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必要なのは『情報の透明化』 人材業界で働いたからこそ感じた就活への違和感とは

こんにちは!note編集部です。

最近入社したメンバーに、これまでのキャリアや入社理由、実際入社してからの印象などを書いてもらう入社エントリ企画。今回はRecユニット新卒グループの大内さんです!

30歳という節目の年に転職を決意し、内定企業2社のうち、「待遇か挑戦か」で悩んだ末にオープンワークを選択した理由とは…?
大内さん、よろしくお願いいたします!

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はじめまして。今年7月に入社した大内です。

大阪生まれの30歳で、妻と1歳になる娘がいます。Recユニットの新卒グループで、OpenWorkリクルーティングの活用促進のため日々奮闘しています。


恩師との出会いと野球、2つの原体験を経て人材業界へ

私のキャリアの原点は、2つあります。

ひとつは、恩師との出会いです。私はいわゆる教育家系で育っており、幼い頃から「人を教え、導く存在」への憧れがありましたが、小学6年生のとき、生徒全員と交換日記をするような真摯に人に向き合う担任の先生と出会ったことで、そうした存在への憧れが一層強くなりました。

そうした経験から教師を志望し、大学では教員免許を取得しました。

教育実習の時の一幕

ただ、教壇に立った自分は生徒に何を伝えたいか?を考えた時、勉学よりも恩師のように「人としてのあり方」を伝えたいと気づいたんです。
そこで、就活生の自分がそうであったように、「自分はどう生きたいか?」を考えるきっかけとなりやすい「就職活動」を支援できる人材業界に興味を持つようになりました。

2つ目の原点は、小学校から高校まで続けた野球から「組織の力」を強く実感していたことです。
小学校5年生の時、父の仕事の都合で転校することになったのですが、引越し当日が所属する野球チームでの最後の試合であり決勝戦でした。正直に言うと勝てる自信がなかったのですが、「大内の最後の試合で絶対に優勝する」とチームが一致団結し、本当に優勝したんです。

高校時代には、甲子園を目指す準々決勝で、格上の強豪校と戦うことになりました。実力差が大きく「負ける」と言われていた私たちのチームでしたが、個々の力の合算をはるかに超えた試合をすることができ、勝つことができました。今でも、選手も観客も一体となった血が沸き立つようなあの感覚を忘れることはありません。

一人では成しえない「組織の力」を生み出せる仕事がしたい―。そんな思いが強くなり、当初目指していた教員の道から、人材業界で組織や個人のモチベーションに着目した経営コンサルティングを展開する会社へ就職を決めました。

野球少年時代

「人材業界を離れ新しい環境へ」転職活動での思わぬ出会い

就職した会社では、学生に対するキャリアアドバイザーや新卒採用責任者、経営戦略の策定などに携わりました。仲間にも機会にも恵まれ、非常に良い経験ができました。今でも大好きな企業です。

ただ、入社から5年が過ぎたころ、入社当時に抱いていた「アツい想い」を持てなくなっている自分に気付きました。
このままで良いのだろうかと悩んだ時期を経て、「もっと成長したい」「自分を変えたい」という気持ちが大きいことに少しずつ気付いていきました。
そこで、やるなら思い切って新しい環境にチャレンジしようと、30歳になった節目の年に転職を決意しました。

組織の力を生み出す、という軸はブラしたくなかったため、選考を受けたのは成長企業のHRBPポジションでした。HRBPとは、人事戦略と経営戦略を連携させる、人材マネジメントのプロフェッショナル職です。

転職活動は順調に進み、内定をもらった企業への転職をほとんど決め切っていた時に、思わぬ人との出会いがありました。それが、オープンワーク社長の大澤です。


待遇か挑戦か。社会課題を解決する挑戦の道へ

大澤からオープンワークのミッションや社員クチコミの可能性を聞く中で、前職で感じていた就活市場への違和感を明確に意識するようになりました。

それは学生が手にできる情報が限られており、結果としてミスマッチ(=早期離職)が多発していることです。現在、平均就活期間は約9ヶ月と、学生はこれまでになく長い期間をかけて企業を選んでいます。その一方、入社から3年以内の離職率は約3割に達しています。

採用活動の特性上、企業は学生から選ばれるために企業の良い面を多く発信し、マイナスになりうる面は隠す傾向があります。それでも、この課題へのチャレンジは諦めたくありませんでした。
転職を考えていたHRBPの仕事は個々のマッチングに向き合うことはできるものの、市場全体の課題解決はできません。逆に、OpenWorkのクチコミはこの難しい社会課題を解決する強力な手段になると感じました。

実は、入社予定だった企業の方が待遇や給与は圧倒的に良かったんです。働きやすさもあり、正直とても迷いました。ですが、一昨年娘が生まれたこともあり、「先を生きる者として、社会をより良く変える挑戦をしなくていいのか」という想いが強くなりオープンワークを選びました。

娘とお出かけ先の図書館で

多様なメンバーが集う、新卒グループの挑戦と強さ

今のOpenWorkリクルーティングは、私の所属する新卒採用の領域で圧倒的に認知が足りていません。それでも、クチコミを活用した採用の価値を粘り強く企業に説いていくと、回数を重ねるごとに「面白いね」と共感してもらえ、利用拡大に繋がっています。

こうした認知活動も含め、さまざまな部分が手探りなので、事業を進めるのに役立つことはどんどん挑戦できるところが面白いと感じます。

現在の新卒グループは、私を含む6名のメンバーが所属しています。まだまだ小さな営業組織ですが、与えられた目標だけを見て、その枠の中でだけ動く営業組織ではないと自負しています。「どうしたら顧客のためになるか?」「売上を昨年以上に伸ばすには?」といった、顧客成功と事業成長の両方を全力で思考するチームです。

メンバーのバックグラウンドも多様で、キャリア的にはオープンワークを選ぶ必然性がないような人もいます。それでも、私と同じように各々が人生の中で「ジョブマーケットの透明化」に価値を感じ、OpenWorkというプラットフォームが持つ可能性に惹かれて集まってきた人が多い印象を受けています。そこに、オープンワークならではの組織の強さを感じますね。

ダイナミックで変化の速い環境を好む人、オープンワークのミッションに共感できる人にぜひ仲間になってほしいと思っています。


日々直面する「できないこと」。勝負の10年間を駆け抜ける

30歳の節目に、成長と採用市場の変革を目指して転職した今、とても充実しています。色々なことを手探りで模索しているので、「できないこと」には日々直面します。そのたびに、全力で突破口を考えています。今秋には上場企業の役員経験者が入社しました。経験豊富な先輩に這いつくばってついていく、そんな毎日がすごく面白いです。

私のキャリアは、これからの10年間が勝負だと思っています。10年後、40歳になった時にどんな自分でいるか今は想像もつきません。ジョブマーケットの透明化によってミスマッチを防ぎ、OpenWorkが誰かの人生やキャリアに寄り添えるサービスになっているために、これからも今やるべきことを全力で進めていきます。


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