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Viva中国!友人プレゼンツの烏鎮&上海ツアー(3) 中国雑技団と外灘の眺め (Shanghai, 2017.4)

Day1(Fri.) HND→PVG(上海浦東空港)着→Wuzhen(烏鎮)
■□Day2(Sat.) Wuzhen→Shanghai(本記事でも一部触れています)
■Day3(Sun.) Shanghai→HND(本記事)
この旅の動画はこちらからご覧ください。

中国雑技団"上海馬劇城"

上海に到着して思ったことは、「自転車多いな・・」ということだ。2017年当時はOfoなどシェアサイクルがブームで、こんな光景をよく見かけた。なお、2018年にはブームが去り、廃棄された自転車が社会問題になっているそうな・・。

老西駅付近のビジネスホテルにチェックイン。清沐精选酒店。

地下鉄でサーカス(雑技団)の会場へ。

マークが完全にサーカス。

見たかった雑技団を、二列目で見られる奇跡!

最初の演目は、自転車。この時点ですごい。

6個の器を放り投げて・・

キャッチ!!

命綱もつけず、アクロバティツクな姿勢をとり続けていてすごい。

バイクによる芸がすごい。圧巻のスピードである。写真では全く伝わらないので、こちらの動画をどうぞ。

海底撈火鍋(第一百貨店内)

雑技団鑑賞の後、人民広場すぐの上海市第一百貨商店(デパート)の中に入っている人気の火鍋屋さんへ。すでに22時を回っている。

この海底撈火鍋という火鍋屋さんは、ホスピタリティが神だとして中国人に人気のチェーン店だ。上海市内だけでも9店舗ある。なんでも、待ち時間中フルーツやドリンクが食べ飲み放題であることに加え、ネイルサービスやメガネ・スマホのクリーニングサービスまであるとか。過剰なサービスが面白い(調べたら、日本にも進出しており、新宿と池袋に店舗があった。あと、上海の店舗のレビューを見ていたら、"一人で食べにきている女性のテーブルの空いている椅子に、店員さんが巨大な熊の人形とテーブルに花を置いて寂しくないようにしていた"という記述があり、あまりのホスピタリティに涙した)。

我々も、友人イチオシの黒ごまジュースを飲みながら待つこと数十分。席に通してもらえた。

タブレットを使って火鍋を注文する。友人が、スープの味と入れる具材を手際よく注文していってくれる。たしか、スープのベースは辛いスープとトマトのスープだったような。待ち時間にはフルーツをむしゃむしゃ。

火鍋を食すときには薬味とタレが欠かせない。これらはお店の中央部にまとめて置かれており、好きに選んでいく。友人がオススメしてくれたタレ&薬味のセットを作り、心のままにその他のタレ・薬味も追加していく。

注文した具材が運ばれて火鍋を食べ始めた頃に、隣のテーブルで何やらパフォーマンスが。手打ち麺="撈派功夫面(カンフー麺)"なるものを注文すると、店員さんがやってきてカンフー的なポーズで目の前で麺を伸ばしてくれるパフォーマンスが付くらしい。ザッツ・エンターテイメント。写真とり忘れた。

見るからに辛そう。辛いもの好きな私にはパラダイスのような場所だった。

朝の上海散歩・南京東路

深夜ホテルに戻って就寝。このホテル、現地の人用に特化した作りのようで、シャンプーかコンディソナーなのかわからずドキドキしたり、Wifiが脆弱すぎてwechatすらつながらず、別の部屋の友人と連絡をとるときは部屋の前まで行って扉をコンコンしたり、などといった対応が必要だったこと以外はよかった。清潔。

翌朝。ホテルの朝食は油物ばかり。私は味なしのマントウが好きなので、それなりに満足。

玉木宏に空目したが、一文字違いだった。

友人がホテルのロビーまで迎えにきてくれた。のんびり散歩しながら、南京東路を通って外灘(ワイタン)をめざす。

途中、コンビニに立ち寄る。興味深いお菓子がたくさんある。

友人オススメの茶藝館でプーアール茶を購入。友人曰く「観光客向けのものは高くて美味しくないが、ここのは良い」「お菓子も安全」「以前みんなに渡した葛のスープもここで買ったの」とのこと。この旅、唯一のお土産はこのお店で購入したお茶。「お茶は使う前に必ず洗う事」と言われたのが衝撃だった。

試飲させてもらったときも、帰国後に飲んだ時も、たしかにとても美味しかった。私は購入していないが、写真に映っている菊の花が咲くタイプの工芸茶も美味しかったそうだ。

30分くらい歩いて、南京東路へ。

あれ?アップルのロゴ上部って緑だっけ・・?中国だけ?

ここでも独特の洗濯物の干し方をしている。

和平飯店というホテルの前ではカップルが前撮り撮影をしていた。

外灘が一望できるレストラン (VU Restaurant)

外灘到着!ここに来るのは人生3度目だ。

空気の汚れがあるせいかちょっとモヤがかかっているのだが、それを差し引いても気持ちがいい場所だ。

15分ほど歩いて、ハイアット・オンザ・バンド(上海外灘茂悦大酒店)へ。外灘=バンド(堤防?)なのか。

この30階に、友人が予約してくれたレストラン"VUE"がある。

見てのとおり、眺めがよく内装も素晴らしい。

このお店は、食べ放題メニューがある。自分で取りに行くタイプではなく、メニューにある膨大なメニューから自由に選択して注文するスタイルだ。

趣向を凝らした料理の数々。美味しい。胃を満たすだけではなく、目も愉しませてくれる。

ピカピカしたあんまん。


サクサクしたパイ。これも美味しかった。

白鳥の形の甘いお菓子。黒ごま味のものが特においしかった。

ここで、今回の旅に関して現地在住の友人が立て替えてくれたお金を精算。彼女の素晴らしいマネジメントのおかげで、これだけ色々な経験をしたのに一人3万円ちょいだった。すごい。

30階までの上り下りはエレベーターで。ジェットコースター気分で、なかなかに爽快だ。

上海市内散策

VUEレストランからは少し南下し、外灘北西部、北京東路と四川中路のあたりを歩く。この辺りは再開発されてあたかも欧米のような街並みが広がっている。

ヨーロッパのような街並みを歩きつつ、友人から上海の物価事情を教えてもらう。曰く、日本より断然安い品物もあるが、質は保証できない。日本での生活レベルを落としたくなければ、上海での生活は日本でのそれよりもお金がかかる(例えば、スタバの金額は日本より高い)とのこと。

彼女のおすすめで、北京東路沿いのペニンシュラホテルの1階で売られているジェラートを食べる。美味しい。日本のアニメとおぼしきコスプレをした若い女の子たちがジェラート片手にポーズを決めて撮影をしあっていた。

とはいえ、ところどころ"らしい"光景も。このケーブルの絡まり具合・・。よく断線しないね・・!

新世界大丸百貨を通り抜ける。

リニアモーターカーで空港〜帰路へ

Hangzhong Road駅で友人と別れ、リニアモーターカーに乗って上海浦東空港へ。

リニアモーターカー同士が行き交う際のドンッ!!!という音は何度聞いてもヒヤヒヤする。あっという間に浦東空港へ。

1999年にオープンしたこの空港、とても気に入っている。フランスの建築家、ポール・アンドリューの設計。彼はパリ・シャルル・ド・ゴール空港も設計している。

このペットボトルのデザイン、非常に格好いい。シンプルって素晴らしい。

上海空港では、手荷物検査の際に友人の一人が持っていた小型の紫色のバッテリーがNGをくらい、没収されるという憂き目にあった。なぜ・・・。なぜあれだけダメだったんだ・・・。小型なのに・・・。私のは通ったのに・・・。空港職員が仕事した感を出したかったのか・・?

帰りの便で印象的だったのは、パンが破裂しそうだったことだ。フライト中はスマホが使えないから、と友人がApple watchだけでどんな遊びができるかを色々試していた。

あっという間の2泊3日間。現地在住の友人にはおんぶに抱っこだった。多謝!

この日の一曲。