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旅行に行って、日常の大切さに気づいた

約1週間、ひとり旅をしてきた。

帰ってきてしばらく経つけど、
ほんとうに充実した時間で
いまだに余韻に浸ってる。

いくつも博物館や美術館に行って
ミュージカルを10年ぶりに鑑賞して。

ずっと行きたかった場所に行って
おいしい食事やお酒を楽しんで。
ひとりなので、自分が何をしたいかだけ考えて行動できた。

歴代ひとり旅のなかで
満足度最高かもしれない。

 

ただ、1週間も旅行するとなると
体調管理は相当気をつけた。

もともと、遠出するときは
「次いつ来れるかわからない」精神で
2泊くらいならとにかく予定を詰め込んでた。

でも1週間となるとそうはいかない。
いつもみたいに無理したら、途中で動けなくなるかも。

しかもこのご時世、コロナの感染者増えてるから
余計に気をつけなくては。

そう思って、
消毒用携帯アルコールを持ち歩き
エレベーターのボタンやら
駅の券売機やら
何か触ったらとにかく消毒。

寝るときは毛糸の腹巻き。
着圧ソックス(むくみ予防・冷え予防)
チョコラBB服用
部屋のお風呂がユニットバスだろうが、毎日湯船につかる。

必要に応じて、貼るカイロ、お灸、胃薬、のど飴。

お酒を飲むときはウコン錠剤。

 

・・・とまあ、考えられることはすべてやっていた。
 

疲れたなーと感じたときは、
予定を変更して午前中はのんびり過ごしたり。
(普段の旅行からすると考えられない!)
 

この甲斐あってか
旅行中も、帰ってきてからも体調良好!
 

だけど、ふと思った。

体調管理って日常生活でも大切じゃん。
当たり前のことじゃん。

旅行っていうイレギュラーなときだから
余計気をつけたけど
私がやるべきことは変わらないんだなって。

 

それから、
荷物の整理も、旅行では特に気をつけていた。

ホテルのきれいな部屋で過ごすから。
少しでも片付いた空間に身を置きたくて。

片付けとか整理って、大の苦手なんだけど
毎日きちんと整理してた。

そうしたら、すごく気分が良くて。
連泊してるホテルに戻ってきたとき、部屋がきれいだと
こんなにも嬉しいものなんだって気づく。

そして、片付け大事だなって思うとともに
体調管理のときと同じ結論に。

 

あ、これって日常生活でも大切なんだって。
旅行のときだけじゃない。
 
 

旅行は、日常生活の延長にあるからこそ
ふだん大切なことに立ち返って気づくことができた。

 

さらに、「心の栄養」について。

アートを見たり、ミュージカルで感動して涙が出たり
初めての街やお店にドキドキしたり。

本当に旅行来てよかったなって、何度も思った。

自分自身の心に、たっぷり栄養をあげられたなって気がした。

ふだん、日常に忙殺されてたな。

余裕がなくて、イライラしたり
仕事中心の毎日になってたな。

これから、もとの生活に戻ったら
新しいお店を開拓したり、
美術館に行ったり、
お花を飾ったり、
ちょっとずつ自分を喜ばせようって思った。
毎日の中で、心に栄養をあげる工夫を忘れないようにしようって。

でも、それを考えたとき
「自分を喜ばせる」=プラスアルファのことをする前に
生活基盤を整える必要がある、
まず自分がいる場所の土台をしっかり固める必要がある
、って気づきがやってきた。

も、もしかして
日常生活がぐちゃぐちゃだと
常にマイナスのものと一緒にいるに等しいのでは…??

私は家のなかも片付いてなくて
自炊もそんな頻繁にしてない。

整った暮らししてる?って聞かれたら、間違いなくNO。

心に栄養を与えるなら
まず先に自分の生活を見直す必要があるんじゃない?って発見した。

これは発見なの。
なぜなら、私は今までこんなふうに
「暮らしを整えることの大切さ」に腹落ちしたことなかったから。

 

旅行という「非日常」は、「日常」の延長でした。

旅行が、日常生活の過ごし方を見直すきっかけになった。
 

 

だから、今まではしていなった時間の過ごし方を今日はしてみた。

不要な書類をシュレッダーにかけて、
洗濯槽を洗浄して
ごはんを炊いて、お味噌汁をつくって、
おかずを3品つくって。

ズボラだし、めんどくさがりの極みの私だけど
この旅で、日常生活を大切に過ごすことの大切さに気づいたから。

少しずつ、暮らしを整えていきたい。

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