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私の発言

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雑誌「OplusE」の連載「私の発言」を掲載します。光学,エレクトロニクス,画像などの分野で活躍されている方々へのインタビューです。noteでは2010年4月号以降の掲載文を順次… もっと読む
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記事一覧

私の発言 市原 裕氏 若手は幅広くチャレンジしてほしい

(株)ニコン 市原 裕 「やりたいことをやれ」聞き手:本日はよろしくお願いします。まず初め…

O plus E note
1か月前
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私の発言 武田 光夫氏 “汽水”には面白そうなテーマが集まる

電気通信大学 教授 武田 光夫 “電波”から“光”へ聞き手:本日はよろしくお願いいたします…

O plus E note
2か月前
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私の発言 美濃島 薫氏 シンセサイザのように光の優れた性質を自在に操り, 力を極…

電気通信大学 美濃島 薫 不思議への興味,宇宙や相対論から光の世界へ聞き手:まず光学分野…

O plus E note
4か月前
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私の発言 満倉 靖恵氏 思い続けていれば,その願いはいつか必ず現実化できる

慶應義塾大学 満倉 靖恵 脳波の周波数から,心の状態を“見える化”する聞き手:満倉先生は…

O plus E note
7か月前
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私の発言 辻内 順平氏 面白い種はいっぱい転がっているから,気がついたらおやりな…

東京工業大学 辻内 順平 Emmett N. Leith Medalは光情報処理の分野への重要な貢献を表明する…

O plus E note
8か月前
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私の発言 小舘 香椎子氏 光の幅広い応用の可能性を信じ,研究を通じた人材育成と成…

日本女子大学 小舘 香椎子 東大で光に出会ったことが人生のターニングポイント聞き手:まず…

O plus E note
8か月前
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私の発言 黒田 和男氏 あとから見ると無駄な計算でも その答えから「ああそうか」と思うことがある

宇都宮大学 オプティクス教育研究センター 特任教授 一般社団法人 日本光学会 会長 黒田 和男 銅蒸気レーザーはすごく大変なレーザー聞き手:光学分野に進まれたきっかけと,また,光学に魅了された理由などをお聞かせください。 黒田:研究室を選ぶことになったころは,レーザーがすごく盛んで花形でした。それで面白そうだと思ったというか,流行に乗ったという感じでした。  1968年,これは私が大学3年生の時でしたが,いわゆる東大紛争というのが起きて,毎日がお祭りみたいな状況で2年間ぐ

私の発言 晝馬 輝夫氏 光技術の行き着くところは,結局のところ健康問題だと思いま…

浜松ホトニクス(株) 晝馬 輝夫 カミオカンデ秘話 当時はまだ小さな会社でしたから,カミオ…

O plus E note
9か月前
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私の発言 久保 友香氏 歴史を学び,現在を把握し,未来を予測しながら,次の技術目…

久保 友香 日本の伝統文化の中にある美意識を数式で解明する聞き手:今までのご経歴と,大学…

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9か月前
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私の発言 宮坂 力氏 ペロブスカイトの成功は人のつながりがなければ成し得なかった

桐蔭横浜大学工学部 大学院工学研究科教授 宮坂 力 本当は建築がしたかった聞き手:化学か…

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9か月前
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これからの時代は光学やエレクトロニクス中心の物理教育であるべきではないでしょうか…

東京大学 名誉教授 霜田 光一 生い立ち まず生い立ちから話しますと,私は大正9年の生まれ…

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9か月前
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常に1つのことを突き詰める,そして時々それを俯瞰し視点を変えて,新たなトライアル…

東京大学 荒川 泰彦 どうせ電気に行くのならその王道である通信を聞き手:物理分野に進まれ…

O plus E note
9か月前
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制約のないものはない。 制約を楽しむ気持ちを持ち,最適化を求め過ぎず,スピードを…

東京大学大学院 廣瀬 通孝 VR教育研究センターはあくまでも「for VR」ではなく「by VR」聞き…

O plus E note
9か月前
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新しいことをやりたいと思ったら,周囲が良いと言っている現実を否定しなさい

ハイウィッツ・テクノロジー 米澤 成二 タイト・カップリングとルーズ・カップリング 私は光ディスクの研究を長年やってきまして,そのおかげで世界中の研究者と知り合いになりました。そして感じることは,現在では台湾,韓国の技術者のレベルが非常に高くなり,日本の研究者のレベルとほとんど変わらなくなったということです。半導体にしても同じです。設備などもボーダレスになっていますから,世界中からいいものがどんどん入る時代になっています。となると,あとは何が違うのかということになります。