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【№0】6年生の私へ

「あなたの夢に押しつぶされそうです」

はじめて書くnoteで、この内容やばいな重すぎる笑

でも、今のこの気持ちをちゃんと書いておいて

言葉にして自分を整理しようって決めました。

書き始め現時刻(2021/05/20 03:32:38)

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「あーー…しんどいな」

大学1生になって、なんとなくそう思うことが増えた。

自分が求めていた場所で

自分が思い描いていた大学生活。

コロナのせいで行きたいことややりたいことが、少し制限されてしまったけれど

それでも大丈夫。私にはここで学ぶべきことがある。

そう思って駆け抜けてきた2020年だった。


いや違うな。

そう言い聞かせてきた2020年だった。



なんとなくこのしんどさをずっと感じていて、でもこれは一時的なものできっといつかは無くなるはず大丈夫、私にはまだやらなきゃいけないことがある。

そう思って、今日までずっと色んなものに挑戦したりしてきていた。…色んなものじゃないか。教育に繋がるもの、周りに評価されるもの限定だったね。

本当にやりたいものかどうか、わからなくなってしまったなぁ。

やればやるほど、時間が経てば経つほど、夢中になるんじゃなくて心が離れていくのがわかった。

スキだったものがどんどんキライになっていく感覚。今思えば、本当にスキだったかどうかもわからない。

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「主体性のない人間はどう生きればいいですか」


例えば、「主体性」。

学習指導要領や専攻でも何度も出てくるキーワード。私はずっとこの言葉を正しいと感じてきていたし、大事だと思っていた。


でも、最近は違う。

私自身、この「主体性」に潰されそうになっている。

大学生になって何事にも自分から動かなくてはいけなくなった。

自分の興味関心を求められ、それに基づいて自分の行動を決めて、すべては自らの責任と主体性のもとに。

言われたことを120%で返すのが好きで得意な超線型人間の私にとっては酷な世界観なんだよ。

「君は君らしくて素敵だよ」「大丈夫、それでもいいよ」

前の私だったら自分にこうやって声をかけるかもしれない。いや、絶対にかける。でも、ここで反論させて欲しい。


「そんなこと言ったって、社会が求めるのはオリジナリティ、主体性のある人間じゃん」



最近、とある学生起業家スクールの説明会に参加してみた。

すごく面白くて魅力的だと思った。講師の方も他の参加者も目をきらきらさせていて、この場所にいたのなら絶対に成長できるはずだと確信した。

でも、なんだかとても苦しくなった。

頭では絶対にいいチャンスだとわかっているのに、どうしても心が追いついてくれなかった。

どうして私の心は追いついてきてくれないんだろう。

どうして私の身体はこんなに弱いんだろう。

まだまだ足りない、知識も能力も経験も。だから頑張って、社会に皆に追いつきたいのに、いつまでたっても皆になれない。

すごい人達や憧れのようなあの人達みたいになりたい、あの人達と同じ世界を見たいのに、

いつまでも私は、オリジナリティのない私のまま。

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「あなたの夢に、押しつぶされそうです」

例えば、学校の先生になりたいという気持ちは本物なのだろうか。

小学校6年生からの夢だけど、本当に人生をかけてまで夢中になれるものかと言ったらわからない。

世間の目を関係なく、私が本当に好きな物はディズニーやミュージカル、絵や音楽。

もうひとつの夢は、ディズニーで働くことだった。※小学校の卒業アルバムに書いた夢はディズニーのキャストさんになることでした。

ふと考えた。夢ってきっと2つの要素でできているんだよね。

夢=「好きな物・やりたいこと」×「社会的体裁・利益」

もしかしたらかけるじゃなくてorになる人もいるかもしれない。私の学校の先生になるという夢は、社会的体裁や利益の要素の方が大きい。ディズニーで働きたいという夢は、完全に「好きな物・やりたいこと」純度100%。

この夢も、どうすればいいんだろう。私って本当は何がしたいんだろう。

もう、考えるのが疲れた。


「先週、初めて授業をサボってしまった」

初めて授業に行けないと感じた。今日も休んでしまった。

今日の話。行きたくないなぁと感じていたら、気がついたらパジャマのまま家を出る30分前を迎えていた。

着替えなきゃ行かなきゃと強く思った瞬間に体が動かなくなって、代わりに涙がボロボロ出てきた。何が悲しいのか自分でも分からなくて、とりあえず学校に行くことが辛いことだけがわかった。

家で課題だけでもやろう。

そう思ってパソコンを開いたけど、何も考えられなかった。何も思い浮かばなくなってしまって、「どうしようどうしよう」と悩んでしまっていて、自分を責めてしまった。そしてまた涙がぽろぽろ出てきた。

もう一旦やめようと思って目をつぶったらすぐに寝てしまった。気づいたら夕方だった。

「寝ることだけはすぐできるんだな」

そう思ってなんだか虚しくなって、誰に謝るとかは分からないけど、「ごめんなさい」っていう気持ちになった。今も謎の罪悪感を抱えてる。

 

「あなたにできることはないかな。」

夜は友達に電話をかけた。

声を聞いた瞬間にプツンと糸が切れたように泣き出してしまった。

ごめんね、ちょっとかけ直すねって言ったら「わかった。待ってるから大丈夫だよ」と声をかけてくれた。

何も聞かずに、穏やかな声でそう言ってくれたけど、電話をかけてきたくせにいきなり泣き出した女がいたら普通皆動揺するだろうな。

落ち着いて話をした。どうしたのって聞いてくれたから、ぐちゃぐちゃなこの感情をぐちゃぐちゃなまま話した。

「自分に何か出来ることがあったら言って。」

せっかくそう言ってくれたのに、「できることは何もないかな。でもありがとう」って言ってしまった。

電話を切ってから何時間も経ってしまったけど、すごく後悔している。私があんな風にやって言われたらすごく傷つく。シャットダウンされたみたい。ごめんね。

でもきっと君は「大丈夫だよ」って言うだけで、私に怒ったりしないんだろうなぁ。


「何もしたくない。したいことが分からない」「やらなきゃいけないことをできない自分にイライラして、また泣いてしまう」

すごく、疲れた。

自分が信じてきたものが全部不信感に染って、嫌いになってしまいそう。

不信感にまみれている自分も好きじゃない。


やらなきゃいけないことをきちんとできなくなってしまった自分。

知識と経験が圧倒的に足りないのに、それを追いかけるのが辛くなってしまった自分。

自分の今を見つめる度に、また苦しくなる。


死にたいだとかは全く思わないけど、

ただただ過去の自分の「憧れ」「夢」に潰されそうで苦しい。

そして今の自分の本当の「望み」「夢」がわからなくなってしまった。

6年生の私、ごめんね。でも、夢を私に強要しないで。

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