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【今日の母おやつ4】体にやさしいココアプリン

デイサービス帰りの母に、おやつを作りはじめて早数ヶ月。何か変わったかというと、そうでもなく、試行錯誤を重ねる日々です。

最近は、体にやさしいおやつを目指しています。『体にやさしい』の定義は、美味しそうな料理本から借りました。

うちで、余分なものは入れずに、家族のためにお菓子を作る。それだけで「体にやさしい」おやつと、呼んでいいのだと思います。

『ホーローバットで作る 体にやさしいお菓子』より


以前noteでも書きましたが、高たんぱくおやつの試作に励んでいます。たんぱく質を多くとか、糖質を抑えてとか、栄養のことを考えていました。

栄養も必要だけど、もっと大切なことを忘れていました。それは、余分なものを体に入れないこと。そんな健やかさもあると、この本を読んで思い出しました。



① ココアプリンのレシピ


このココアプリンは豆乳を使っています。普段から豆乳を飲む習慣が無かったため、豆乳スイーツは苦手でした。けれど豆乳は、たんぱく質も鉄分も摂れる優秀な食材。ココアを加えることで、とても食べやすくなりました。

材料(3個分)
・豆乳 … 200ml(無調整)
・牛乳 … 100ml(アーモンドミルクでも可)
・寒天 …  2g
・水  …  80ml
・砂糖 … 25g
・ピュアココア … 6g


1.牛乳とココア以外の材料を小鍋に入れて、木べらで良く混ぜます。
2.火にかけ、粉っぽさがなくなるまで煮溶かします。
3.別の小鍋で、ココアに少しづつ牛乳を加えて溶かし、60℃ぐらいまで温めます。
4.2に3を加えて、よく混ぜます。
5.好みの型に注ぎます。

常温でも固まるのが寒天の良いところ。好きな果物で飾って完成です。

切った八朔とマーマレードを混ぜて盛り付け、苺を飾りました。チョコレートと柑橘の相性がよく、とても好きな組み合わせです。

プリンを固める型を変えると、また違った楽しさに出会えました。下の写真、使った型は小さな円型のタッパーです。中央が盛り上がっているため、逆さにひっくり返すと、エンゼル型で作ったような仕上がりになるのです。

特別な型を使わなくても、少し可愛らしく見えます。小さく切った苺と金柑を添えました。



② 栄養成分(1人分)

・糖質    … 11.5g
・たんぱく質 …   5.0g



③ やさしいおやつに対する憧れ


『体にやさしい』おやつに憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。私も、そのうちの1人です。

なぜなら我が家には、体にやさしくない甘いモノが、たくさん存在するから。甘いモノ大好きな母と妹によって、毎日のように買い足されていくのです。病かと思うほど依存している姿は、時に怖くなります。

母のこれ以上の体重増加対策に、おやつを作りはじめました。いろんな料理本を読みましたが、そのうちの一冊が『ホーローバットで作る 体にやさしいお菓子』でした。

材料をひとつずつ選んで、手を動かして、食べてくれる人のことを思いながら、お菓子を作る。
お菓子作りは、できたお菓子を食べる喜びだけでなく、作る時間ごと楽しめる、貴重なひととき。

『ホーローバットで作る 体にやさしいお菓子』より


7人の人気料理家さんがレシピを紹介しています。美味しそうなレシピも、やわらかな文章も素敵で、憧れの料理家さんたちが選んだ言葉を読んでいると、より一層お菓子を作ってみたくなりました。



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