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息子の発達を芯から受け入れてないから、モヤモヤしてたんだ。


今日は地域の講演会に参加してきました。

内容は、子どもの発達支援が必要な場合、どうやって就学先を見つけるか?とのお話。

そもそも、なぜこの会に参加しようと思ったかというと、娘の就学前健診にさかのぼります。

就学前健診とは、小学校入学前に行われる健康診断のこと。
心身の健康や発達の状況を確認し、サポートが必要な場合、早めに治療や支援につなげることを目的にしてます。

娘と、通う予定の小学校に行ったときのこと。

校内で泣いてしまったり、騒いでしまったりする子を拝見しました。初めての場所だと緊張するよねと思いつつ、2年後の息子を想像して、一抹の不安が膨れ上がっていきました。

息子はどこの小学校に通えるのだろう?
息子は適切な学校に行けるのかな?
そもそも、息子が必要としてる場所とはどこなんだろう?

不安が頭の中を、グルグルと駆け巡るようになりました。

不安を抱えながらも、いつも通りに発達支援センターで集団支援を受講。帰り際に、職員さんから冒頭の会が開かれることを教えてもらったのです。

講演会では、先輩ママさんの経験談を細かに聞けました。

そこで、私の不安の正体が判明!

  • 知らないから不安になってた

  • 息子の状態を芯から受け入れてなかった

1つずつ解き明かします。

知らないから不安だった

就学先といえど、複数あります。

  • 小学校の通級指導学級

  • 小学校の支援学級

  • 特別支援学校

お子様の困りごとや課題によって、適切な場所に振り分けられます。こんなに細やかなんだ。
自分が小学校のころからアップデートされてなかったので、当時とのギャップに驚きます。

自分たちが住む地域はどうだろう?
と知ったら、不安が軽減しました。

知らないからこそ、不安が増幅してたんだ。

そして、なんで私は不安を解消してこなかったんだろうと気づく。

いや、解消できなかった。

それは、どこか息子の現状を認められなかったからに起因してたんです。

息子の状態を芯から受け入れられなかった

愛する息子。
私のかわいい息子。

その想いは揺るぎません。

でも、いざ集団行動している彼を見ると、直視しているようで、どこか人ごとだったのかもしれない。

自分が傷つかないために。

弱いママでごめんね。
ずっと受け入れられなかったの。

お友達と過ごせば、少しずつできることが増えてくると思ってた。もちろん、彼のペースで少しずつ成長してる。確実にできることは増えてる。

でも、やっぱり成長スピードは緩やかで、どんどん周りから遅れていて、正直辛かったんだ。

私の子育てのせいかな?
もっと関われることあったのでは?
逃げてたんじゃない?

いろいろな想いが込み上げてきたけど、結局は周りの目が怖かったんだ。
比較されてるような気がしてた。

だから、シンガポールに移住したときは気楽だった。言語も分からないし多様性の国家だから、どんな人間もウェルカムな雰囲気があったから。

そうだ、そうだったんだ…
と一気に腑に落ちました。

現状に気づけて、これからのアクションは?

不安の大元を突き止められて、私ができる行動は観察すること。

息子は何を苦手としていて、何のサポートが必要なのか?
逆に得意なことは?
好きなことは?
新しい経験をさせたら、どんな反応をするか?

まずは彼の現状をしっかり把握すること。
そして、トライ&エラーで試してみること。
無理強いはしないけど、タイミングを見ること。

冷静に考え出すと、私ができることはいくらでもある。

先輩ママさんの言葉で印象的だったのが、
「感情的にならないこと。子どもの感情に引きずられないで、客観的に見ること。子どもでは思いつかない視点や考えを伝えてみること。」

私は見たくない、辛いと感情的になって、フタをしていたんだ。
時には、それも必要だけどね。
やっぱり辛いときは距離を置いてもいいと思う。

でも、私はやるべきことが分かった。

まずは手先が器用ではない彼が、どうしたら生活が楽になるか考えてみよう。

自分の思い通りにならなかったときに起きる癇癪を受け入れて、どうしたら良かったか何度も何度も繰り返し伝えてみよう。

言葉で伝え合う楽しさを、繰り返して体験してもらおう。

いつもニコニコしてる私の天使。
ママの感情を誰よりも早く察して、笑わせてくれる息子。

彼が伸び伸びと暮らせるように、芯から受け入れよう。

今気づけたことに感謝。
惜しみなく経験を話してくれたママさん、ありがとう。会の存在を教えてくれた職員さん、ありがとう。

帰ってきて、すぐに資料に目を通してくれた夫よ、ありがとう!

みんなに協力してもらいながら、やれるだけやってみます。

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