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【子育て中社員特集】パパエンジニアにインタビューしてみた!

こんにちは!採用広報の恵川です!
就職・転職においてワークライフバランスを気にする方はとても多いはず。特に、子育て中の方や、将来お子さんを持つことを考えている方は、制度欄に記載されている以上の「実際のところ」を知りたいのではないでしょうか?

今回は、育休を取得した経験を持つパパエンジニアお二人に、色々お話を聞いてみました。

入江(Web開発エンジニア、右)
2017年4月入社 2019年10月~6ヶ月間育休を取得
2児(7歳、2歳)の父。お迎えの日は退勤時に社内をダッシュすることで有名。彼が走ると「あぁ16時か」とチャイム代わりにする社員がいたとかいないとか。
藤樫(アプリ開発エンジニア、左)
2018年9月入社 2020年1月~約3ヶ月間育休を取得
1児(2歳)の父。社歴は中堅なのだが創業メンバーと勘違いされそうな落ち着きがある。奥様妊娠中から業務の調整を行っていた計画性の持ち主。

オープンワークの育休取得は「さも当然」です

―少し前に放送された逃げ恥新春SPでは、星野源さん演じる平匡さんが、男性が育休を取ることに理解が無い上司に対して「さも当然」の表情の練習をして育休宣言をしていましたが、お二人はどうでした?育休取得の時期や経緯なども教えてください。

入江:我が家は共働きで、上の子の送り迎えを妻と交代でしています。オープンワークに転職を決めた時も、こういった両立ができる点が大きかったです。
上の子の時(前職)も育休を取得したのですが、プレッシャーに負け1ヶ月のみの取得でした。あとは妻が対応してくれたのですが、初めてだらけで手探り状態の中、日中の一切を任せきりにしてしまったことは申し訳なく感じていました。

次の機会があったら自分が取るという話は当時からしていて、妻の産後の回復も順調だったため、今回は産休明けすぐに妻が職場復帰し、入れ替わりで私が育休に入りました。

藤樫:うちの場合ははじめてだったので、わからないことが多かったですね。なので、絶対取るぞ!というより状況を見て決めようと思っていました。あと、入社後1年経たないと育休取得ができないので、自分の社歴だと妻の出産直後はまだ取得資格が無かったです。

里帰り出産だったので、妻が子供を連れて帰ってきた3~4か月後くらいから育休取得に向けて動き始めました。会社の規則といつから取るのかの日付を確認して、人事や労務とひとつひとつ確認しながら事務手続きを進めていきました。

入江:私も取得していいですかというよりは取得にあたって必要な手続きの確認でした。上長も特に変わったリアクションはなく「あ、そうなんですね」って感じで、引き継ぎをどうするかという具体的な話を進めていきました。

藤樫:メンバーに伝えたときも同じですね。入江さんも取得していたし、ネガティブな反応も無く、業務の引継ぎをして育休に入りました。

―お話聞いてると、当たり前に取れるのはよーくわかったんですが、なんか、もっとこう、「おめでとー!!」みたいなの欲しいですね(笑)

藤樫:いや、そういうの苦手なんで淡々としてて良かったです。

入江:自分も、普通な感じで全然いいです(笑)

ー(なんかすみません。。。)ちなみに、引継ぎはスムーズでした?

入江:私の場合、タイミング的に入社間もない方に業務を引き継ぐことになったんですが、自分が属人的な仕事の進め方をしてしまっていたことに気が付きました。半年ぐらいかけて引き継ぐと同時に、復帰後もできるだけ汎用化と平準化を進めながら代替可能なチームづくりを意識するようになりました。

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育休中の大変さ、教えてください

―育児休業、略して育休なので、育児漬けの毎日だったと思うんですが、やっぱり大変でした?

藤樫:育児に専念する以外の選択肢はありませんね(汗)。
とにかく夜中に何度も起こされるのは大変でした。妻も僕も睡眠時間はしっかり確保するタイプなんですが、最初の頃はまったく眠れなくて…。とにかく妻か私どちらかの睡眠時間だけは死守するようにして、眠いのをこらえて育児の日々でした。

よく散歩に連れ出していたので、徒歩圏内の美味しいお菓子のお店を発見したり、そういうちょっとした発見を楽しむのがささやかな喜びでした。おかげで少し体重が増えてしまったんですけど(笑)、家の周りにめっちゃ詳しくなりましたね。

入江:家の周りに詳しくなる...全く同感です(笑)
家だと子供との遊びにも限界があるので、児童館など赤ちゃんの遊び場がある施設に出かけるのが日課になっていました。また、赤ちゃん研究員になれる大学を探して訪ねたりもしました。

―眠れないのめっちゃ大変ですね…!てゆーか、実は普通に仕事より忙しいですよね?

入江:タスクは育児 + 家事全般なので、やることは多いです。一度経験してしまえば、エンジニアの業務と似ているなと思うことは多々あります。機能開発をしながら、エラー通知がきたら緊急度判断して原因を探ってデバッグして…。基本的には全て小さなタスクの集合なので、慣れてしまえば仕事と同じ感覚で取り組める部分も多いのではと思います。

・・・とは言いつつ、仕事も育児もどちらも大変ですよ(苦笑)
共通して思うのは、属人化させずにチームで対応することが大事な点ですかね。

藤樫:やれないことは母乳ぐらいで、それ以外は全部できると思います。よく子供はお母さんのほうがいいとか言いますけどまったくそんなことはなくて。接している時間が長ければお父さんだって大丈夫。まんべんなくそれなりの時間接することが大事なんじゃないでしょうか。

育児に限ったことではありませんが、夫婦片方に負担がいきすぎると疲労がたまりますよね。無理なく負荷分散することが家庭内の雰囲気を良いものに保つ秘訣だと思います。

育休も、必ず取るべきというよりは、それぞれのライフスタイルや考え方に合わせて、最適な方法を「選択できる」ことが重要なんじゃないかと思います。

―何だか、お2人とも育児を完璧にこなしてそうに見えるんですが、、、育休中最大の失敗を教えてください!(意地悪でスミマセン(ΦωΦ)フフフ…)

入江:予防接種や検診などスケジュール周りが苦手なのですが、妻が常に目を光らせてくれていたので大きな失敗は特にありませんでした。日常のお世話でも、イレギュラーなことはなく上の子とほぼ変わらずだったので、、
ただ、雑談が苦手なので、親同士のコミュニケーションではいつも失敗しています。

藤樫:大人のベッドで寝かせてたんですが、寝返りが激しくなってきたころ、ミルクを作っている隙にベッドから落ちてしまったことです。幸い怪我はなかったんですが、それを機にベッドを解体して簀子 + マットレスで落ちても問題ない高さにしました。

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育休明け、スムーズに復帰できた?

―育休は明けても育児は続いていくので、今度は業務との両立だと思うんですが、そのあたりはどうでしたか?

藤樫:最初はギリギリ勤務時間を満たしているかどうか、という感じでした。かなり変則的な働き方で、子供が5時に起きるんですけど、そこから妻が起きるまでに最初の勤務。朝食時は一旦休憩。その後、本格的な仕事になります。晩ごはんの後、子供を寝かしつけて21時台から業務再開…このサイクルをしばらく続けていました。
ただ、子供の生活リズムは1ヶ月もすれば変わりますので、少しずつ自分のペースを取り戻して今に至ります。(※1)

入江:私の場合は保育園入園のタイミングでの復帰だったので、育休前とあまり変わりませんでした。ただ、復帰後すぐにコロナ禍で登園自粛になってしまい、妻と交代しながら午前または午後だけ勤務するスタイルを取りました。ライフサポート制度の適用でコアタイムが解除されたので、柔軟に勤務することができました。(※2)
もちろん業務で一定水準の成果を上げることは前提ですし、セルフマネジメントスキルは通常よりも求められると思います。

―断続的なワークスタイルって、私も私用がある時にするんですが、集中力が続かなかったり、逆にすぐに集中できなかったりしませんか?特にお二人はお子さんを見ながらですし…パフォーマンスを上げるために工夫していたことがあれば教えてください!

藤樫:細切れの勤務時間では事務作業やSlackの簡単な返信をまとめてやって、連続して取り組めそうな時間帯に開発を優先的に行うようにしていたと思います。ただ、育児の疲労もあるので基本的に集中力はなかなか高くならないです。なので、設計方針や仕様調整やテストで重要なポイントなどを共有しつつ、細かい詰めと実装は他のメンバーに任せることが増えたと思います。 

入江:藤樫さんと同じです。私の場合マネージャの役割も持つことになり、より自身の動き方を変えていく必要性がありました。どちらかというと自分で何でもやってしまいたいタイプなのですが、物理的に無理なので、適宜サポートはしつつチームメンバーに頼るようにしています。

―戻られてからの現場はどうでしたか?

藤樫:ネイティブアプリのチームはきちんとスクラムを回せるメンバーばかりなので、全く支障はありませんでした。もともと育休やコロナに関係なく申請すればリモートが可能という環境ですからね。個別の事情にあわせて時短やリモートなど柔軟な働き方を上長と話し合いながら決められる制度もあり(※2)、休むことに対して周囲の理解が深い環境だと思います。

入江:ベンチャーということもあり変化のスピードが早いので、育休中からの頭の切り替えは少し大変でした。新卒採用やフルリモートでの勤務、開発環境の刷新など復帰してからも様々変化していきました。ネイティブアプリチームが採用しているスクラムをWeb開発チームでも採用することになり、よりチームを意識するようになったのもいい変化だと思います。

代表からもたびたび「家庭と自分の健康を最優先してください」とメッセージが出されていますし、オープンワークがミッションとして掲げているのが「さあ、自由に生きよう。働きがいをすべての人へ」というものなので、自社がそれを体現しようとしていると思います。

―社内のSlackに育児チャンネルがあるって聞いたんですが、お二人は活用されてますか?

藤樫:あんまり寝てくれない時期や、離乳食を全然食べない時はつらみをこぼしたりしてました。すでにコロナ禍が始まっていて人と会わない生活だったので、どこかに書くだけで多少は気が紛れました。 

―お二人ともありがとうございました!

(※1)月間フレックスタイム制・リモートワーク
コアタイム以外の始業・終業時刻を個人の裁量に委ねるフレックスタイム制(10:00~16:00)を導入。ライフスタイルや業務にあわせて勤務時間を柔軟に調整できます。また、自宅でもオフィスと同等の環境で業務ができるよう整備されています。リモートワーク手当の支給や、リモートワーク環境整備のための補助手当を入社時に支給しています。
(※2)ライフサポート制度
出産、育児、介護などのライフイベントの際、勤務形態を在宅や時短勤務などに切り替え、仕事と家庭の両立をサポートする制度です。

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ぜひ採用情報ページものぞいてみてくださいね。
https://vorkers.jp/recruit/job


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