やりたくないことを【やめる勇気】
「やりたくないことをやめる勇気」、あなたは、持っていますか?
先週末のこと。
LIVE参加できなかったWoman Expoのセミナーを、アーカイブで受けたのですが、そこで初めて聞いた言葉が、
「やりたくないことをやめる勇気」
でした。
話のポイントは、
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多くの人が、「やりたくないこと」でいっぱいいっぱいになっている。
「やりたいこと」をやるためには、
「やりたいこと」ができる余白を作る必要がある。
そのためには、
やめる勇気を出して、
やりたくないことを手放すことが大切。
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これを聴いた私は、
「なるほどなー」と思いました。
「やりたくないことをやらない(選ばない)」は、意外と簡単にできると思うんです。
今は、その風潮も強いですし。
でも、既にやっていることが、「やりたくないこと」である場合。
「やりたくないからやめよう!」
と思って本当にやめられる人って、どのくらいいるでしょうか?
たとえば、
「私は、○○の部署でこういう仕事がしたい」
と望んでいるのに、
◆今の職場の人間関係がイヤ
◆今の所属部署の仕事が合わない
というような場合。
自分のやりたい仕事をするために、
◆職場は変えずに、部署の異動を申し出る
◆職業は変えず、職場を変える
◆職業そのものを変える
のような行動を自らとること。
これは結構、むずかしいのではないでしょうか?
なぜなら、
職場に波風が立つのを恐れたり、
人からどう思われるか気になったり、
「本当にやめてもいいのだろうか?」と、
自分の想いに自信を持てなかったり…。
特に人間は、突然の大きな変化を嫌うので、
今のままでも生きていけないわけではないし、
「やめることによって、何が起こるか分からない」
「もしかしたら自分の考えは間違っているかもしれない」
というリスクを犯すよりは、
安定した、それなりに心地良い環境に居続けることを選んでしまうものだからです。
私自身の人生を振り返ると、
「やりたいこと」のために「やりたくないこと」を手放した経験が、1度あります。
それは、
「将来、ウガンダに病院を建てる」
という夫との夢を実現するため、夫が待つウガンダへの移住を決めた時のこと。
その頃、南スーダンへの任務に応募していたのですが、最終選考まで残った後での不合格。
これがきっかけで、
人と競争して任務をつかまなければいけない「国際看護師」としての在り方に、疑問を持つようになりました。
それに、
いつ合格できるか分からない海外派遣の任務のために、普段は日本の病院で
働き続けるー。
これは、私が心から望んでいる生き方ではありませんでした。
看護師という職業は「天職だ!」と思えるほど大好きで、やりがいも生きがいも得られる仕事だったけれど、
そのスタイルが、私にとっては「やりたくないこと」だったのです。
ウガンダへ移住した先にどんな未来が待っているのか?
この「やりたくないこと」を手放したからと言って、「やりたいこと」が
必ず実現する保証は何1つありませんでした。
でも、「やりたいこと」ができる余白を作るために、「やめる勇気」を出して、「やりたくないこと」を手放すことができたのです。
あれから、4年。
病院にはまだまだ遠いけど、薬局、そしてクリニックと、少しずつ、夢の実現に近づいています。
今の時点で、「私がやりたいのはコレ!」とハッキリ決まっていなくても
かまいません。
もし、あなたが「やりたくないこと」にしがみついているとしたら、小さなことから1つずつ、勇気を出して手放してみませんか?
「やりたくないこと」を手放して余白ができた時、
本当にやりたいことが何かハッキリと分かり、それを実現できるようになるかもしれません。
今日も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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