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人間は交換不可

あれは10月の初め。
突然、部屋が真っ暗になりました。

今の部屋に住んで約6年、そりゃ切れるわなって感じで蛍光灯を交換。部屋はまた明るく照らされ、快適な生活を送っていました。が、しかし。数時間後、パチンと電気が消えてしまいました。ブレーカーでも落ちたか?と思いましたが、違いました。とりあえず、ベッド近くの照明をつければ生活を送る分には大丈夫。蛍光灯は換えたばかりなのに、なぜ???

疑問を持ちながら過ごすこと数時間。すると今度は、何もしていないのに急に蛍光灯がつきました。それからは、何事もなかったかのようにいつも通り。直ったの!?まぁ、よかった。

電気を消して就寝、翌朝を迎えると、またつかなくなった蛍光灯。それから、たまーにつくことがあったけど、ほぼつかない状態になりました。たまについてたというのは、数週間に1回くらい、忘れた頃に、数分から数時間。平日は帰りが遅く、土日に家にいないことも多いので、実際はあまり生活に困らず、結局そのままほったらかしに…。早く見てもらわないと…とは思いながら、数ヶ月経過。

今週、やっと管理会社に電話をしました。最初は、蛍光灯を換えてないんじゃないかとか、グローランプちゃんと見たのかとか、いろいろ確認されましたが、「時々つくことがある」というところがやっぱり変だったみたいで、その後すぐに工務店の方が来てくださって、そもそもの照明器具全部を交換してくれました。ものの10分ほどで作業終了。

なんとLEDになり、リモコンまでついてて、明るさが5段階も調整できるものになりました!!タイマーもついています。生活に支障がなかったとはいえずっと間接照明だけで過ごしていたので、この部屋こんなに明るかったんだなぁとしみじみ感じております。気持ちも明るくなった気さえする。

電話した日から2日で解決。勇気を出して、重い腰をあげて動き出せばあっという間に済んだ問題でした。それを3〜4ヶ月も放って置いてしまいました。最初は暗くて不便だったのに、だんだん慣れてしまっていました。そして腰が重いって本当にダメですね。小さな変化を感じたら、ちょっと立ち止まって確認する。問題が起きたら、すぐに対処する。壊れた部分があったらすぐに直す。当たり前のことなのですが、こういう姿勢を改めて大切にしていこうと思います。

これって人に対しても同じではないでしょうか。なんか様子がおかしいと思ったら、声をかけてみる。問題が起きたら、面倒でも向き合って話し合う。誰かが傷ついていたら、そっと手を差し伸べる。まぁ大丈夫だろうと思って放っておいたら、取り返しがつかない傷を負ってしまうことがあるかもしれない。我が家の照明器具のように、交換できればいいけれど、人間はそうはいかないから。いい勉強になりました。

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