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DSR(デジタルセールスルーム)3つの特徴とopenpageで実現するデジタル営業

openpageは2020年に開発された法人取引DXツールであり、2023年に入りBtoB取引におけるDSR(デジタルセールスルーム)としても活用されております。
DSR(デジタルセールスルーム)についてはまだ情報が少ないので、出来ることや特徴について詳細解説をいたします。

DSR(デジタルセールスルーム)は法人営業を「双方向の対話」と捉える

DSR(デジタルセールスルーム)の大きな特徴は、法人営業を「一方的なプレゼンテーション」として捉えるのではなく、「双方向の顧客との対話」と捉え、営業活動の対話体験を高みに引き上げるという点にあります。

DSR(デジタルセールスルーム)であるopenpageでは、営業担当が「御社向けの提案サイトです」と手元で簡単で営業専用ページを構築することが出来ます。このページ内で、テンプレートも活用しながら営業シーンにおける顧客のヒアリングと提案をデジタル整理します。
商談の中で顧客と同意を取りながら、顧客に内容を共有しながら提案を作り込むことが出来るようになっています。
その中で、顧客の課題やニーズに合わせた、パーソナライズされた提案を作り込み、顧客個人を魅了することができます。

DSR(デジタルセールスルーム)は法人営業における「顧客の検討状況」を把握する

作り込まれた提案ページは、顧客社内で回遊出来るようになっております。従来の顧客への提案は、PowerPointで作った提案書をPDFにしてメールで送り、「検討してください」と待つしかありませんでした。

openpageでは「顧客向けの提案ページ」ですとお客様専用サイトとして共有し、お客様の社内決裁にあたってのタスクや提案をお渡しします。顧客への共有後、その提案内容を活用しながら顧客が顧客検討していただいているのかをDSR(デジタルセールスルーム)のデータとして計測可能になるため、営業と顧客が一緒に進捗を把握しながら取引を前に進められるのです。

お客様の反応を見ながら提案内容やフォローを改善することで、顧客が発注するための意思決定力を抜群に高め、より早い取引が成立と、契約後の顧客の成功確率とを高めることが出来ます。

DSR(デジタルセールスルーム)で「セールスイネーブルメント戦略」を確立し、営業部門のアセットをデジタル化する

DSR(デジタルセールスルーム)は米国でも日本でも最先端の「セールスイネーブルメント戦略」として採用されており、openpageにおいても社名は非公開ですが、超大手の通信会社様や製造業企業様で導入が進んでおります。
DSR(デジタルセールスルーム)によって、営業活動をテクノロジー主導で進めることが出来ます。これによって実現される効果は、高い営業効率、営業の再現性、法人顧客の体験向上です。
セールスイネーブルメントとは、営業の計数改善のための営業業務や営業知識の改善活動になるのですが、DSR(デジタルセールスルーム)で営業の業務自体のデジタル化や、営業提案に必要な知識のデジタル化を進めることで、自社の営業部門におけるアセットを蓄積するのです。

営業担当、顧客ともに、DSR(デジタルセールスルーム)によってこれまで以上の多くの情報にアクセスできるため、顧客に対してより説得力のある営業提案が組織的に出来るようになります。openpageを用いれば、単なるプロダクト営業ではなく、顧客の成功に繋げ他社と差別化されたソリューション営業へ営業組織が生まれ変わります。

それでは、以下にこれまでのDSR(デジタルセールスルーム)解説において特に重要となるキーワードを3つ紹介します。

DSR(デジタルセールスルーム)のキーワード①「パーソナライズ」

DSR(デジタルセールスルーム)で大きく変わると私自身も思ったことは、提案が個別のソリューション提案になるということです。
従来の営業活動は、「製品資料の読み上げ」に終始し、一方的にプレゼンテーションし、その後は電話で突っつく、といったような、人間味のないものでした。

openpageをDSR(デジタルセールスルーム)として使えば、顧客の企業課題や目標を伺い、お客様が目指す方向に合わせたソリューション提案・コンサルティング提案を実現することが出来ます。

パーソナライズ提案の実態として、大手企業様に対するご提案はフルカスタマイズ、SMB企業様へのご提案はテンプレートや、プリセットされたセールスコンテンツを活用したセミカスタマイズ提案をしていることがopenpageでは多いです。

企業規模別に営業提案を最適化するためのデジタル営業準備をDSR(デジタルセールスルーム)で行うことで、提案内容の顧客共有、社内共有の両輪が実現できます。

oepnpageを営業提案に利用しているお客様は、パーソナライズされた提案をお客様にデジタル共有することに加え、社内で提案内容を管理・共有し合うことで、1on1や社内ミーティングのPDCAの精度を高めることに成功しています。

DSR(デジタルセールスルーム)のキーワード②「コラボレーション」

DSR(デジタルセールスルーム)でもう一つ、抜本的に違うなと感じることは、購入者と営業の共同作業「コラボレーション」であると営業を捉え直す点です。

openpageでは顧客との対話内容の詳細をデジタル上に整理します。そこには顧客情報が従来のSFAの100倍以上の文字量が蓄積されます。
SFAでは顧客情報の記載は1~2行、商談後に営業担当がいやいや入力するのが実態でした。
DSR(デジタルセールスルーム)は顧客と共同作業でコラボレーションすることを前提として設計されているので、ヒアリングや提案の量は100行以上に上ることもあります。また、これだけの圧倒的な顧客情報量を加味した提案を行うため、提案の品質が劇的に高まり、結果的に提案の成約率が高まります。

openpageでは、DSR(デジタルセールスルーム)として、顧客のヒアリング内容を自然に溜めて、顧客に提案を共有する、タスクを一緒に管理して進めることが出来ます。この顧客とのコラボレーション性が、営業の情報蓄積を「社内ごと」ではなく「顧客ごと」にすることが出来るようになり、これまで入力されなかった顧客情報が劇的に増えていく体験を味わうことができます。

DSR(デジタルセールスルーム)のキーワード③「追跡・分析」

DSR(デジタルセールスルーム)の最大の特徴で最後に述べたいのは、営業活動における「追跡・分析」です。
デジタルマーケティングにおいては発信内容が実際に見られているのか計測することが普及していますが、営業活動においては提案が実際に見られているか計測することはされてきませんでした。
そのため、営業会議やヨミ会においても、「提案したのですが返事がありませんでした」とどこかふわっとした報告になってしまいます。

DSR(デジタルセールスルーム)はデジタルマーケティングならぬ「デジタル営業」を実現する製品のため、営業がまとめた提案が、顧客に実際に見られているのか、誰が見ているのか、何度見直されているのか、といった提案の反応状況が計測出来るようになります。

デジタルマーケティングにおいては、広告のクリックやコンバージョンを図り、改善を回していく「運用型広告」という考え方があります。
DSR(デジタルセールスルーム)による「デジタル営業」に変革した場合、営業提案の視聴状況や受注状況を見て、営業改善を回す「運用型営業」が建設的に可能となります。

営業が行った提案が、しっかり顧客に届いているのか。提案を読み直しながら社内検討を進めているのか。この状況を加味しながらフォローアップ・顧客の追跡を最適化することで、取引をより早めることが出来ます。

openpageで実現出来るデジタルセールスルーム(DSR)の世界

openpageは国内で一番初めに開発されたデジタルセールスルーム(DSR)製品であり、すでに伊藤忠グループより2億円の資金調達を行い、大手の製造業・通信業・インフラ業といった企業様の営業活動のデジタル化をご支援しております。
法人営業の領域では、専門家としてITmedia様で連載記事(新しい時代のセールスの教科書)を持っており、BtoB取引においては日経BP様より書籍「実践カスタマーサクセス」を出版しました。
製品・ノウハウともに国内では唯一無二のデジタルセールス支援企業であることを自負しており、製品詳細についてはお気軽にお問い合わせ頂きたいです。