『矢沢永吉』

昨日の武道館ライブ中止で
残念です

50周年、新国立競技場の
ライブをブルーレイで観ました

「アイラブユーOK」
「ファンキーモンキーベイビー」
たまりませんよね

矢沢永吉を考察する時に
いつも思うんです
運があるヒトだなあと。

だって、横須賀のライブハウス
『ゴールデンカップ』
まだキャロルの前のままで
プロデビューしていたら
ここまでは、来れてない
そう思います

当時の
スパイダースのマチャアキや
タイガースのジュリーに優れる
訳がない
下っ端ボーイで終わった
ペコペコペコで歌番組に
いちどは出ても、そこまで。
だから、この路線ではない
上がる階段を探した
ドアは、どこにあるんだ

そこで
バンドが解散して、ジョニーと
出会う
曲はあっても作詞と
ブランディングが出来てない
川崎のジョニーの母親さんが
やっていたスナックでミーティングしたと
思います

テーマは
『黒サングラス、革ジャン、リーゼント』
ロックンロール
下から上の時代だとの認識は
なかったかもしれないが
『不良ビジネス』
ツッパリという言語があつた
音楽には絶対の自信があった
あとは売り方

直感した
みんなの意見を聞いて
マッシュルーム髪で唱うのは止めた
ワルのイメージでゆくのも手法  
共感してもらえる
上よりも中間や下で
必死に生きてる応援歌

時代を見てみろ
若者は、受験生か暴走族
落ちこぼれというワードがはびこる
どんなビジネスでも時代と
無関係では成立しない
どんな名曲でも営業は必要
テレビに出してもらえない
相手にされないならば
ショーケンには未来永劫に勝てない

だから黒革ジャンで衝撃デビューをした
そして解散
ここも矢沢永吉はツイていた
ソロになつていろいろ考えた
銀座の黒服が言ってました
「矢沢さん、つかわないんだもん」

ミエを張らないのは
バカ銭を使わないのは
幼少時の体験からなのか
伝説をつくっていたと思う
ここからは記さないが
軍師は、テメエ
つまり自分で考えて転んで起きた

不良のあとは何だ
ワル文化は長く続かない

令和のいまは、『アニメ』
アニメーション
エンタメ
『チイカワ』
そこには、いかない
キャラが違う

年齢を重ねて、そこには
いけない 
いかない

だから
いいひとで、普通でいこう
芸能人特有のクスリや夜遊びや
ナオンはやめて、音楽でいこう
50年
ウラ社会とか宗教とか
不動産とか誘惑に負けないで
ステージに立って転んだときに
気がついた
「オレは矢沢永吉なんだ」
カッコよさで、ジュリーに
挑まなかったからこそ
ウラ社会と関わらなかったこそ
宗教に関わらなかったこそ
政治に関わらなかったから
仲間と思ってたスタッフに裏切られたり
騙されたり、してもリベンジしなかった
  
だから娑婆にいられる
斧もって、この野郎とやっていたら
芸能人でよく見る、落ちてゆく
人達と同じ運命
我慢、我慢したと思いますよ
だから、
ひとりになれば泣いてた
元奥さんの事や昔を思いだせば
みんな同じです
だから
こころと身体をもつた人間が
いかに悲しく、せつないか
メロディにしてます
だから
50年 やつてコアな支持者を
持てた

シンガーだけではなく
フィロソフィーを感じる
スーパースーパーですよ
ゆつくり休んで
体調回復を祈念しております

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