講師経験・動画編集経験ゼロの私がUdemyで講師を始めてみた
はじめまして。立花しきほです。
この記事では私がUdemyで講師を始めた理由と経験で得られたことをお話しします。Udemy講座を始めてみたい、何か始めたいと思っている皆さんの参考になったらうれしいです。
結論からお伝えするとUdemyの講座制作は講師経験や動画編集経験がなくても、人に教えたいことと気持ちがあれば、十分チャレンジできます!
読んでほしい人
Udemy講座を未経験から始めたい人
副業に興味がある人
30代~40代で仕事以外で何かを始めたいと考えている人
私のこと
私は社会人10年目のワーキングマザーです。
もともと営業職をしており、産育休明けからはカスタマーサクセスという職種についています。
なので講師経験もなければ、動画編集の経験もありません。
ほぼ未経験の状態から講座制作を始めました。
Udemyで講座制作をはじめた理由
①30代で、自分一人で成し遂げる経験をしたかった
②動画編集スキルを身につけたかった
③複業経験を積みたかった
①30代で、自分一人で成し遂げる経験をしたかった
講座制作のきっかけになったのは産育休明けに、これまでのキャリアとは別のキャリアを積むことになったことでした。
もちろんこれまでの経験が現業にも生きているとは思いますが、どこかでまたリセットされるなら、これまで積み重ねてきた経験を何らかの形でアウトプットしたい、という思いが出てきました。
そして30代半ば、会社では中堅という立場になり、周りから指導される機会も減りました。会社という肩書がなくなった自分には価値があるのか、そういったことを試したかったというのも理由です。
②動画編集スキルを身につけたかった
以前から動画編集に興味がありました。プライベートでは結婚式のムービーや応援ムービーなどこれまで何度かチャンスはありましたが、結局誰か別の人や経験のある人が編集をしてくれて結局実際に動画編集ソフトを触る機会は全くありませんでした。一方でYoutubeやTiktokなど動画制作、編集スキルは全世代に必要な物になってきているように感じていました。なので、動画編集に取り組む機会があれば次は積極的に手を上げようと考えていました。
③複業経験を積みたかった
政府や様々なメディアでもリスキルという言葉が流行しています。人生100年時代ということを考えたときに、複数の仕事を持ったり、退職後も生きていくためには働かなくてはならない、好きなことを仕事にする時代が来ると感じていました。だからこそ、複数の仕事を自分が遂行できるのか、また自分が行ったことに対して対価がもらえるのか、自分で続けられる好きな仕事とは何なのかを見つけるために、まずは一歩踏み出してみることにしました。
実際にやってみてかかった費用や時間
制作にかかった期間
これは、個人差がかなりあると思いますが、全くの未経験である私は、1時間40分程度の動画で、約5か月かかりました。育児と仕事に影響の出ない早朝の1時間を週7、苦手なスライドづくりの時には週末の1日を夫と調整して制作に充てることもありました。特にスライドづくり、原稿づくり、動画編集で大半の時間が費やされました。
制作にかかった費用
撮影スタイルにもよりますが、私の場合はマイクと動画編集ソフトに費用が掛かりました。ほかの媒体はどうかわかりませんが、Udemyでは音声がクリアかどうか、雑音が入っていないかどうかなどを厳しくチェックされるため、マイクは雑音が入りにくいもの、動画編集ソフトはノイズ除去ができるものを準備しました。
制作後どんなことが身についた?
①企画力が身についた
すでにある動画との差別化、どんな人にどんな内容を提供するか、の下調べをして、差別化を意識した企画を考えるようになりました。
これまで会社でも企画を行ってきましたが、ビジネスの顧客と顧客像が全く異なりますし会社のネームバリューなどを取り払って、一般消費者に向けてどんなコンテンツが求められそうか考える経験を積むことができました。
②現業の知識が深まった
私は現業のスキルや知識について講座にすることにしました。人に教えるためには150%そのビジネススキルや知識について理解する必要があります。なので、私も講座制作にあたり書籍で学びなおしたり、講座で踏み込んで説明が必要な部分はさらに勉強して補いました。そのため、自分の現業を再整理、再学習する機会になりました。
③スライド作成の苦手意識がなくなった
もともと営業職で、会社ですでに使われているスライドを利用してプレゼンすることが多かったため、0からスライドを制作するのは初めてでした。そのため、スライド作成にはずっと苦手意識があったのですが、スライド作成の勉強をせざるを得ない状況になり、苦手意識がなくなりました。
④原稿づくりが身についた
実は一番苦労したのは原稿づくりでした。目の前にお客さんがいてプレゼンをするときは、ある程度話術で緩急をつけたり、お客さんの反応を見ながら、その場でスライドを飛ばしたり補足説明ができますが、動画ではそれができません。まず相手の反応がわからず、またスライドだけで説明をすると眠くなってしまうため、動画に強弱をつけるのが難しかったです。そのため、スライドを見ながら、視聴者がストレスを感じたり混乱をしないようにシンプルな話し方や工夫をする力が身につきました。
⑤動画の基本的な操作スキルが身についた
もともと始めた理由にもあった動画編集スキルですが、残念ながら、Youtuberのようなすごい動画編集スキルが身についたというよりは、基本的な編集スキルが身についた程度です。なぜならUdemyでは特殊な編集スキルは不要で動画制作が可能だからです。逆に言えば、高度な動画編集スキルはなくても講座制作は可能です。
撮影スタイルにもよりますが、パワーポイントのスライドで説明が完結する場合はパワーポイント上のプレゼンテーションで録画し、不要な部分をカットしつなげる編集するだけ。音声については明瞭な音声が求められるためノイズの編集スキルも必要ですが、環境を整えればノイズ処理はほとんど不要です。また動画の編集ソフトも初心者にわかりやすいものを選ぶことで、より簡単に編集化可能です。
さいごに
2023年9月現在、動画がリリースされてから1か月が経ちました。1か月後ぐらいから収益が少しずつ発生してきました。(初めて購入してもらえた時は何とも言えない嬉しさがこみ上げてきました…!これもやりがいの一つかもしれません)
一気にまとまった収益が得られるわけではないので、お金を目的とするなら別の副業も検討した方がいいかもしれません。ですがそれよりも、自分でゼロから企画を立てて、それを形にして世の中に出す、そういった一つの経験ができたことが、自分への自信につながりました。
また企画から制作・講座のリリースまで、すべての工程を一人で行ったことで、自分の苦手意識解消やスキルアップにもつながりました。
この記事が何か始めたいやUdemyで講座制作を始めたい人の後押しになったらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに私が制作したカスタマーサクセス講座はこちら。興味があればのぞいてみてください。
↓Udemy講座の制作方法についても記事を書いてます↓
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