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海外就職を成功させるための裏技5選

どうも、東欧です。新年になり、新しい目標を立てた方もいるかと思います。本日は、海外就職を成功するための「キャリア形成」「準備期間」「語学の勉強」「おすすめの国」についてお伝えします。
自己紹介として、8年間海外生活をし、最終的には3ヶ国語を習得し、海外の大学でマーケティングの学位を習得、それから日本酒ビジネスで、東欧で日本酒を伝えた最初の人物として現地メディアにていくつか取り上げられました。


海外での仕事探し・キャリア形成の方法について

何事も準備が肝心と言いますが、海外就職は、渡航前の準備が成功の決め手となります。

海外での仕事探しは、困難を極めます。なぜなら就労ビザによってできる仕事が制限されるからです。そして現地のネットワークを一から作っていかなければいけません。

そんな我々に何ができるのかというと、まずは日本にいる時の仕事選びです。面接まで漕ぎ着けるのに大事なのが、「履歴書でのインパクト」です。

そのためにわかりやすいのは、グローバル企業に入ること。日本の有名な企業でもいいです。しかし誰しもが通れる門ではないことは皆さまもおわかりかと思います。そこで、ポイントとなるのは「キャリアの方向性」です。
例えば、データ管理のスペシャリストとして、ソフトウェアやデータアナリストを大手に提供する企業、または翻訳会社にてローカライズエンジニアの経験を積むなど、ニッチな業界で有り難がれるスキルというのは探せばあるのです。GAFAや旧財閥系商社にいた人間にも勝てる場所があるということです。

渡航前にやっておいた方がいいこと

勢いで国外に飛び出してしまうのもアリですが、今はインターネットで日本にいながら情報収集することができます。渡航先で病気になったり、動けなくなった時のことを考えた上での蓄えはしておくことも大切です。

そして、海外渡航は人生設計に将来に大きな影響を与えます。「仕事が見つかったから渡航してみた」という安直な精神では、今は良くても後々に痛い目に遭う危険性があるのです。

例えば、移住先で日本語教師の仕事に就くとします。英語がそこそこでき、日本語のネイティブとなれば、黒い髪、日本人のルックスは現地の日本人学校で、マスコットとして重宝される人材になります。

この道を選ぶと、世界の同年代が専門性を身につけているのに対して、競争力が落ちてしまうことが予測されます。もし帰国することになり、実家に頼れずに東京で賃貸を借りて一人でやっていく場合を考えてみてください。英語というスキルだけでは、転職市場で評価されない可能性が高いのです。

なので勢いで渡航を選択する前に、それがあなたたちの10年後にどう影響を及ぼすか、一度立ち止まって考えてみてください。

現地語ができなくても、世界中のどこでも暮らせる

海外で移住した際には、現地語の習得が必要かと思われますが、それは真っ赤な嘘です。最低でも英語が話せれば事足ります。先進国、発展途上国を問わず、首都や主要都市は英語が通じますし、オンラインサービスは必ずといっていいほど、英語対応があります。

「田舎に住む」「パートナーの家族と話す」以外は、8年間の海外生活で現地語を話す必要はありませんでした。

グローバル化が進んだ現代で、英語さえやっておけば大丈夫です。

移住先の基準は就労ビザと年金

移住先について考える際に、治安や気候やその他諸々が考慮されますが、現実的なことをいうと、「ビザの取りやすさ」と「国民年金の提携国」を調べることをお勧めします。

就労ビザについて、日本では申請して大体3ヶ月ほどでビザが発行されます。しかし、国によっては申請してから取得まで1年以上かかってしまう場合もあります。その間、会社への志願ができなかったり、国外に出れない(出れたとしても戻る時に問題になる)という事態に陥ります。実際、ポーランドでは私のモンゴル人の友人がポーランドの国立大学の学生なのに関わらず、役所の不手際で2年間ビザが発行されないという事件がありました。

また、ぜひ移住先が日本の国民年金の提携国なのか調べることをお勧めします。提携国の場合、現地で働いて納めた税金が、帰国してから日本の年金受給額に反映されます。以上を挙げると、移住先としてお勧めなのは、ドイツ、フランス、イギリス、米国の主要都市部、香港などが挙げられます。

本日のまとめ(こんな人が海外生活に向いています)

本日は以上となります。昔は広い世界に飛び出したいというバイタリティの溢れる人が海外生活をするイメージがありましたが、現代ではスマートな選択としての海外移住、海外キャリア形成する上でのステップとして選択する方が多いように見受けられます。便利になった世の中ですが、海外経験でしか得られない体験も多くあります。チャレンジの明暗は渡航前にすでに決まっている、なんてこともあり得る話です。「これから世界へ羽ばたく皆様が困らないように」という老婆心から本記事を綴りました。

本ノートでは現地での体験や語学についての投稿をおこなっています。もしよろしければ、フォローやすきをお願いします。(画像:2022年、パリ)

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