友をたずねて三千里・西へ(8) セグウェイとソローリャ美術館 (Madrid, 2017.9)

2019年4月13日 18:12

□Day1(Fri.) HND→Beijing Airport→
□Day2(Sat.) Madrid着→Cordoba→Granada
□Day3(Sun.) Granada→Madrid
□Day4(Mon) Madrid
□Day5(Tue.) Madrid→Porto Airport→Agueda→Aveiro→Porto
□Day6(Wed.) Port→Madrid
□Day7(Thu) Madrid→Toledo→Madrid
■Day8(Fri.) Madrid（本記事）
□Day9(Sat) Madrid→Beijing
□Day9(Sun.) HND着

この旅の動画はこちらからご覧ください。

セグウェイ・ツアー

朝10時。セグウェイツアーに参加すべく、Opera駅近辺のお店へ。

一人客は私だけ。あとは白人の女性2名、インド系親子2名x2組だ。

プエルタ・デル・ソルを通り抜け、レティーロ公園まで行って戻ってくるルート。とても快適で面白かった！レティーロ公園ではスピードマックスで爆走した。

そして、レティーロ公園でツアーガイドのミゲルさん（おそらく20代後半？）と「君、大学では何を専攻してるの？」「（専攻してた、の間違いかな・・）文学ですよ」「おお！いいねぇ。スペインの文学は何か知ってる？」「月並みだけどセルバンデスのドン・キホーテ！今回の旅でアンダルシア地方には行ったんだけど、ラ・マンチャのコンスエグラには行けなかったんだ。あの風車見たかったな」「いいね！！セルバンデスはスペインが誇るアーティストだ！！ところで君は社会に出たらどんな仕事したいの？」「（・・？）ITカンパニーで働いてるよ」「インターン？」「ううん」という会話をした。タイムアップで誤解を解けなかったが、おそらく大学生だと勘違いされたんだろう。向こうの人ってアジア人の歳がわからないというし、ラテンの女性はばっちりメイクして堂々としていることが大人であり、美しさの条件。みたいなところがあるからね・・。

無事セグウェイツアーも終了。地下鉄に乗り、ソローリャ美術館を目指す。

ファンシーなピクトくん。

Rubén Darío駅で下車して歩く。途中で見かけたお店。プーさん・・ライツとは（略）

セグウェイツアーが終わった11時過ぎ、ソローリャ美術館へ向かう。

ソローリャ美術館

ホアキン・ソローリャ(1863 - 1923)はスペインの画家で、人物と光にこだわった作品が多いという。自宅兼アトリエを、彼の死後に美術館として解放したのがここだ。小さい私設美術館でありながら、年間15万もの人が訪れるという。

日本ではほとんど無名の芸術家で、私も恥ずかしながらマドリッドに着くまで彼のことを知らなかった。マドリッドの美術館を調べていく中で知った。

結果、マドリッドの美術館の中でプラド美術館と同等くらいにお気に入りの場所となった。

作品の対象へ向けられた優しい眼差し。光が差し込むテラスや海辺で描かれた作品群。心が安らぐ。日本語で検索してもほとんど情報がないが、美術館内の展示説明ボードに「彼は写真家でもあった」と書かれており、なるほどと納得した。飾られた写真でも、いかに光と対象者とを美しく見せるかにこだわっていながらナチュラルな作品が多かった。

作品のみならず、建物や中庭もとても雰囲気がよく、いい場所だった。