シェア
Saori Ogata
2020年5月22日 20:27
昔一人の百姓があったど。畑さ稼ぎさ行って、小昼休みだで休んでたれば、そこの松の木さ美しいえしょ(衣装)掛かってた。手で取って見たれば、今まで見たこともない、うすけくて(薄くて)やっけえ(柔らかい)えしょだ。これぁきっと天の羽衣に違いないと思って、家さ帰って長持※の一番下の方さ隠してしまった。※ながもち・・・衣類を入れる木箱。晩方になったれば美しい女ご来て、着物失くして帰らえなく