大阪産業経済リサーチセンター(ORCIE)

戦前に設置された経営・経済2つの研究所をルーツとする、公設(大阪府)のシンクタンクです。大阪の経済・経営に関する様々な調査を行い、成果を普及するとともに、大阪府の施策に貢献する調査研究を通じ、中小企業等を支援します。◆お問い合わせ先電話番号:06-6210-9937/9938

大阪産業経済リサーチセンター(ORCIE)

戦前に設置された経営・経済2つの研究所をルーツとする、公設(大阪府)のシンクタンクです。大阪の経済・経営に関する様々な調査を行い、成果を普及するとともに、大阪府の施策に貢献する調査研究を通じ、中小企業等を支援します。◆お問い合わせ先電話番号:06-6210-9937/9938

マガジン

  • 論文・研究ノート・トピックなど

    研究員による論文や研究ノート、トピックなどを紹介しています。普段の業務とは少し違った角度から、世の中のできごとを眺めて分析しています。

  • 経済や経営に関するルーティンワーク

    毎月・四半期・年単位のルーティンで行っている、経済や経営に関する調査研究の成果です。

  • 調査研究の報告・発表、イベントなど

    各種事業や個人の研究活動から得られた知見を基に、研究員が報告・発表する機会についてお知らせします。

最近の記事

 百貨店・スーパーの個人消費は、持ち直している。一方でコロナ禍での外出自粛要請、コロナ禍以降の働き方改革による就業時間の見直し等で、ライフスタイルが変化した外食消費は持ち直しに至っていない。【2024年7~9月期】

【大阪府消費動向調査(2024年7~9月期)】      調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。    ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

    • 景気は、持ち直しの動きが弱まっている【2024年7~9月期】

      【大阪府景気観測調査(2024年7~9月期)】  コロナ禍からの回復以降、景気は緩やかな持ち直し基調が続いている。ただ、今期は円高基調への反転に加え、南海トラフ地震臨時情報の発表、台風接近に伴う豪雨、記録的猛暑などを背景とする社会経済活動の停滞などもあり、全産業の業況判断DIは-17.7と2四半期連続で低下した。製・商品単価DIが2四半期ぶりの低下、営業利益水準DIも2四半期連続の低下となるなど、景気は持ち直しの動きが弱まっている。  回答企業によると、来期は業況が改善す

      • 産開研論集 第36号

        産開研論集は、大阪府の産業・経済の発展と中小企業の振興を図るという当センターが担う役割の一環として発行するもので、当センターの前身である大阪産業開発研究所から継続しています。このたび、第36号を発行しましたので、noteに掲載いたします。 なお、本論集に掲載する論文の内容については、執筆者の責任によるものであり、その所属する組織の公式見解を示すものではありません。  論文等の詳細については、以下の下線部分をクリックすれば、PDF版を全文ダウンロードできます。 【論文】1

        • 令和6年度・第3回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          ❖  令和6年度「大阪府・大阪市経済動向報告会」の開催  ■第3回報告会〈令和6年11月13日(水)〉   時  間:午後1時00分~3時40分(受付:午後0時30分~)   場  所:大阪産業創造館6階 会議室E      (大阪市中央区本町1-4-5)      (Osaka Metro 中央線・堺筋線「堺筋本町」駅下車 徒歩約5分)   主  催:大阪府商工労働部(大阪産業経済リサーチセンター)、                      大阪市経済戦略局、    

        マガジン

        • 論文・研究ノート・トピックなど
          7本
        • 経済や経営に関するルーティンワーク
          16本
        • 調査研究の報告・発表、イベントなど
          1本

        記事

          冊子・おおさか経済の動き(2024年4~6月期)を発行しました。

          -大阪経済は、持ち直しの動きに一服感がみられる-2頁~3頁「大阪経済の情勢(2024年6月指標を中心に)」より引用 〇需要面では、個人消費は、持ち直している。百貨店・スーパー販売額、コンビニ販売額、家電販売額は増加。新車販売台数は減少。家計消費支出(近畿;5月)は減少。投資は、持ち直しの動きに一服感がみられる。住宅投資は減少、非居住用建設投資は増加。公共投資は増加。輸出は、持ち直しの動きに一服感がみられる。輸出額は増加。主要国向けでは、アジア向け・中国向けで増加。輸入額は増

          冊子・おおさか経済の動き(2024年4~6月期)を発行しました。

          景気は、持ち直しているものの、一部に弱い動きがみられる【2024年4~6月期】

          【大阪府景気観測調査(2024年4~6月期)】  コロナ禍からのV字回復以降、営業利益判断DIの堅調な動きなどもあり、景気は緩やかな持ち直し基調が続いている。今期は、春闘での高水準の賃上げ率など雇用・所得環境が緩やかに改善した一方で、歴史的な円安水準による原材料価格の高止まり感などから、全産業では-17.0と2四半期ぶりに悪化した。資金繰りDIや設備投資DIが横ばいとなったものの、出荷・売上高DIが2四半期ぶりの低下、営業利益水準DIも3四半期ぶりの低下となるなど、景気は一

          景気は、持ち直しているものの、一部に弱い動きがみられる【2024年4~6月期】

          個人消費は、持ち直している。  【2024年4~6月期】

          【大阪府消費動向調査(2024年4~6月期)】    調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。    ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

          個人消費は、持ち直している。  【2024年4~6月期】

          令和6年度・第2回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          ❖  令和6年度「大阪府・大阪市経済動向報告会」の開催  ■第2回報告会〈令和6年8月19日(月)〉   時  間:午後1時00分~3時40分(受付:午後0時30分~)   場  所:大阪産業創造館6階 会議室A・B      (大阪市中央区本町1-4-5)      (Osaka Metro 中央線・堺筋線「堺筋本町」駅下車 徒歩約5分)   主  催:大阪府商工労働部(大阪産業経済リサーチセンター)、                      大阪市経済戦略局、    

          令和6年度・第2回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          大阪経済の動き(年間回顧)

             2023(令和5)年の大阪経済-大阪経済は、力強さを欠くものの持ち直した- 2023年の大阪経済は、力強さを欠くものの持ち直しの動きが続いた。アフターコロナの中で経済社会活動が活発化することにより、需要面では、消費は年間を通じて持ち直しの動きが続き、設備投資は前年並みの水準で推移した。他方、外需は減少し、生産は持ち直しが続いていたが、年後半に減速した。雇用は、就業者数の増加や完全失業率の改善など持ち直しの動きで推移した。企業の業況は、緩やかな持ち直しが続いたが、業況改善

          おおさか経済の動き(2024年1~3月期)

          -大阪経済は、持ち直しの動きに一服感がみられる-〇需要面では、個人消費は、持ち直している。百貨店・スーパー販売額、コンビニ販売額、家電販売額は増加。新車販売台数は減少。家計消費支出(近畿;2月)は減少。投資は、持ち直しの動きに一服感がみられる。 住宅投資、非居住用建設投資はともに減少。公共投資は減少。輸出は、持ち直しの動きに一服感がみられる。輸出額は増加。主要国向けでは、アジア向け・中国向け・EU向けで増加。輸入額は減少。 〇供給面では、生産動向は、弱い動きとなっている。大阪

          おおさか経済の動き(2024年1~3月期)

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2024年1~3月期】

          【大阪府消費動向調査(2024年1~3月期)】 調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。 ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2024年1~3月期】

          調査報告書(令和5年度実施分)

           大阪産業経済リサーチセンターでは、産業経済に関わる課題を取り上げ、府政の立案等に資するために政策立案支援調査を実施しています。  令和5年度の調査研究内容について、以下のとおり報告書(全文)および概要版をとりまとめましたので、noteに掲載いたします。  報告書(全文)および概要版は、以下の下線部分をクリックすることでご覧いただけます。 No.198 『中小・中堅企業のデジタル化・DX推進とデジタル化・DX人材について』  大阪府の中小・中堅企業のデジタル化やDX推進、デ

          調査報告書(令和5年度実施分)

          景気は、一部に弱い動きはあるが、持ち直し基調にある【2024年1~3月期】

          【大阪府景気観測調査(2024年1~3月期)】  今期の業況判断DIは、消費者物価の上昇や国内企業物価の高止まりがみられたが、株価の上昇や雇用・所得環境が改善に向いつつあることなどもあり、全産業では-15.1と3四半期ぶりに緩やかに改善した。資金繰りDIが2四半期ぶりに、設備投資DIが3四半期ぶりに低下したものの、営業利益判断が2四半期連続で上昇、出荷・売上高DIも3四半期ぶりの横ばいとなるなど、景気は持ち直し基調にある。  来期は業況が改善する見通しであるが、海外情勢や物

          景気は、一部に弱い動きはあるが、持ち直し基調にある【2024年1~3月期】

          令和6年度・第1回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          ❖  令和6年度「大阪府・大阪市経済動向報告会」の開催  ■第1回報告会〈令和6年5月13日(月)〉   時  間:午後1時00分~4時20分   場  所:大阪産業創造館6階 会議室E      (大阪市中央区本町1-4-5)   主  催:大阪府商工労働部(大阪産業経済リサーチセンター)、                      大阪市経済戦略局、                      公益財団法人大阪産業局 ❖  報告内容  第1部(午後1時00分~2時10

          令和6年度・第1回「大阪府・大阪市経済動向報告会」のお知らせ

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年10~12月期】

          【大阪府消費動向調査(2023年10~12月期)】  調査内容の詳細については、以下のファイルよりご確認いただけます。 ※過去の調査内容はこちらから確認することができます👇

          個人消費は、持ち直しの動きがみられる【2023年10~12月期】

          景気は、持ち直しているが、一部に弱い動きがみられる【2023年10~12月期】

          【大阪府景気観測調査(2023年10~12月期)】  今期の業況判断DIは、資材、光熱費の高止まりや内需の減退などもあり、全産業では-16.6と2四半期連続で悪化した。営業利益判断DIが改善基調にあるほか、資金繰りDIが2四半期ぶりに、設備投資DIも2四半期連続で上昇し、景気は持ち直している。ただし、出荷・売上高DIが2四半期連続で悪化するなど、一部に弱い動きがみられる。  来期は業況が改善する見通しであるが、海外情勢や物価高のほか、令和6年能登半島地震による北陸地方の生産

          景気は、持ち直しているが、一部に弱い動きがみられる【2023年10~12月期】