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日本語ボランティアの時に気をつけていること5つ

私にとって、秋は日本語ボランティアを始めた節目の季節。もう何年目だな……と振り返ることが多い、そんな時期です。今回は、日本語ボランティアで初回に学習者さんにお伝えしていることや、気を付けていること、「マイルール」にしていることを紹介します。


1.評価しない(成績をつけない)

「今の発音、いいですね」とか「とてもよくなりました」と褒めることはあっても、具体的に何かのレベルに達したというような評価をしません。
評価、成績をつけるのは「学校」の仕事で、ボランティアがするのはちょっと違うかなと考えています。ただ、学習者さんのレベルに合った話題や活動になるように、どのあたりが習得できているか、内心ではあれこれ考えていますが……。
JLPTを受けるよう勧めることもしません(受けたことがあるか、受けたいと思っているかは聞きます)。

2.JLPT等、試験問題のお手伝いはしない

試験問題の対策、お手伝いもしていません。これもまた「日本語学校」の仕事だからです。JLPTで昇級すると給与にダイレクトに反映されることも多いため、そのサポートをボランティアが担うべきではないと思っています。しかし「出入り自由」のボランティアで活動しているボラ仲間の知人曰く、質問を持って来られると断りにくいという話も聞きます。

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