荻田泰永 著「考える脚」を読んだ。

数年前にこのnoteを始めていろんな人をフォローした。
いろいろな人の記事を読んでいると「荻田泰永」という人がオススメに出てきた。

全く知らない人だ。
だけどなんとなく気になってクリック。

北極冒険家。

記事をひとつ読んでみる。

なんだろうこの言葉の重み。
言葉の端々に思考の跡がにじみ出ていて物凄く心に入ってくる。

すぐにフォローした。
そして時間があるときに記事を最初から読んでみることにした。

文章がとても面白い。
面白いって表現はなんだか軽すぎるな。
思考のすべてを咀嚼してちゃんと言葉にしてる感じ。
とにかく引き込まれる。

「考える脚」という著書があるのは知っていたが、積ん読がかなりあったのでそれが少なくなったら買おうと思っていた。
んでここ最近のコロナ禍で時間が出来たのでアマゾンで購入。

買ってから少しおいていたんだけど「あ、そういえば買ってたんだった」と手に取り読み始める。
するともう一気に読み終えてしまった。

内容は全3章に分かれていてどれも本当に興味深い。
1章の「冒険と無謀の狭間 ‐北極点無補給単独徒歩の挑戦(二〇一四年)」にはとにかく引き込まれた。

一歩間違えると簡単に命を落とす環境で冷静な判断を下すためには。


本当に面白かった。
そして物凄く面白い人なんだろうな荻田泰永って人は。

「事実は小説よりも奇なり」

まさにそれ。

本当にオススメ
買ってよかった。

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