書(令和5年度実施分)

          景気は、一部に弱い動きはあるが、持ち直し基調にある【2024年1~3月期】

          【大阪府景気観測調査(2024年1~3月期)】  今期の業況判断DIは、消費者物価の上昇や国内企業物価の高止まりがみられたが、株価の上昇や雇用・所得環境が改善に向いつつあることなどもあり、全産業では-15.1と3四半期ぶりに緩やかに改善した。資金繰りDIが2四半期ぶりに、設備投資DIが3四半期ぶりに低下したものの、営業利益判断が2四半期連続で上昇、出荷・売上高DIも3四半期ぶりの横ばいとなるなど、景気は持ち直し基調にある。  来期は業況が改善する見通しであるが、海外情勢や物

          景気は、一部に弱い動きはあるが、持ち直し基調にある【2024年1~3月期】

          令和6年度・第1回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          ❖ 令和6年度「大阪府・大阪市経済動向報告会」の開催  ■第1回報告会〈令和6年5月13日(月)〉   時 間:午後1時00分~4時20分   場 所:大阪産業創造館6階 会議室E      (大阪市中央区本町1-4-5)   主 催:大阪府商工労働部(大阪産業経済リサーチセンター)、 大阪市経済戦略局、 公益財団法人大阪産業局 ❖ 報告内容  第1部(午後1時00分~2時10

          令和6年度・第1回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年10~12月期】

          【大阪府消費動向調査(2023年10~12月期)】  調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。 ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年10~12月期】

          景気は、持ち直しているが、一部に弱い動きがみられる【2023年10~12月期】

          【大阪府景気観測調査(2023年10~12月期)】  今期の業況判断DIは、資材、光熱費の高止まりや内需の減退などもあり、全産業では-16.6と2四半期連続で悪化した。営業利益判断DIが改善基調にあるほか、資金繰りDIが2四半期ぶりに、設備投資DIも2四半期連続で上昇し、景気は持ち直している。ただし、出荷・売上高DIが2四半期連続で悪化するなど、一部に弱い動きがみられる。  来期は業況が改善する見通しであるが、海外情勢や物価高のほか、令和6年能登半島地震による北陸地方の生産

          景気は、持ち直しているが、一部に弱い動きがみられる【2023年10~12月期】

          経済情勢トピックス

           大阪産業経済リサーチセンターは、各種調査を実施しています。2023年11月に実施した産業実態調査の内容を、以下のとおりとりまとめましたので、noteに掲載いたします。  調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年7~9月期】

          【大阪府消費動向調査(2023年7~9月期)】  調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。 ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年7~9月期】

          景気は、やや一服感がみられるものの、持ち直している【2023年7~9月期】

          【大阪府景気観測調査(2023年7~9月期)】  今期の業況判断DIは、中国経済の減速や消費者物価上昇による内需の減退などにより、全産業では-15.6と4四半期ぶりに悪化した。出荷・売上高DIが4四半期ぶりに悪化、営業利益水準DIが6四半期ぶりに悪化したが、設備投資DIが3四半期ぶりに上昇するなど、景気はやや一服感がみられるものの、持ち直している。  来期は、4四半期ぶりに業況が改善する見通しであるが、ウクライナ情勢、物価高、中国などの海外経済や金融の動向などについて、引き

          景気は、やや一服感がみられるものの、持ち直している【2023年7~9月期】

          (寄稿)

          「潜在女性求職者の仕事と生活の意向~柔軟で多様な働き方の提案~」 <公益社団法人大阪府工業協会『商工振興』(2023年9月号)>  女性の就業者数は2012年以降増加していますが、就業に関するニーズが満たされていない女性求職者は少なくありません。大阪府が実施したアンケート調査では、現在働いていない・働けない主な理由は、「希望(勤務時間・休日、勤務地)にあう仕事がありそうにない」、「経験や知識・能力等に自信がない(自分の強みや長所がわからない)」、「妊娠・出産、育児・子育ての

          ORCIEレポート「ポストコロナ社会のサードプレイス」

          ※全文ダウンロードはこちら👇 1.はじめに 「サードプレイス」という言葉を、これまで見聞きしたことはないだろうか。分かりやすく表現すれば、ファーストプレイス(生活を営む場所)の「家庭」でも、セカンドプレイス(自宅以外で長い時間を過ごす場所)の「職場・学校」でもない、「憩いと交流の場」としての「第三の居場所」を表す言葉である。  サードプレイスは、米国の都市社会学者レイ・オルデンバーグが、自著「The Great Good Place」(邦題『サードプレイス』)で提唱した概念

          ORCIEレポート「ポストコロナ社会のサードプレイス」

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年4~6月期】

          【大阪府消費動向調査(2023年4~6月期)】  調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。 ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年4~6月期】

          経済情勢トピックス

          【近畿の消費動向】